2005/05/29

拉通ファイナル!2日目

よいよ2年間の営業最終日。
千葉拉麺倶楽部「拉通」ファイナルイベント2DAYSの
2日目イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。

まず昼の部はついに復活した「中華そば奥村屋」。
拉通イベントでは以前も閉店された「らーめん大吉」さんに
1日限定の復活をお願いしたことがありましたが
今回の奥村屋は、6月4日よりの完全復活。
その前哨戦的なイベントとなりました。

ra2okumuraya1年振りに蘇った中華そばは
より繊細な味わいと大胆な麺になっていました。
松戸時代の常連さんも多く駆けつけて
フロアの奥様や厨房の奥村さんと
談笑されているのが印象的でした。

平打ちの自家製麺になって茹で時間が増えたことと
ボリュームが増えた(中華そばで200g、つけそばで300g)こと。
そして何よりも復活最初の一杯ということで
お客さんが2品頼まれる方が多かったこともあって
作る側も食べる側も時間がかかってしまって
最初の1時間くらいはなかなか行列が進みませんでした。
しかし、病気を克服された奥村さんの気合いは十分で
厨房では鬼のようなオペレーションを見事にこなされてましたね。


そして夜の部は「ra2ファイナル」。
これまでの拉通でのラーメンは
すべて私が監修して、川崎君や工藤君と
キャッチボールしながら作って来ました。
しかし最後の一杯は、やはり川崎君自身に
自分の思い、自分の考えをお客さんにぶつけて貰おうということで
敢えて私は創作に一切タッチせず、完全に川崎君に任せたラーメンでした。
ただお客さんにお出しする30分前に
試食して、バランスなど気になる部分を2、3指摘しただけです。

まず誤解のないようにいえば、美味しい出来になっていたと思います。
特に中盤から後半にかけて濃度が出てきたあたりはよかったですね。
ただ敢えて言うならば「頭でっかち」になってしまった一杯かなと。
あれもこれもと、思いついたアイディアを詰め込み過ぎて
全体的なバランスを欠いてしまったことは否めませんでした。
ラーメン店では珍しい「タジン鍋」を使うことに喜んでるのはいいのですが
そもそもその使い方自体が間違っていましたし(^^;
オリジナリティを出そうと思った結果、そのやる気が空回りして
非常にありがちな一杯になってしまった点はちょっと残念でしたね。
お客さんの反応も同様の方が多かったように思います。
今回の反省を今後に活かして貰えれば、そんな風に感じた一杯でした。

いずれにしてもどちらのイベントも長い行列が出来て
地元の方はもちろん、千葉の拉麺好きに愛されているお店に
2年間で成長したのだなぁと感じることが出来たイベントでした。

2年間、本当にありがとうございました。
また面白いことが出来る時がくれば…。
その時まではひとまずプロジェクト終了ですm(_ _)m

【奥村屋@ra2イベント】
【ra2 FINAL@ra2イベント】

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2005/05/28

拉通ファイナル!1日目

年間の活動に終止符を打つ
千葉拉麺倶楽部「拉通」。
その2周年にしてファイナルイベント2DAYSの
初日イベントが本日行われました。

まず昼の部は大網の人気店「ラーメンみたけ」。
拉通イベントの目的の一つにあるのは
やはり遠方のお店の味を楽しんで貰いたいということ。
我々ラーメン好き、食べ歩き好きにとっては
大網などは普通に出かける場所ですが
普通のお客さん、特に稲毛海岸にいる一般の方は、
まずラーメン一杯食べるために
千葉から大網までは出かけません(^^;
そういう方たちに食べて欲しかった、という部分がありました。

実際、お店の外で拉通の常連さんや
HPで知り合った方たちと立ち話をしていても
みたけは未食という方がかなり多かったんですね。
そして今度は大網まで行ってみます、なんて方も多かった。
お願いしてお呼びしてよかったと思いました。


そして夜の部は成田の「麺屋こうじ」。
青山さんにお願いした当初は、みたけと同じ発想で
成田や柏までは食べに行かないというお客さんに
こうじのラーメンを食べて欲しいという思いでした。
しかし、どうせなら成田や柏時代のお客さんにも
喜んでもらえるイベントにしたい、と考え直して
青山さんに柏時代のレシピ再現を提案したんです。
青山さんも面白がって乗って下さいました。

ra2koujiそして完成したラーメンは
私の想像を遙かに越える味でした。
「いやー、やっちゃいましたね」と青山さん。
柏時代のレシピを元にはしているものの
使用している素材の質、量、そして仕込みの手間。
全てがパワーアップしているラーメンでした。
動物系の濃度はバッチリ、節系ガッツンガッツン。
原価率一切無視、これがまずいはずがない。
イベントラーメンの本質というか
「一夜限りの味」になっている一杯でした。

昼も夜も行列は常時10名ほどで途切れることなく
どちらも2時間程度で100杯を完売しました。
待っているお客さん的にも、お出しする側的にも
いいイベントになったのではないかなと思います。

【みたけ@ra2イベント】
【こうじ@ra2イベント】

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2005/05/26

5/29 ra2イベント「ra2 FINAL」

月28,29日のra2イベント2DAYS。
イベント2日目、29日(日)夜の部
ra2自らが最後のイベントに登場します。

2003年5月31日プレオープン、6月1日「末広家×増田家」で幕を開けた
週末限定営業のラーメン店、ra2。
2年間で200日ほど営業した計算になるのでしょうか。
いずれにしても長かったような、短かったような。
ここのところラーメン劇場にいることが多かった工藤も
久々に稲毛海岸で最後の営業に参加します。

ra2最後の一杯をぜひお楽しみください!
 
 
【ra2 FINAL@ra2イベント】

日時:5月29日(日)午後6時〜100杯限定
場所:稲毛海岸・千葉拉麺倶楽部拉通(ra2)
メニュー:拉麺(700円)

【ra2 2nd Anniversary詳細】

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2005/05/25

5/29 ra2イベント「奥村屋」

newokumuraya月28,29日のra2イベント2DAYS。
イベント2日目、29日(日)昼の部は
昨年惜しまれつつも閉店した、名店「奥村屋」が
ついに1年余振りに復活します。

2000年6月に松戸にオープンした奥村屋は
開店早々ラーメンフリークの注目を集め、
一躍千葉のみならず、関東でも知られる
超人気店になりました。
しかし無理がたたって、体調を崩して休みがちとなり
昨年4年の歴史に幕を閉じました。
その後、病魔との戦いに勝った店主奥村氏は
再び奥村屋をスタートさせることを決意。
来る6月4日に新柏の自宅にて「新・奥村屋」を
オープンさせることになりました。
かねてからの念願であった自家製麺に挑戦し
平打ち極太の衝撃的な麺が誕生しました。

伝説復活、奥村屋復活最初の一杯をぜひra2でお楽しみください!
 
