2006/03/09

ラーメンとコーヒー

mcm2カフェみたけ、という名前のお店が
本日大網ジャスコ内にオープンしました。
聞き慣れない言葉「麺カフェ」ですが
ラーメンもコーヒーも楽しめるという
コンセプトを表現したネーミングのようです。
大網の人気店「ラーメンみたけ」の新業態店で
店主池田さんの息子さんと奥様がこちらに入ります。

店内はまさに麺とカフェといった和洋折衷のイメージで
ゆったりとした空間にテーブル席主体で席が配置されています。
週末には家族連れも多い「みたけ」ですが
カウンターだけの店は家族連れには使いづらい。
そこで広々とゆったりとしたテーブル席中心の店を作ろうと
池田さんは考えたのだそうです。
ラーメンだけでも、もちろん喫茶店として
コーヒーだけでも楽しめるというお店になっています。
そしてなぜラーメンとコーヒーなのかといえば
以前サラリーマンだった池田さんのお昼休みは
必ずラーメンと食後のコーヒーだったのだそう。
それをメニューにしたということのようです。

mcm1メニューは醤油、味噌、塩と
みたけのメニューと基本的には同じです。
(角煮など一部のトッピングはありませんが)
スープはもちろんこちらの店の厨房で作っています。
煮干しと節がしっかりと香る芳醇なスープは
和風の味わいで相変わらずの旨さです。
カエシとのバランスが少し気になりましたが
これから改善されていくことでしょう。
人気の餃子もありますし、ファミリーセットといって
3〜4名分の餃子盛り合わせも用意されています。

そしてもう一つのカフェ。
注文を受けてから豆を挽いてコーヒーを入れます。
いい香りのコーヒーは専門店も顔負けです。
いずれは自家製のケーキも登場する予定だとか。
ラーメンとコーヒーという文化は私の中にはありませんでしたが
美味しいラーメンと美味しいコーヒーの組み合わせならば
食後のコーヒーというのはアリかもしれません。

私的な視点から気になる点は今のところ2つ。
一つはメニューの独自性に乏しいこと。
フランチャイズでもチェーンでもないのに
目と鼻の先で2軒の店が同じメニューを出しているのは
どうももったいないというかつまらない気がします。
しかしこれは同じメニューにするということが
本店に来られないお客さんのニーズを満たすことになり
それがそもそもこの店のコンセプトなわけで
単なるラーメン好きのわがままなのかも知れません。
そうだとしても、やはり独自のメニューは欲しい。
本店がよく限定創作メニューをやるように
ぜひこちらでも息子さんのオリジナルの味を出して欲しいです。

もう一つはカフェメニュー。
カフェとしても単体で使えるように、という割には
メニューのバリエーションに欠けます。
コーヒーも例えば豆を数種類用意するとか
ブレンド、アメリカン、ウィンナー、ダッチなど
淹れ方や作り方もいくつか変えてみるとか
あるいはいい茶葉を使った紅茶メニューなど
喫茶店としてのメニュー研究は必要に感じました。
個人的には自家製ケーキもいいですが
例えばサンドイッチにホットケーキといった
昔ながらの喫茶店の定番メニューがあってもいいかなぁ。

お昼時や週末には行列が出来る本店のすぐそばに
ゆったりと使いやすいお店が出来たのは嬉しい限りです。
大網の人にとってはますます便利になりましたね。
他の地域の人からすれば羨ましい環境です。

【みたけHP】
【麺カフェみたけ@大網レポ】

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2005/10/02

地球軒のラーメン

場土って場所があります。
江場土と書いて「えばど」と読むそうです。
なかなかインパクトがある地名ですよね(^^;
エバドってカタカナで書くと
なんだかキリストの弟子みたいです(笑)
正確には夷隅郡岬町江場土。
もうすぐ「いすみ市」となるエリアです。

この正に「江場土」交差点の先にある(千葉から向かって)
「地球軒」というお店がずっと気になっていました。
とは言ってもラーメン屋さんではありません。
アジア料理を中心としたいわゆる無国籍料理のお店です。
何かのきっかけでこのお店の存在を知って
お洒落な店内、ライブをやったりと
面白いお店だなぁと気になっていたのでした。
そんなお店がラーメンを始めた、と聞いては
行かないわけにはいかないのでした。
千葉から東金道路を使い外房まで。
あとは国道128号を一気に南下します。