 
【中華そば奥村屋@ra2イベント】

日時:5月29日(日)午前11時〜100杯限定
場所:稲毛海岸・千葉拉麺倶楽部拉通(ra2)
メニュー:中華そば(680円)特製中華そば(880円)
     つけそば(700円)特製つけそば(900円)

【ra2 2nd Anniversary詳細】
【奥村屋@松戸(閉店)レポ】
【関連記事】奥村屋の復活

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2005/05/24

5/28 ra2イベント「こうじ」

kouji月28,29日のra2イベント2DAYS。
初日の28日(土)夜の部は成田の人気店
「麺屋こうじ」が1日限りの味を提供します。

中華料理の世界からラーメンの世界へ。
店主の青山さんは茨城の人気店佐貫大勝軒で修業後、
2003年に田代浩二グループ初の千葉県内出店となった
「麺屋こうじ」の店長に就任。
濃厚な動物系スープと魚介ダシのラーメンに
生クリームの入った味玉など、話題と人気を集め
一躍柏のラーメン人気に火をつけたお店です。

その後、成田へ移転しラーメンの味も進化しましたが
同時に柏時代の味を評価する声も消えません。
そこで、今回のイベントでは柏で人気を博した
2つのメニューのレシピを元に、1日限りのラーメンを創作。
千葉のラーメン界に衝撃を与えたあの味が蘇ります。

原点回帰、この日しか食べられない究極の味をぜひra2でお楽しみください!
 
 
【麺屋こうじ@ra2イベント】

日時:5月28日(土)午後6時〜100杯限定
場所:稲毛海岸・千葉拉麺倶楽部拉通(ra2)
メニュー:味玉ラーメン(780円)つけ麺(680円)

【ra2 2nd Anniversary詳細】
【こうじ@柏(移転)レポ】
【こうじ@成田レポ】
【麺屋こうじHP】

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2005/05/23

5/28 ra2イベント「みたけ」

mitake月28,29日のra2イベント2DAYS。
2日間で4つのラーメンが楽しめる
ra2ならではのスペシャルイベントです。
初日の28日(土)昼の部は大網の人気店
「ラーメンみたけ」が登場します。

サラリーマンだった店主の池田さんが、
独学でラーメンを完成させて開業したのが
2001年はじめのことでした。
それまでいわゆる本格的なラーメン専門店のなかった
外房大網の地に登場したラーメンは
すっきりした和風ダシの香る無化調ラーメンで
以来人気を呼び続けています。
地元の老若男女のみならず、県外にもファンが多い
県内屈指の人気店がra2に登場します。
大網で人気の「特製ラーメン」をはじめ
4つのラーメンをメニューにご用意しました。

店主の池田さんは
「自分のラーメンが稲毛海岸という住宅街のお客さんに
 受け入れてもらえるのか、挑戦する気持ちで頑張ります」
と、イベント参加を快諾して下さいました。

千葉を代表する無化調ラーメンの名作、ぜひra2でお楽しみください!
 
 
【ラーメンみたけ@ra2イベント】

日時:5月28日(土)午前11時〜100杯限定
場所:稲毛海岸・千葉拉麺倶楽部拉通(ra2)
メニュー:みたけラーメン(600円)
     煮玉子ラーメン(700円)
     角煮ラーメン(840円)※10杯限定
     特製ラーメン(940円)

【ra2 2nd Anniversary詳細】
【みたけ@大網レポ】
【ラーメンみたけHP】

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2005/05/19

拉通プロジェクト終了

然ですが、2003年6月1日にスタートした千葉拉麺倶楽部「拉通」が
5月28,29の2周年イベントをもって閉店することになりました。
週末のみ、別のラーメン店舗を間借りしての営業でしたが
丸々2年間、長い間本当にありがとうございました。

同時に6月中には「らーめんむつみ屋稲毛海岸店」も閉店し、
その後新しいラーメン店へと生まれ変わります。
その新しいラーメン店は、拉通イズムを引き継いだ形で
営業が出来ることになると思います。
詳しいことは決まり次第、またこの場やHP上でご報告いたします。

今週末、21日と22日の営業が通常営業の最終日。
レギュラーメニュー、並びにGの販売はこの日までとなります。
また28日と29日は2周年スペシャルイベント2DAYSです。
「ラーメンみたけ」「麺屋こうじ」「中華そば奥村屋」の名店3軒と
拉通のファイナルイベントの4本立てとなります。
各イベントの詳細についてもこの場やHPで随時発表していきます。
あと4日間の拉通営業。ぜひ足をお運びください!

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2005/05/18

奥村屋の復活

okumuraya村屋が復活します。
2000年6月、松戸にオープンしたあの奥村屋です。
昨年体調を崩し惜しまれつつも閉店したあの奥村屋です。

場所は東武野田線「新柏」と
常磐線「南柏」のほぼ中間地点。
もうそこは完璧な住宅街の中で、
店主奥村さんの自宅を店舗として使用します。
自宅のリビングを客席にしていますが、元々モダンな雰囲気で
フィフティーズのテイストが感じられるお洒落なお部屋を
そのままお客さんに開放することになりました。
また、これまで物置だった場所を厨房に改造。
以前よりも大きな厨房で設備も立派なモノが揃いました。

麺はかねてから念願の自家製麺になりました。
切り刃10番の太麺で、加水も高めの麺です。
お腹いっぱい食べて欲しいと、ラーメンで200g
つけ麺で300gのボリュームにするそうです。

昨年になってから体調を崩して休みがちだったお店を
完全に閉めたのが6月のこと。
不動産屋さんに鍵を返したのは、
奇しくも4年前にオープンした日だったのだそうです。

奥村屋といえば、その衝撃的な味もさることながら
他の部分においても話題を呼んだお店でした。
中でも以前のお店ではよく「小学生以下お断り」の話と
店主の接客の悪さが話題になりました。