くどいようですが、ここはエバドです。
こういう言い方は非常に失礼だと思いますが
実にエバドらしからぬお店がそこにはありました。
エバドというよりもアザブジューバンというか
ニシアザブというか、ミナミアオヤマコットードーリというか。
(別にカタカナにする必要もないのか(^^;)

潮風が薫る外房の小さな町には似つかわしくない
都会的なセンスがここそこに感じられます。
冗談抜きで麻布十番の裏露地入ったあたりに
こういう店があるのを私は知っています、3軒ほど。
ラーメンが目的で来たとはいうものの
こういうお店だとついつい色んなモノを頼みたくなります。
里芋のコロッケや、マグロとアボカドのサラダなど、
とりあえず頼んだモノはどれも普通に美味しいです。

chikyukenp店内はテーブルが数卓と小さな作りですが
シンプルなカントリー風というか、
一つ一つの造作にセンスを感じます。
オープンキッチンはセンス良くまとめられていて、
ちょっとしたビストロ風なイメージを演出しています。
椅子などのアイテムもデザインが良く、
ゆったりとして落ち着いた空間になってます。
一部テイストが違ったり整理ついてない部分はありますが
いやはやなかなか頑張っているではないですか。
メニューや店内外に飾られているポスターなども
それなりにセンスよくこしらえてあります。

ご夫婦二人でやられているようなので、
オーダーが立て込んだ場合にはオペレーションが
回し切れてない部分はありますが、
ゆったりとした時間が流れるこの店では
そんなことを突っ込むことは野暮なこと。
一通りの料理を楽しんだ後にラーメンをお願いしました。

この店のラーメンは4種類。
「ラーメン」「みそラーメン」
「辛みそラーメン」「チャーシューメン」です。
もちろん「ラーメン」を注文しました。
ご主人はそのお洒落なキッチンの中で
テボを使って麺を茹でています。

chikyu出てきたラーメンは奇をてらった作りではなく
非常にシンプルでオーソドックスな
ラーメンになっていました。
チャーシューは頑張って煮ているようで
八角などの香りがしていて味わい深いです。
手揉み風の縮れ麺は面白い食感の麺でしたが、
ラーメン好きからすれば若干茹で過ぎに感じます。
透明感のあるスープは、塩分が少し高めのバランスですが
後味もすっきりしていて、無化調ではないかしら。
非常に素性のいい、素朴な美味しさを持つ一杯です。

ラーメン好きがいわゆるラーメン店と較べて
語るようなラーメンでは正直言ってありません。
もちろん一杯700円という価格もCP的には疑問です。
しかしこういうコンセプトのお店で、一通りお酒や食事を楽しみ、
締めにさっぱりしたラーメンを食べよう、となった時に
このラーメンが出てくれば素直に美味しい一杯でしょう。
そういう意味で非常にお薦め出来る一杯になっていました。

そして何よりも接客を含めて
ご夫婦の雰囲気、お店の雰囲気がとても温かいのです。
これがエバドではなかったら、もうちょっと近くにあったら
きっと私は常連になっていることでしょう。

【地球軒@岬町レポ】

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2005/09/12

とんかつやでとんこつ

「とんかつ」と「とんこつ」。
一文字違うだけで随分と違うものになりますねぇ。
鎌取駅前にあるジャスコのレストラン街にある
トンカツと丼のお店「くまちゃん」。
ここで毎週月曜日にトンカツならぬ「豚骨」ラーメンが味わえます。
しかも豚の頭や牛の骨などの素材を丸一日
じっくり煮込んで作る本格派の白濁豚骨、と聞いたら
これは食べなければいかんと思うでしょう(笑)。
実はここは葛西の八百屋さんによる事業の一環で
そこが経営する本納のパチンコ屋さんの敷地内にある
「くまちゃん」の姉妹店にあたるトンカツ屋さんなのです。
ここで週に1日、本納と同じラーメンが味わえるのです。

km2当たり前ですけど、トンカツ屋ですので
ショーウィンドウにはトンカツが並びます(笑)
そして店の前には白い幟が立っていました。
「とんかつ」…いや、よく見ると「とんこつ」だ(爆)
非常にアンバランスというか不思議な感じです。
店の中を見渡してもラーメン食べている人はいません。
しかしそこでひるんではいけません。
メニューにラーメンのポップが挟まれていてホッとします。
「豚骨醤油」「豚骨塩」の2品があります。

トッピングの味玉を頼もうとしたところ
「サービスで一つつきますよ?」と言われました。
こういう一言は非常に嬉しいですね。
ちょっと話が逸れますけれども、
よくデフォルトで味玉が乗ってくることを知らずに
味玉トッピングを頼んで、気が付けば丼の中が
味玉だらけになってることってありませんか?
(だらけ、ってこたぁねぇだろ)
なんで一言言ってくれないんですかねぇ、お店の人は。
そんなに100円が稼ぎたいかっ!と思っちゃいます。

周囲のお客さんは黙々とトンカツだのエビフライだの
ミックスフライだのを昼から食べております。
私的にトンカツは夜の食べ物なので、
昼からトンカツを食べる人たちがこんなにいることに驚きます。
どうやらここは人気店のようで、平日の昼だというのにほぼ満席。
グループ客もいますが、一人のお客さんも少なくありません。
しかしラーメンを頼んだのは私だけのようです。
厨房から次々と出てくるのはトンカツメニューばかり。
ひるんではいけません。大丈夫です。

km1はい、ラーメンが出てきました。
これは本納で食べたのと同じビジュアルです。
八千代緑ヶ丘のヨシベーに刺激を受けたというだけあって
ビジュアルも雰囲気も非常によく似ています。
スープは非常に濃度があって、粘度も持っています。
多少のざらつき感が舌で感じられて
これは豚骨好きにはたまらないでしょう。
それでいて臭みが一切感じられないのもいいです。
正直ちょっと麺の臭いが気になったのですが
(アンモニア臭とでもいいましょうか)
他の皆さんのインプレを伺う限りはそういうことはないようなので
私の時だけだったのかもしれませんね(^^;

とんかつやでとんこつ。
結局最後までラーメン頼んでたのは私だけでした。
トンカツなんて食べてる場合ではないのです!
これはもったいない、皆で食べなければ!
千葉市に住むラーメン好きは月曜に鎌取に集合!(爆)

(追記)
下記葛西青果さんのHPにあるラーメンとお店の写真は
うちのHPのデータの流用ッスね(^^;

【くまちゃん@本納レポ】
【葛西青果株式会社HP】
【葛西青果株式会社 飲食事業】

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2005/08/07

みたけ流冷やし中華

度となく言っている話ではありますけど
「私、冷やし中華が嫌いですから」
毎年この時期が来ると、口を酸っぱくして言ってますけれども
「私、冷やし中華が嫌いですから」
誰が何と言おうとも、冷やし中華が嫌いな私です。
これはもうこのHP立ち上げた時から毎年言ってる話。
その都度きたさんに突っ込まれてる話(笑)。

まずあの整然と並んでいる具が許せない。
スープなのかつけダレなのか曖昧な存在の汁が許せない。
冷やしといいつつもあまり冷たくないのが許せない。
紅生姜、胡瓜、プレスハムの存在が許せない。
あぁ、書いているだけでイライラして来ました。

何度でも言います。
「私、冷やし中華が嫌いですから」
残念。

で、みたけにこの日行ったわけですよ。
ラーメンお休み期間の私ですので
ラーメンを食べに行ったわけではなくて
CWの取材があって行ったのですね。
しかし、まぁせっかく行ったのだから食べないのもどうかと。
しかし自分で決めたルールだから食べるわけにも。
そうしたら、メニューに夏限定の新メニューが
2つばかり並んでいるではありませんか。
「ざるラーメン」と「冷やし中華」。
ルールの中にある「新メニュー」例外のルールを適用し
どちらかを食べようということになりました。

どちらを食べたらいいでしょう?
店主の池田さんに尋ねました。
「いや、もうどちらでも、お好きな方を」
私、冷やし中華嫌いなんですよね。
「へぇ、ほほぉ、あ〜そうですかぁ〜。じゃあ試してみますか?」
ほっほっほぉ〜、冷やし中華嫌いと言った私に
敢えて冷やし中華を出そうとおっしゃるぅ〜。
その挑戦受けて立とうではありませんかっ!

mtkhiya「味は普通なんですけどね」などと
後から言い訳がましいことを言いつつ
池田さんが出してきたのがこの一品。
ふふんっ、で、どうなのよっ!
と意地悪いスタンスでメニューに対峙します。