「小学生以下お断り」に関しては、
厳密に言えば混雑時、午後2時まではお断り。
この理由はまず混雑した店内に幼児、児童がいると
物理的に危険だということと
駅近くの立地だったこともあって、お昼時は会社員や学生で
どうしても行列が出来ているので、食べるのが遅いことで
待っている人にも迷惑がかかることと、
親が急かしたりなどしてゆっくり食べられずに
子供が可哀想だということでした。
(無論、回転が悪くなるという経営面での判断も
 少なからずはあるかと思いますが)
だから混雑のしない午後2時以降に入店を御願いしていたのですね。

また接客の悪さに関しては、これはあくまでも私見ですが
そもそも接客、というものに向いていない人なのだと思っています。
これはコック上がりというか、職人さんにはよくあることですが
厨房、クローズドキッチンで仕事をして来た人の中には
ラーメン店のようなオープンキッチンが苦手な方がいる。
分かりやすくいえば、仕事中に愛想なんか振れない、ということです。
しかし、それをやらなければいけないのがラーメン屋さん。
奥村さんは本来はオープンキッチンスタイルのラーメン屋さんには
あまり向かない人なのかも知れません。

この2点について、新・奥村屋はどうなのか。
まず小学生以下お断りに関しては完全に無くなりました。
これは立地が変わり、客層も変わったわけですから
当然のことだろうと思いますし、
今回はリビングを使った客席になりますから
カウンターなどとは違って安全性も高いでしょう。

また奥村さんの接客については
ご自身も問題点があることは認めていらっしゃって
今回の店舗ではラーメン作りに集中出来るようにと
クローズドキッチンにしてあります。
接客は奥様が行うことになるのだろうと思います。

奥村屋が閉店して、体調なども気になって
何度となく連絡を取っていたのですが
いつの頃からか携帯も解約されていて
音信不通状態が続いていました。
他のラーメン店主さんも同様に連絡が取れなくなったと
心配していたところ、春先にようやく連絡が取れました。

それまでは「更年期なんですよ」と言っていた病気が
大病だったと知らされたのはその時のことでした。
先月から復活へ向けて準備を進めてきたのですが
病から奇跡的に快復した奥村氏の復活に懸ける思いはもの凄く
当初はもっと早い時期でのオープンを考えていたのを
ゆっくりと準備して万全の状態でやりましょうと抑えた程(^^;
そのくらい元気になっています。

と同時に大病したことで、物の見方や考え方も
随分変わったのだと話してくれました。
それまでは美味しいモノを提供することがサービスだと
公言して憚らなかった奥村さんが
美味しいラーメンをいい雰囲気の中で食べて欲しいと
感じるようになったのだといいます。
それもその変化の一つなのかも知れません。

何はともあれ、千葉を代表する名店の復活です。
美味しいラーメンの復活を、奥村さんの復活を
素直に喜びたいと思います。
そして、今度は無理のないように
長く美味しいラーメンを提供して貰えるよう
奥村さんには頑張っていただきたいと思っています。

あとは1年のブランクがどうなっているのか、
自家製麺の出来映えはどうなのか、
新しいお店の雰囲気はどうなのか、などなど
ラーメンフリークが注目するポイント目白押しの
新・奥村屋の開店を待ちましょう。
オープンは6月4日(土)を予定しているそうです。

あ、その前に…。
拉通でのイベントに奥村屋が登場です。
開店よりも一足早い、5月29日(日)午前11時。
復帰最初の一杯、渾身の一杯をぜひ稲毛海岸でご堪能ください。

BBS【復活】中華そば奥村屋@新柏
【奥村屋@松戸(閉店)レポ】

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2005/05/08

2nd Anniversary in ra2

2ndる6月1日に
拉通が開業2周年を迎えます。
そこで昨年同様、今年も今月28,29日の2日間、
拉通2周年記念イベントを行います。

昨年の1周年記念イベントも2日間のイベントで
初日が「ガンジーラーメン」「うまかつ1号」
2日目が「柳麺ちゃぶ屋」「麺魂(MENSOUL)」
2日間で4つのラーメンを提供するイベントでした。
今年も同様のスタイルでイベントを行います。

28日(土)29日(日)両日ともに
昼の部は11:00〜100食限定、
夜の部は18:00〜100食限定を予定しています。
ちなみに参加店の方とは現在最終調整中につき
正式な発表は来週以降になるかと思いますが
いずれのお店も実力店揃い、昨年同様
素晴らしいラインナップになったと
自負していますのでお楽しみに。

ちなみに29日(日)夜の部は
ra2としてイベントラーメンを作ります。
どんなラーメンになるかはまだ分かりませんが
1日限りだからこそ出来る味、に挑戦しようと思っています。

【ra2 2nd Anniversary】
【ra2 1st Anniversary】

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2005/05/06

GTFM

いに行くところまで行ってしまいました。
史上初、アイス乗せラーメンの完成です(爆)
5/7より「GT」のF仕様を頼まれた方のみ
「Mで」と言えばこのラーメンが出てきます。
今回はこの開発秘話(秘話って程でもないが)。

超ニンニクラーメン「G」の激辛バージョン「GT」。
これの更に上をいく「GTF」の話はすでにしたと思います。
これをモリカツやまさみつに食べさせた時のことです。
彼らの味蕾は完全に破壊され(爆)
F仕様ならではの激痛に悶絶していました。
そこで彼らは「水!」「氷!」と叫んでおりました。

意外にご存じでない方も多いのですが
激辛のモノを食べた時に水を飲むのは自殺行為です。
なぜならば、辛味成分のカプサイシンというのは
一応水溶性ではありますが、冷たい水だと溶けにくく
口の中に成分が広がって、より痛みが広がるのです。
冷たい水や氷で痛みが和らぐのはほんの一瞬。
あとはそれ以上に痛みが広がっていくのです。
逆に油分で中和されやすいので、冷たい水や氷よりも
むしろバター舐めている方が理にかなっています。
今ra2で出している牛乳なんかは正にうってつけ。

という蘊蓄を悶絶している彼らの前で散々語った後で(笑)
水の代わりにアイスクリームを出してやったのです。
アイスを口の中に頬張って、モリカツが一言。

「このアイス、最初からラーメンに入れたらどうッスかね」

言ったモリカツやまさみつは大爆笑。
もちろん冗談のつもりで言ったわけですが
私と川崎君は思わず目を合わせてマジな顔。
次の瞬間にはアイスを丼に投入しておりました(笑)
何しろ焼いたサンマをまるまる一匹ラーメンに乗せた男達ですので
アイスくらい屁でもないと(^^;。

そして非常に美味しかった、と。
いや、ホントなんだってば。

え〜、納得がいくように話をしますとですね。
味噌ラーメンなどにバターは合いますでしょ。
チーズが合うのも同じことで、乳脂肪分はラーメンに合うと。
だからアイスクリームも合うと。
ここまでの話に無理はないよね。

普通のラーメンならば、それでもアイスの甘さや香料が
絶対に邪魔をするはずですが
GTFならばそれを上回る辛さと香りがありますので
それも問題がないと。
うん、整合性がとれている、理にかなった話じゃないか(笑)。

gtfmそれよりも何よりも、このビジュアル。
ラーメンの丼の中央に丸いアイス。
見たことがない衝撃的な絵ですよねぇ。
ラーメンの歴史上で、これまでラーメンに
アイスを乗せた人がいただろうか!(バカ)
(ちなみにかの林家木久蔵師匠は揚げた中華麺とアイスの組み合わせを
 かつて木久蔵ラーメンで出したことがあるとおっしゃってましたが)

GにしてもGTにしても限定モノです。
いつかは当然メニューから消えていく宿命。
興味のある方は、今のうちにアイス乗せラーメンを食べておいて下さい。
おそらく一生で2度と出会うことはないでしょうから(^^;

しかし、真面目な話、びっくりするくらい合うんですって。ホントに。

【GTFM@ra2】
【関連記事】GTF

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2005/04/29

超激辛への長い道程

れって怖い。
辛いモノも慣れると甘くなるんです。
これ、ホントなんですから。

ひょんなことから迷い込んでしまった激辛の世界。
最初は超ニンニクラーメンGを担担麺風にアレンジして
超ニンニク超激辛ラーメン「GT」を作ろうと思ったわけです。
しかしそのGTを辛くないと言われてしまった瞬間から
長い激辛への道が始まったわけです。

メキシコで料理修業を重ねた経験を持つ
さすらいのラーメン職人、川崎君は
今や激辛ソースオタクと化してしまいました(^^;
なんだか毎週新しい激辛アイテムが
ra2の厨房に増えています。

357今回のソースはZというラベルと
357というラベルの2本。
前者は「nothing beyond Z」といい
フルーティな香りが一瞬だけしますが
あとは悶絶してしまいます。
後者は「MAD DOG」という名前のソースで
これはもう激痛に近いものがあります。
ラベルの357とは357,000スコビルのことです。
以前お話しした「AFTER DEATH」の10倍。
タバスコの180倍くらいの辛さということになります。

もうここまでくると、食品ではありませんね。
危険物、として扱わなければいけません。
何しろ瓶の裏には「WARNING」の文字が。
以下書かれている注意書きを列挙いたします。

EXTREMELY HOT!
まぁ、これはいいとしましょう。
AS A FOOD SUPPLEMENT ONLY,
ふむふむ…
ONE DROP AT A TIME
ここらへんから怪しくなって来ました(^^;
1回に1滴、ですから。

そしてこの後の文面はもはや食品の注意書きではありません。

AVOID CONTACT WITH EYES AND SENSITIVE AREAS
そりゃそうでしょうけども…。
わざわざ書かれると、妙に気を使ってしまいます。
しかしセンシティヴエリアってのがちょっとセクシィ(バカ)
USE RESPONSIBLY. KEEP AWAY FROM CHILDREN.
USE RESPONSIBLY…。正に自己責任の世界です…。

このZの方が先に届いたのですが
「こんなの喰えね〜よ!」と皆で騒いでいたのですが
その後に357が来て試してみたところ
私たちはZに甘みすら感じるようになっていました。
慣れってホント怖い。

ちなみにGTのF仕様というのは
あくまでもGTのレシピの配合を元に
唐辛子部分をより強くとったバランスであって
これらの激辛ソースを使っているわけではありません。
これらのソースはGTFでは物足りないという方のための
最終兵器だとお考えくださいませ。

GTFをもし食べて「あんま辛くないじゃん?」と
思った方は、ぜひ「Zを」とお申し出ください。
卓上にZの瓶を御用意いたします。
それでもまだ辛くないぞ、と思われた方は
勇気を持って「357」とつぶやいてください。
卓上に357の瓶をお持ちいたします。

あくまでもGTFをご注文された方のみの特権です。
ぜひ私たちも体験した未体験の刺激をどうぞ>Fさん、S@Kさん

【Z】
【357】
【関連記事】激辛への道程

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2005/04/22

GW限定第2弾「GW」5/1限定

休日替わりラーメン第2弾。
5/1限定のラーメンはその名も「GW」(爆)
超ニンニクラーメンGのWバージョンです。

gwG、GT、GTFと出していて
ゴールデンウィーク=GWとは正にうってつけ(笑)
しかもGのWですから、こじつける必要がない。
そのままWにすればいいわけですから(^^;

ただでさえニンニクが多くて、食べた人からは
翌日以降の仕事に差し支えると不評のラーメンだけに、
あれ以上のニンニクを加えることは難しかったのですが
幸いにして大型連休、どうせ1週間は休みでしょ、と。
だったらとことんニンニクでもいいんじゃん?みたいな。

しかし単純に麺の量や具を倍にしただけではありません。
通常のGはニンニクポタージュと仔牛スープのブレンドですが
このGWはニンニクポタージュのみを使用しています。
(当然若干飲みやすくするために希釈してはいますが)
スープには動物系素材ゼロ、ニンニクのみを使用しています。
試作段階でお蔵入りとなった、正に「幻のG」なのです。
当たり前のことですが、バランス等を含めて、遙かにGの方が美味いです。
このGWはあくまでもGを食べた方の次のステップなのです(笑)

5/1の1日限定。30杯限りのラーメンになります。
ぜひお越し下さいませm(_ _)m

【GW日替限定ラーメン@ra2】
【関連記事】G

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2005/04/21

GW限定第1弾「鮭拉」4/30限定

年の大型連休、ra2は平常営業です。
つまり連休中も土日は拉通、それ以外はむつみ屋です。
しかし、せっかくのゴールデンウィークです。
何かスペシャルなラーメンを作りたいじゃないですか。

というわけで、
4/30,5/1の2日間、拉通では日替わりで
2つの限定ラーメンをお出しすることになりました。
その第1弾、4/30限定のラーメンが「鮭拉(しゃけらぁ)」です。
これは先月から今月頭まで、竹麓輔商店@ラーメン劇場で出していた
ra2工藤が創作した「神春淡麗」を更にバージョンアップさせたモノです。

shinshunスープは茜鶏と日向地鶏、2種類の地鶏に
北海道産鮭冬葉のダシを加えたダブルスープ。
油には鮭身油と鮭冬葉油を使用。
具には鮭の身を使って作った特製「鮭チャーシュー」。
今回は炭火でこんがりと両面を焼き上げています。
麺は東京カネジン食品に特注した鮭拉専用麺。
添えられた刻み海苔とわさびが爽やかさを演出する
鮭を十分に感じさせるラーメンです。