まず皿が非常に冷たくなっていて
いきなりこれは心の琴線に触れました。
ギリギリまで皿を冷やしていて、
冷たい具と麺を乗せてあります。
「冷やし中華」とはホント名ばかりで、
「冷めちゃった中華」が多い中で、
明らかにこれは「冷やし」です。

味に関しては、確かにそのベースは
酢と醤油の、いわゆる冷やし中華テイストではあります。
しかしその酸味も醤油味も丸いまろやかな味わいで
みたけらしい、優しい冷やし中華になっていると思います。
また具の玉子は、錦糸玉子ではなく卵焼きといった
ボリュームある食感の楽しめるモノになっているし、
チャーシューも厚切りで食べ応えがあります。
麺の下に敷かれていてるスライストマトが
ビジュアル的にも味的にも非常に有効でした。
また辛子マヨネーズで味付けられた肉も
麺と絡めると非常に美味しかったです。

通常の冷やし中華とは違う具材や味が加わることで
中盤から後半にかけて、いつもとは違う味になっていく。
味の変化が楽しめる冷やし中華になっていました。
最終的にはサラダ麺っぽいと言えばそうかも知れません。
しかし冷やし中華嫌いの私が十分満足出来る一杯ではありました。
ただ生粋の冷やし中華マニアの評価はどうなのでしょう。
そこらへんが気になるメニューではありました。

【関連記事】みたけの涼夏辛麺
【みたけ@大網レポ】

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2005/07/07

みたけの涼夏辛麺

Wの限定ラーメン企画は
2001年のラーメン特集で行った「冬の陣」から始まりました。
雑誌の限定ラーメン企画というのは以前からありましたが
そこに「統一テーマ」を掲げたのが千葉のオリジナルでした。

同じテーマで県内のラーメン店が味の競演をする。
このアイディアはHP開設当初に、浦安マルバの小松さんと
くだらない話をしている中で盛り上がった企画でした。
その当時はまだ千葉拉麺通信自体の認知度も低かったですし
もちろんCWではラーメン連載などもありませんでした。
当初から中途半端な企画ならやめようと思っていましたので
「期間統一」「テーマ統一」という2点にはこだわっていました。

これは簡単なようでいて、それぞれのお店の都合などもあって
味の方向性や販売期間などの足並みを揃えることが難しいのです。
そもそもなんで商売敵と同じことをやらねばならぬのか?
そこを理解して貰おうと、県内のみならず都内のお店などにも協力を仰ぎ
実施寸前まではいったのですが、やはり横の繋がりの薄い時代でしたので
結局お蔵入りの企画となってしまいました。

それから1年後、千葉ウォーカーの特集を任されることになって
ようやく形になったのが「CW限定ラーメン冬の陣」でした。
県内15軒のラーメン店による味の競演。
お陰様でその企画は大好評で、以降ラーメン特集の欠かせない企画となりました。
2002年は「春の陣」「夏の陣」「冬の陣」
2003年は「夏の陣」「冬の陣」
2004年は「春の陣」「秋の陣」「冬の陣」
そして今年はめちゃうまの「春の陣」と今回の「夏の陣」。
気が付けば今回の夏で11回を数えるまでになりました。
これも企画の趣旨に賛同して下さるラーメン店の皆さんのご協力があってのこと。
そして毎回その限定ラーメン企画を支持して下さる
読者の皆さんあってのことだと思っています。

大網の「ラーメンみたけ」は、この企画の常連店。
常連どころか、2001年の冬からの皆勤賞のお店です。
毎回の参加店はエリアや過去の参加などを考慮に入れて
私が選んでお願いするようにしています。
毎回同じ顔ぶれにならないように、とか
その回のテーマに合ったお店にしよう、とか
実は結構頭を悩ませるのがこの参加店選びです。

しかし、みたけに関してはそのテーマ云々、エリア云々を無視して
毎回お願いすることに決めています。
もちろん創作意欲にあふれ、毎回レベルの高いメニューを作って下さるので
安心してお任せ出来る、ということが第一にあるわけですが、
まだ企画が熟していない時から、私のわがままを聞いてくれて
全面的にご協力をいただいた、という私の思いもあります。
さらに数年前にとある酒の席で、ご主人の池田さんが
「限定企画は声が掛かる限りどこまでもやりますよぉ(酔)」と
私に熱く語って下さったことがあって、その時に私が
「じゃあどんなテーマでもイヤだって言わないで下さいね(素面)」と
返したという男同士の約束もあったりするからなんです(笑)。