4/30の1日限定。30杯限りのラーメンになります。
ぜひお越し下さいませm(_ _)m

【千葉拉麺倶楽部 拉通】
【関連記事】工藤の鮭チャーシュー

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2005/04/16

GTF

氏の挑発的な一言により
GのTにFが出来てしまいました(なんのこっちゃ)

ことの次第はHPのサブ会議室のこのやりとり
読んでいただければ分かると思いますが
これから書くことは川崎君にはまだ話していません。
彼はここでFの真実を知るのです(爆)。

F氏がGTを食べた翌日、私は彼と会いました。
その時に、F氏は私にこう言ったのです。
「いやぁ、ああやって言えば川崎君が悔しがるかなと思って(笑)」

ちなみに川崎君のF氏への感想は
「今日のコメントちょっと悔しかったです」

完全に読み切られております、川崎。
完全に手玉に取られております、川崎。
完全に敗北です、川崎。
負け犬川崎。

さぁ、どうする川崎?
 
 
 
 
 

こうやって、日に日にGTFは辛くなっていくのです(爆)

【G&GT@ra2】
【関連記事】GT

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2005/04/14

激辛への道程

辛の食べ物ってありますよね。
私は激辛に関して得意か苦手かと聞かれれば、
どちらかといえば得意な方と答えるようになりました。
というのも、最近になってその自覚が芽生えたというか(^^;

私がプロデュースしている拉通では「辛拉」という名前で
これまでに数々の辛いラーメンを創作してきました。
そして今は「GT」という究極の激辛ラーメンを出しています。
それらの試作段階で感じたのは、割と私は人よりも辛いものが平気ということ。
スタッフが辛い辛い、といっているモノでも案外いけてしまう。
もちろん辛いことは辛いですし、頭から汗もかきます。
でも耐えられないほどではない、というか結構後を引く。
思い起こせば小さい時に熱海駅前にあった「アラスカ」というカレー屋さんで
水を飲まずに辛いカレーを食べておじちゃんに褒められたことも。
(このお店では積極的に水を出さないお店でした)
もちろん今でもサンライン@高輪で抹茶アイスをゲットしています(笑)
(このカレー店は水が一切出ない店で、完食するとアイスがもらえます)

そんなことを知ってか知らずか、
以前あるラーメン屋さんから凄い激辛ソースがあるという話を聞き
過日実際にその問題のソースを体験させて下さいました。
目の前に置かれたソース瓶にはドクロの絵が描かれ
そこには「AFTER DEATH」の文字がありました。
その絵も面白いですが、ネーミングも秀逸じゃないですか。
遊び心満載の商品といえるでしょう。

唐辛子などの辛さは「スコビル」という単位で表すのだそうですが、
この「AFTER DEATH」はおよそ35,000スコビル。
タバスコが約2,000スコビルですからその18倍の辛さということになります。
言い方を変えれば、タバスコを普段18滴垂らして食べている人は
1滴で十分だということになるのでしょうか。
たとえ1滴であっても、食べた瞬間から汗をかきます。
しかししばらくしてくるとその辛さに慣れてくる。
そして慣れてくると「結構うまいじゃん」ってことになります。

一度こういうモノの存在を知ってしまうと気になるのが悪い癖。
後からネットを使って色々と調べたところ、
世の中にはこのような激辛ソースが腐るほど存在し
またそれを喜んで買っている人たちも多いようなのです。
どんな世界にもサブカルチャーはあるものです(^^;

mdそしてこの「AFTER DEATH」ソースは、
その世界では有名な「ブレア社」の
デスシリーズの入門編のようで。
DEATH→AFTER DEATH→SUDDEN DEATH→MEGA DEATHと
その辛さはどんどん凄みを増して続いていきます。
シリーズ最高峰「MEGA DEATH」ともなると、
その辛さ何と550,000スコビル。
これはタバスコのおよそ275倍(^^;
つまりタバスコを普段275滴垂らしている人は…もういい?

しかしMEGA DEATHって聞いて、それが調味料と誰が思うのでしょう?
私が真っ先に浮かんだのはもちろんコレね。

もちろん他にも色々なメーカーが激辛ソースを作って
激辛マニアを喜ばせているようです。
そしてそのネーミングがDEATHシリーズに負けず劣らず
楽しいネーミングが揃っています。

例えば…

「SATAN'S BLOOD〜悪魔の血」
「MAD DOG'S REVENGE〜狂犬の復習」
「ROAD TO HELL〜地獄への道」

なんだかB級ホラー映画みたいです(^^;

で、

川崎君にこれらの激辛ソースの話をしたら、
メキシコ出身の血が騒いだようで(出身じゃなかった)
現在着々と色々なソースを取り寄せているそうです。
GTFでは物足りない貴方のために…(ニヤリ)。

いや、もちろん貴方のことですから…(ニヤリ)。

【ホットソースワールド】

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2005/04/09

GT

想外の大反響を呼んでいる
超ニンニクラーメン「G」。
ラーメン好きの方のみならず、県内のラーメン屋さんも
足を運んで下さってくれているそうです。

当初は4月いっぱいの販売を考えておりましたが、好評につき
とりあえず5月いっぱいくらいまで延期しようかと考えています。
そこでよりパワーアップしたGを登場させようと思い
「GT」(Gターボ)を本日より販売開始いたします。

gtGのニンニクスープはそのままに
芝麻醤、辣油、カイエンペッパーなどを加えて
「担担麺」風に仕上げた一品です。
GTのTはターボの頭文字であると同時に
担担麺、唐辛子の頭文字でもあるのです。

ベースのスープはGと同じモノを使用していますが
そこに芝麻醤などの調味料が加わりますから
ニンニク度合は若干ですが薄まることになります。
それを補って余りあるだけの唐辛子系の辛さを加え
火の噴く、まさにターボのラーメンにしようという試みです。

辛さに関しては何度と無く調整が行われて
私と川崎君的にはもうちょっと辛くてもいいのかな、というレベルにしました。
というのも、他のスタッフはそれでも辛くて食べられない、とのことでしたので。
(しかし女性スタッフ1名は「程良い辛さ」と評していました)

でもやはり辛さを求めてくるお客さんには
それでも物足りない、という方がいるんですよね。
某F氏はやはり物足りないとおっしゃいました。
そこで、GTを召し上がってみて、辛さが物足りないという方には
「F仕様」というものを御用意いたしました(笑)
これは半端なく辛いです。

慣れというのは恐ろしいもので
GTを食べ慣れてくると、Gのインパクトが薄れてきます(^^;
しかしあくまでもGTはGのバリエーション。
真髄はGですので、ぜひGを未食の方はこちらからお試しください。

【G&GT@ra2】
【関連記事】G

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2005/04/01

ra2世界進出!の嘘

年4月1日は嘘をつきます。
2001年は「千葉拉麺通信閉鎖」というネタで
ネタばらし後は各方面から相当な顰蹙を買いました(^^;
その後も毎年なんらかのネタを仕込んでます。
毎年やっているので、ネタと分かった方も
わざと乗って煽ってくださいます。
2年前の「幻の店発見」ネタでは
「私も行ってきました!」という書き込みで
後方支援して下さったり(笑)

ra2russiaで、今年のネタはこれ。
「ra2ロシア進出!」(爆)
信じて下さった方もかなりいらっしゃって
激励のメールなどをいただいて申し訳ない限りです。
と、同時になんでロシアなんだよ、という突っ込みメールも多数。
幻の店以来の反響でニコニコしとります(殴打)

しかしこれにはちょっとした裏話があって
実はハバロフスクでラーメン店、という話は本当なんです。
ただしロシアの方がオープンさせるんですね。
話すと長くなりますので、簡潔に経緯を話しますと
現在10期生を募集中の「らーめん寺子屋」に
ロシアの方が相談にやって来たんです。
その方はハバロフスクでホテルを経営されていて
日本のラーメンを現地でも出したいとの相談でした。

色々と現地の事情を聞いている中で
かなり採算が見込めそうな状況で、
それこそ酒の席の与太話ですけれど
「俺たちも日本でやるよりロシアの方が儲かるぞ!」
「ロシアに寺子屋の店を出すぞ!」
みたいな話で寺子屋9期生の方たちと盛り上がったことがあって
それが今回のネタの背景にはあったんですね。

しかし今回のネタ仕込みのために
(もとい、相談してきた方のために)
ハバロフスクについて色々調べてみましたが
知識が増えると感情移入するというか
なんだか親しみが涌いてきてしまって(^^;
一度遊びに行ってみたいなぁと思ったりして。

もし川崎君が独立を考えるようなことがあったら
まっさきにロシアを薦めたいと思っています(爆)

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2005/03/28

新・みそ拉登場!

ra2miso通の人気レギュラーメニュー
「みそ拉」をリニューアルすべく
昨年より試作を繰り返しておりましたが
ようやく完成して来月2日より
販売をスタートさせることとなりました。

1、2作目はKan'sさんこと菅野義正氏に協力を依頼し、
3作目は拉通スタッフのみで作り上げてきた「みそ拉」。
4作目となる今回はらーめん大吉の廣瀬功氏に協力を依頼しました。

昨年秋に拉通にて行われた「らーめん大吉」復活イベント。
惜しまれつつも閉店した大吉が1日限り復活するということで
多くのお客さんが集まったイベントでした。
そこで人気を集めたのが「味噌らーめん」。
また食べたいというご意見が一番多かったのも味噌でした。
そして私自身もまた大吉の味噌が食べたいと思いました。

八丁味噌など数種の味噌にデミグラスソースを加える
その独特な手法が大吉ならではの味噌味になりました。
その基本線は崩さずに、新しい大吉の味噌ラーメンを
ra2で再現することは出来ないだろうか?
早速大吉店主廣瀬氏に打診したところ快諾を得て
新みそ拉の試作は始まりました。

通常ra2ではカネジン食品に麺をお願いしていますが
このみそ拉はやはり大吉の麺を使いたい、ということで
菅野製麺にオーダーし、使わせていただくことにしました。
具には大吉らしく「タン」をチャーシュー替わりに使用。
今回は牛ではなく国産豚のタンを自家燻煙してスモーキーに仕上げました。
ミミガーは当初は刻んでその食感を使おうと思ったのですが
刻むのをやめてそのまま使い、食感とコクを活かすようにしました。
食感が楽しい野菜たちはぬか漬け、浅漬けなど色々と試行錯誤の末
甘酢で和えることでいいアクセントになったのではと思います。

4月2日(土)より1日20杯限定メニューです。
ぜひ稲毛海岸に足をお運び下さいませm(_ _)m

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2005/03/08

麺屋蔵乃助というお店

沢に「麺屋蔵乃助」というお店があります。
昨年オープンしたこのお店は、ra2の経営をしている会社が
新たに自社ブランドとして立ち上げたお店です。
おかげさまで地元の方やラーメン好きの方に
ご支持をいただいているようです。

その店のラーメンの基本的な味はra2と同じ。
つまりra2でこれまで開発してきたメニューを
フィードバックして生まれた店が
藤沢の蔵乃助、ということになります。
基本のラーメンは2種類、「濃厚」「淡麗」。
これはra2の現メニューの「濃味」「淡味」の開発ネームを
そのままメニュー名にしたものです。

とは言ってもやはりra2とは違います。
ra2のラーメンは川崎、工藤の両名が
日々悩みながら到達したラーメンです。
川崎ももちろん蔵乃助の厨房に入ることもありますし
現在お店を任されている須子さんも
川崎から作り方の手ほどきは受けています。
それでも作り手が変わると味は変わる。
レシピが同じでも、仮にスープが同じでも
麺の上げ手が違うだけで味は変わるのです。

その蔵乃助の支店が、今月16日に埼玉に出来ます。
武蔵浦和のラーメン複合施設「ラーメンアカデミー」内に
竹麓輔商店の後を引き継ぐ形で入ります。
川崎もオープン時には厨房で指揮を取ることでしょう。
しかし、いずれは店を任せて稲毛海岸に戻ってきます。

私はra2のプロデュースはしていますが
経営には一切タッチしていません。
当然蔵乃助についても同じ立場です。
だからどうこう言うのはお門違いなのは百も承知です。

しかし、一つだけ。
少なくともra2で出しているラーメンは
複合施設でたくさんの数を売れるラーメンではない。
異様な程の手間がかかって、一杯を作っています。
そして川崎や工藤以外の人間が作れる味でもないのです。