さて、そんなわけでレギュラー参加のみたけ。
夏野菜、激辛つけ麺、冷やしラーメンとあれば
当然お願いするのは「冷やしラーメン」でしょう。
冷たいスープを張った、冷たいラーメンというテーマは
作るのに手間がかかり、仕上がりも難しい
簡単なようでいてなかなか難しいお題です。
そしてそういうテーマはお店に頼むのも頼みづらい。
しかし上述したような経緯があるので、みたけには頼みやすい(爆)

池田さんは冷やしラーメンを食べたことがない、とおっしゃってました。
そんな池田さんがどんな冷やしラーメンを作るのか、とても興味がありました。
mitakenatsu「涼夏辛麺」と名付けられた一杯が
今回のみたけの作品でした。
トマトやナス、パプリカなどの夏野菜を
一旦素揚げして、バルサミコでマリネ。
この夏野菜が大きく切られてたっぷりと入っていて
非常に食べ応えある素材感を感じるようになっています。
スープは塩ラーメンのスープをベースに
トマトやバルサミコの酸味にニンニクが加わり
味わい的にはイタリアン感覚の冷やしラーメンでした。

独学なので引き出しが少ないと謙遜される池田さん。
だからこそ、毎回の限定に全力投球を感じます。
企画する側とすればまたお願いしたい、
食べる側からすればまた限定を食べてみたい、
そう思える一杯が「涼夏辛麺」なのです。

【みたけ@大網レポ】

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2005/06/19

一徹の味噌

金道路の山田インター出口近くにある
「麺家一徹」というお店。
濃厚な豚骨魚介醤油スープが人気のお店です。
同じく東金市内で焼鳥店を営む会社の経営で
大成食品のアンテナショップ「麺彩房」で修業された方が
店長を務めているお店だと聞きました。
オープンの2003年は、「麦家」「麺屋こうじ」「王道家」など
実力店が続々オープンした、ここ数年で一番の「当たり年」です。
オープン以来人気を博し、旭に2号店も出しました。
茂原にある「無頼」も同系列のお店です。

このお店で「味噌らーめん」を始めた、という話は
昨年の春には出ていたかと思います。
しかしなかなか行く機会に恵まれず、
いつの頃からか忘れてしまっていましたが
宿題リストを見直していると、「一徹の味噌」の文字が(^^;
メニューが登場してから1年以上経っていて、
その間に店長の井桁さんとも何度かやりとりをしていながらも
まったく忘れていた自分が怖い。
そんなわけで慌てて(笑)山田まで車を走らせました。

日曜の夜に伺いましたが、満席で相変わらずの盛況振りです。
久しぶりなので基本の「中華そば」も食したいところでしたが
心を鬼にして(する必要もないけれど)「味噌らーめん」を注文。

話は逸れてしまいますが、初めての店や久々の店に行って
味噌ラーメンって頼むのに勇気が要るんですよね。
「こいつ、味噌好きなんじゃねーの?」と思われてしまいそうで。
「いや、あの、その、味噌も食べておかないと…」
としどろもどろに弁解をしたくなってしまいます。
ラーメン屋さんに声を大にして伝えておきますけれど

私は別に味噌好きではありませんので!
すみれや純連に行っても醤油頼みますので!

いや、別に味噌好きと思われても
なんの支障もないのかも知れませんけれど(^^;
ちなみに、だからと言って味噌嫌いでもありませんので!

と、自分一人でドタバタしている間に味噌らーめん到着。
久しく来ない間に丼も新しいモノになっていました。
1tetsu見るからに濃厚そうなスープ。
味噌ラーメンの場合、スープがさらっとしているのと
もったり重いのがあると思いますが、
ここのビジュアルは明らかに後者。
個人的には濃厚なタイプの味噌が好みなので
適度に油分も含んでいるこのスープは
見ただけで期待が持てそうです。

私が味噌ラーメンをあまり積極的に食べない理由は
単純にベースの素材の味が押さえ込まれてしまうからです。
素材の味わいよりも味噌の味が勝ってしまう。
それならば素材の味がはっきりと感じられる醤油や塩の方が、
ということになってしまうのですね。