もちろんra2から産み落とされた蔵乃助です。
藤沢同様に武蔵浦和でも人気になることを願っています。
しかしra2はそれ以上のモノを出し続けなければいけない。
そんな風にも思っているのです。

【麺屋蔵乃助@ラーメンアカデミー】

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2005/03/05

gという名前のラーメンが
本日よりra2で販売開始されました。
お陰様で初日は多めに仕込んだにも関わらず
午後1時前には完売となったようです。

仕事柄?というのでしょうか、立場上色々なお店で
メニュー開発などのお手伝いをすることがあります。
とはいえそれはあくまでもアドバイスのスタンスですので
お店の方から聞かれたことに対して答えるというか
あくまでもその主体はお店の方の考えに基づいています。
私としてはお店の方が私に求めている「客の視点」で
好き勝手なことを言わせていただいています。
しかしra2ではまったくそのスタンスや方法論が異なり
私が基本的にメニュー構成やアイディアを投げて
川崎、工藤がそれを形にしていくといった感じです。

私はニンニクが大好きです。
無論ラーメンにニンニクを絞るのも好きですし
ガーリックチップなどの薬味を浮かべるのも好き。
そしてラーメンとニンニクが合うということも知っています。
しかしニンニクを強調したラーメンってあまりないのではないか、
そんなことをふと思ってしまったからもう止まりません。

と、いうのも
以前から醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンとは異質の
トンコツラーメンという「ジャンル」に興味がありました。
醤油、塩、味噌はもちろん調味料のことで
その調味料が味としてジャンルとして認知されています。
下手物とも言われるソースラーメンや
一時期流行したカレーラーメンもやはり調味料。
しかしトンコツだけは調味料ではなくて素材です。

調味料ではなく素材が主役のラーメン、という孤高の存在。
これを別の素材で表現したかったんですね。
そんな時に今回ニンニクに気付いてしまった。
「何味のラーメン?」と聞かれた時に
迷うことなく「ニンニク味」と言える一杯。
それを目指しました。

スープのベースはもちろんニンニク。
ニンニクポタージュともいえる濃度の高いスープです。
スープの底や中には砕けたニンニクが浮いています。
しかしこれだけではうま味も足りず、飲みづらいこともあって
仔牛の骨で取った白濁スープと割りました。
当初は国産牛骨を考えていましたが、味がよく出てくる
オーストラリア産の仔牛骨を使用しました。
(こちらの方がコストはかかるのですが)

ラーメンにニンニクという当たり前の組み合わせを
あえて色々なアプローチで表現することで
ニンニクが持つ様々な食感や味わいを楽しんで貰おうと思いました。
フライドガーリックのチップや、マー油、
生ニンニククラッシャーなど(もちろんzyliss社製です)
ラーメンにはよくある定番はもちろん
その他考え得るニンニクの調理法はほとんど採用しました。

ニンニクを薄く切って油と醤油でソテーするのは
私が小さい時から自宅で鉄板焼の締めにやっていた定番。
バターで煮るのは焼肉店などではお馴染みのメニューですが
川崎が魂麺まついの山西氏と飲んだ時に感動したのだとか。
ネギの替わりにニンニクの葉をカツオ節と和えて乗せ
ニンニクと相性のいい牛肉を使いローストビーフを作りました。

G販売期間中には「ニン玉」という味玉や
「ニンニク焼豚飯」というご飯も御用意。
はっきり言ってこのラーメンを食べた上に
ニンニクのご飯食べる人はいないと思ったのですが(笑)
どうせやるならとことんやろうぜ、と。
あ、ニンニクを消す必殺技として牛乳も御用意してます。
もちろん地元フルヤ乳業のビン牛乳、ミルメーク付き。
(元祖?浦安マルバにも事前にお断りしてあります(^^;)

ニンニク嫌いの人は近づくことも出来ない。
ニンニク好きの人でもひるんでしまう。
10人中1人が最高!と思ってくれればいい。
そんなチューニングで作ってみたのですが、
初日は半分以上の方が飲み干して下さったのだとか。
それを受けたその日の夜の会議では
「半分以上の人が飲み干しちゃったんですよね」
「どこがいけなかったんだろう」
「もっと飲めないチューニングにしないと」
と、あり得ない会話が交わされました(爆)

「なんだよ、大したことないじゃん」と言われることが
私をはじめ、ra2スタッフの一番嫌うところです。
「やりすぎだよ、ばぁか」と言われたい(笑)
そんな拉通イズムがバリバリの一杯です。
ぜひ一度話のタネにお試しください。
2度食べてくれとは言いませんので(殴打)

【G@ra2】

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2005/03/03

工藤の鮭チャーシュー

通に工藤という男がいます。
拉通は土日限定営業という特異な営業形態ですので
彼は平日、ラーメン劇場内の竹麓輔商店で店長を務めています。

彼と出会った当初はおよそオリジナルラーメンなど
作るような男ではなかったと思います。
オープン当時からフットワークの軽かった川崎に比べて
明らかに工藤は保守的な男でした。
しかし2年近く拉通を続けていく中で
ずいぶんと彼も変わりました。

これまでもFC店というスタイルの竹麓輔商店でありながら
本部に交渉して、千葉独自のメニューを認めて貰ったことがあります。
それが「濃厚BLACK」というメニューです。
竹麓輔商店で人気の「濃厚とろ味噌」に自家製のマー油を加えたラーメン。
これが今一番人気で、本部が逆にレシピを聞いて
むつみ屋にフィードバックした程のメニューです。

そして昨年のクリスマスイブ。
やはり竹麓輔の味噌ラーメンをベースにした
「きよしこの夜」という限定ラーメンを創作しました。
クリスマスらしく、華やかで可愛らしい一杯は
イブ1日限定ながらも好評だったようです。

そんな工藤が、今度は春限定でラーメンを作ることになりました。
竹麓輔商店が入っているラーメン劇場では
明日4日より1ヶ月間「桜まつり」と称して、
入店する各店により春の限定ラーメンが競作されるのですが
そのメニューを創作することになったのです。