しかし、一徹の味噌は違いました。
一徹の持つ濃厚な動物系スープ、魚介ダシのうま味の両方が
しっかりと味噌の下で味を支えていました。
魚がここまでしっかりと出ている味噌ラーメンを食べたのは
久しぶりのことかも知れません。
そして濃厚なのだけれど、飽きさせずに食べさせる。
バランスが良いスープと言えるでしょう。
モチモチした多加水麺との相性も悪くありません。
味噌ラーメンはへたをすると平均的な味に落ち着いてしまいがちですが
正に一徹が作る味噌、という味になっていました。
味噌好きの方には一度試していただきたい一杯です。

【一徹@山田レポ】

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2005/06/16

富士乃家の割烹着

金に竹岡式の新店が出来ました。
昭和30年代を模したレトロな外観のお店は
同じ東金にある焼き鳥屋さんによく似ています。
それもそのはず、その焼き鳥屋さんと同じ系列のお店でした。

店の看板には「○竹らーめん富士乃家 竹岡」の文字。
「富士乃家」ってネーミングには笑ってしまいます(^^;
(↑富士屋と梅乃家を合わせたのでしょうか?)
ホーロー看板などが飾られていて、造作に凝っています。

しかしそれはほんの序章に過ぎません。
店内に入ると、これはもうお店とは言い難い、
ラーメン博物館のような世界になっています。
天井には青空が描かれ、電信柱が数本置かれて
客席の頭上には電線がわたっています。
店の壁面にはお店の入口のような仕掛けもあって
床屋さんなどが作られていました。

屋台風の厨房で作られるラーメン。
それを運ぶフロアのスタッフは全員「割烹着」を着ています。
久しぶりに割烹着を見ましたが、これぞ日本のお母さん、といった感じですね。
出来ればもう少し年輩の方に、もう少し体格のいい方が
着てくださればパーフェクトのように思いました(笑)
正直、ちょっとやり過ぎなのでは?と思わなくもありませんが
BGMも昔のアニメだったり、古い映画が流れていたり、
ここまで徹底していると、それはそれで立派です。

fujinoyaさて、肝心のラーメンは
竹岡式のイメージはしっかり持っている
ラーメンになっていたかと思います。
麺は乾麺ではないものの、スープと合っていますし
スープも単なるお湯割ではなさそうですが
カエシが強めに出ていて、醤油臭いスープになってます。
チャーシューも美味しく出来ていたと思います。
500円という価格設定も適切な金額だと思います。
安い、と感じる人も少なくないでしょう。

東金という場所は古くから「ぐうらーめん」という人気店があります。
同じベクトルを持ったラーメンなので受け入れられ易い反面
比較されてしまうこともあるでしょう。
個人的にはぐうの方が、いい意味で下品で豪快な一杯になっていて
竹岡式のラーメンとして考えた場合には分があるかなと。
(ちなみにぐうは竹岡式とは謳っていませんけれど)
ちょっと富士乃家のラーメンは上品すぎる。

しかしそれは裏を返せば、ぐうなどが強烈で苦手だという人にとっては
富士乃家が有効な選択肢になる、ということでもあると思います。
いずれにしても、東金に必食の店が登場、といったところでしょう。

【富士乃家@東金レポ】

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2005/05/28

拉通ファイナル!1日目

年間の活動に終止符を打つ
千葉拉麺倶楽部「拉通」。
その2周年にしてファイナルイベント2DAYSの
初日イベントが本日行われました。

まず昼の部は大網の人気店「ラーメンみたけ」。
拉通イベントの目的の一つにあるのは
やはり遠方のお店の味を楽しんで貰いたいということ。
我々ラーメン好き、食べ歩き好きにとっては
大網などは普通に出かける場所ですが
普通のお客さん、特に稲毛海岸にいる一般の方は、
まずラーメン一杯食べるために
千葉から大網までは出かけません(^^;
そういう方たちに食べて欲しかった、という部分がありました。

実際、お店の外で拉通の常連さんや
HPで知り合った方たちと立ち話をしていても
みたけは未食という方がかなり多かったんですね。
そして今度は大網まで行ってみます、なんて方も多かった。
お願いしてお呼びしてよかったと思いました。


そして夜の部は成田の「麺屋こうじ」。
青山さんにお願いした当初は、みたけと同じ発想で
成田や柏までは食べに行かないというお客さんに
こうじのラーメンを食べて欲しいという思いでした。
しかし、どうせなら成田や柏時代のお客さんにも
喜んでもらえるイベントにしたい、と考え直して
青山さんに柏時代のレシピ再現を提案したんです。
青山さんも面白がって乗って下さいました。

ra2koujiそして完成したラーメンは
私の想像を遙かに越える味でした。
「いやー、やっちゃいましたね」と青山さん。
柏時代のレシピを元にはしているものの
使用している素材の質、量、そして仕込みの手間。
全てがパワーアップしているラーメンでした。
動物系の濃度はバッチリ、節系ガッツンガッツン。
原価率一切無視、これがまずいはずがない。
イベントラーメンの本質というか
「一夜限りの味」になっている一杯でした。

昼も夜も行列は常時10名ほどで途切れることなく
どちらも2時間程度で100杯を完売しました。
待っているお客さん的にも、お出しする側的にも
いいイベントになったのではないかなと思います。

【みたけ@ra2イベント】
【こうじ@ra2イベント】

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2005/05/23

5/28 ra2イベント「みたけ」

mitake月28,29日のra2イベント2DAYS。
2日間で4つのラーメンが楽しめる
ra2ならではのスペシャルイベントです。
初日の28日(土)昼の部は大網の人気店
「ラーメンみたけ」が登場します。

サラリーマンだった店主の池田さんが、
独学でラーメンを完成させて開業したのが
2001年はじめのことでした。
それまでいわゆる本格的なラーメン専門店のなかった
外房大網の地に登場したラーメンは
すっきりした和風ダシの香る無化調ラーメンで
以来人気を呼び続けています。
地元の老若男女のみならず、県外にもファンが多い
県内屈指の人気店がra2に登場します。
大網で人気の「特製ラーメン」をはじめ
4つのラーメンをメニューにご用意しました。

店主の池田さんは
「自分のラーメンが稲毛海岸という住宅街のお客さんに
 受け入れてもらえるのか、挑戦する気持ちで頑張ります」
と、イベント参加を快諾して下さいました。

千葉を代表する無化調ラーメンの名作、ぜひra2でお楽しみください!
 
 
【ラーメンみたけ@ra2イベント】

日時:5月28日(土)午前11時〜100杯限定
場所:稲毛海岸・千葉拉麺倶楽部拉通(ra2)
メニュー:みたけラーメン(600円)
     煮玉子ラーメン(700円)
     角煮ラーメン(840円)※10杯限定
     特製ラーメン(940円)

【ra2 2nd Anniversary詳細】
【みたけ@大網レポ】
【ラーメンみたけHP】

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2005/04/25

札幌家のレモン塩

網に出来た新店「札幌家」。
ここは、札幌市琴似にある「ラーメン吉龍」という店の暖簾分け。
この店の味に魅せられた店主が修業し、地元大網に店を開いたのだそう。
確かにご主人のお母様と思われる方が、古くからの知り合いと思しきお客さんと
親しげに話をされていました。

この店のメニューを眺めると「塩ラーメン」が最初に書かれています。
ご主人は修業先の塩ラーメンに惚れ込んだのだとか。
初めて行く店の場合、たいていはメニューの最初にある
基本のラーメンをいただくことが多いのですが
気になるラーメンが一つありました。

「レモン塩ラーメン」800円

およそラーメンに似つかわしくない文字、レモン。
カタカナでレモンと書かれると、どうもラーメンに合わない。
まだ「檸檬」と感じで書いて貰えればしっくり来るのですが
思わず快速電車の赤い色がそれとすれ違ってしまうわけで。

この「レモン塩」は修業先「吉龍」でも定番のメニュー。
ちなみに「吉龍」では他にも「牛乳ラーメン」などという
名前のラーメンもあったりします。

lemonそして出てきたラーメンがこれ。
すっきりした透明の塩スープのラーメンに
スライスしたレモンが数枚乗っているのです。
なかなか衝撃的なビジュアルです。
シンプルな見た目なのですが、インパクトは十分(^^;

そして問題の味の方ですが、
見た目の「えぇ?」というイメージを覆して
これがなかなかいけるんです。
まず見た目よりも油分の多いスープは
強烈なコクはないものの、鶏と昆布のうま味が
おだやかに感じられる、じわじわ系の味わい。
そこにこの「レモン」の酸味と香りが加わって
後口をさっぱりと仕上げてくれるのです。
西山の麺も想像以上にこのスープと合っています。

しかし正直、このラーメンが800円というのは高い。
あと100円安ければ申し分なしというところなのですが。

【札幌家@大網レポ】

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