通常むつみ屋の創作コンテストなどで
各店が出すラーメンの大半は、ベーススープはそのまま使い
上に乗せる具や油で変化をつけています。
しかし工藤が今回取り組んだ創作メニューは
通常の竹麓輔商店で出しているスープは一切使わず、
スープから別寸胴で取ることになりました。

takerokusuke「神春(しんしゅん)淡麗」と名付けられた一杯は
鶏などをベースにしたあっさり清湯スープで
コクもあり、いいスープだと思います。

味の決め手になっているのは鮭冬葉の油。
昨年より拉通で「鮭ラーメン」を開発していたのですが
(残念ながらまだ完成には至っていません)
その時に使っていたのが鮭冬葉の油なのです。
独特のうま味を持った、非常に面白い油で
魚でありながらも動物系のような深いコクを持っています。
昨年札幌の「弟子屈」でやはり鮭冬葉を使っていて
その方向性に間違いがなかったことを確信したのですが
工藤は拉通で完成する前に竹麓で出しやがった(笑)

しかし今回のラーメンで特筆すべき点は油ではありません。
工藤が今回のために考案した具材、「鮭チャーシュー」がポイント。
ほぐした鮭の身と豚背脂をフードプロセッサにかけてミンチ状にし、
固めたものを一枚一枚丁寧に焼き上げるのですが、
程良い脂分があって、ジューシーで、率直に言って美味しい具でした。

身内というか、私は基本的に工藤や川崎の作るものに対して
これまであまり褒めたことはないのですが、
この鮭チャーシューはよく出来ていると思います。
どちらかといえば保守的だった工藤が創作した具は
驚くほど革新的な、斬新な鮭チャーシューでした。
今多分色々なものを考えるのが楽しい時期なのでしょう。
工藤の創作魂はまだまだ収まりそうにありません。

【竹麓輔商店@ラーメン劇場レポ】

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2005/02/20

ニンニクラーメン

がラーメンのメニュー開発をする時は
コンセプトを明確にして、とことんそれを追求します。
一切の妥協をせずに、丼の中に入る全てのものに対して
存在理由を明らかにするようにしています。
オペレーションとコンセプトだったら後者優先。
これはあくまでもプロデュースの立場だから出来ること。
実際に作るラーメン職人さんの立場に立たないように気をつけています。
職人さんの立場で考えてプロデュースしてしまうと
「これは大変だよな」「ここは楽にしてやろう」
みたいな仏心がついつい顔を出してしまい
そうなると、コンセプトに迷いと隙が生まれて
結果つまらないものになってしまうからです。
だから心を鬼にして(笑)オペレーション無視、コンセプト重視。
もちろんそのお店の状況や、メニューのポジションなど
実態に合うようにケース・バイ・ケースで考えていきますが
少なくとも拉通のこれまでのラーメンは全てそうやって作って来ました。

もちろん最初のうちは川崎、工藤とも反発しました。
やれオペレーションがどうだ、仕込がどうだ。
寝る暇がない、手が回らない…。
そんなものは客は知ったこっちゃないわけで
作り手の事情を振りかざしていては旨いモノは作れない。
この考えは一切曲げずに彼らと作品を作ってきました。
共同作業を重ねて半年くらいで彼らも私の考えを理解してくれて
今では時に私以上にストイックにコンセプトを追求してくれます。

そのストイックなラーメン馬鹿、拉通の2人が作った
最新の限定ラーメンがいよいよ3月お披露目になります。
ninraコンセプトは「究極のニンニクラーメン」。
ニンニクがラーメンと合う、ラーメンに使われることは
誰もが知っていることですが、
今までのニンニクはすべて脇役だったと思います。
しかし今回はあくまでもニンニクが主役。

ここまでニンニクを主張したラーメンは
これまでになかったと思います。
それをとことん追求してみよう、というのが
今回のラーメン作りのコンセプトでした。
ほとんどの人に嫌われてもいいじゃないか。
10人中1人が愛してくれるラーメンを作ろう。
それが出来るのが限定メニューの強みです。
(レギュラーでそんなラーメンだったら潰れます(^^;)

これまで試作段階でのダメだしの大半は
彼らの詰めの甘さ、妥協、理解力の弱さだったりしました。
しかし今回の試作でのダメだしは
「これ、いくらなんでもやりすぎだよ(^^;」
私が考えているコンセプト、完成度を超える
恐ろしいラーメンを最初に作って来ました。
さすがにそれは却下してしまいましたが。
何しろ、10人中0人の支持率になるであろう味。
作っている本人ですら「つらい」といいながら試食してるんですから(殴打)

詳しい内容は食べていただいてのお楽しみ。
3月5日デビューを予定しています。
衝撃的な一杯であることは間違いありません。
ハートチップルは軽く越えてます(爆)

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2005/01/30

1年半

通という土日限定営業の
ラーメン店を立ち上げて早いもので1年半が経ちました。
開業してからこれまで何十種類ものラーメンを作り
お店のメニューとして並べてきました。

その中でも思い入れが深いラーメンが
やはり開業当初の看板メニューであった「黒拉」
ra2_kuro豚骨醤油ラーメンの新しいスタイルを作りたいと
今までのラーメンにはない方法論を使った一杯でした。
ガーリッククルトンやレタスといった斬新な具は
賛否両論が多々ありました。
しかしリピーターが多かったメニューでもありました。

常に新しい味を求め、挑戦し続けることが
拉通というお店に課せられたテーマだと
開店当初から決めていましたので
レギュラーメニューは定期的に総入れ替えするつもりでいました。
その結果、開業当初のメニューは4ヶ月程で全て姿を消したのでした。

その「黒拉」をいつか再びメニューに出したい。
それは初代黒拉をメニューから下ろした時から思っていたことでした。
ある程度経った時に作ったら、きっと味が進化するに違いない。
それは私を含め、川崎君や工藤君といったスタッフが
必ずスキルアップしているはずと思ったからでした。
今の私たちでは届かないところに、必ずいつか届くはず。
黒拉復活はそう思って温めていた企画でした。

そして1年半が経って、久々に黒拉を作ってみました。
懐かしさでいっぱいの試作作業でしたが、
当時はこのレベルで満足していたのかと驚きもあった試作でした。
そして今の価値観で再検証して、リメイクした「新黒拉」は
新作ラーメンとも呼べる一杯になったかと自負しています。

スープの濃度も増し、カエシのうま味の層も厚くなり
マッシュルームのバターソテーや、一味マヨネーズなど
あの時思いつかなかったアイディアが次々と沸いてきました。
これも1年半様々なラーメンを作り続けた経験があったからこそ。

復活の日は、開店からお客さんが多数詰めかけて下さって
閉店時間よりも随分早く予定杯数に達してしまいました。
中には1年近くご無沙汰だった常連さんも多く
いかに開業当時のメニューが愛されていたのかをあらためて感じました。

また皆さんに愛される味を求めて、
拉通では新しい味に挑戦していければと思っています。

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