2006/01/03

実之和のかれー麺

見川にある小さなラーメン屋さん
「実之和食堂」の息子さんが青山に出した
「かれー麺実之和」が期間限定で千葉に出店しています。
場所はハーバーシティ蘇我のアリオモール。
フードコートにある「ネオポンテ」という屋台です。
ここは先月まで「ラーメン道」も出店していましたが
先月〜今月いっぱい「かれー麺実之和」も出店中です。
私結構気に入っていて、もう3度も足を運んでます(^^;

冷静に考えれば、日本人がこよなく愛するラーメンとカレー。
一緒になるメニューがあってもまったく不思議ではないですよね。
数年前からカレーラーメンが来る!と話題にはなりつつも
なかなかブレイクしなかった感があるカレーラーメン。
今が果たしてブレイクしているのかどうかは分かりませんが
少なくとも青山のこのお店は人気を呼んでいるようです。
何しろカレーラーメン専門店というのが凄いじゃないですか。
しかもその発祥が千葉だっていうのも誇らしいではないですか。

neoponteお父さんのカレーレシピそのままという
カレースープではありますが
ベーススープが違うからでしょうか
その味わいは大分異なります。
とろみが強く、いわゆるカレー南蛮に近い感覚の
和風っぽいお父さんのスープと較べて
息子さんのスープの方はサラリとしつつ
奥深いコクを感じさせます。
どちらが好きかは好みの問題ですが
個人的には息子さんの方のスープに
私はラーメンを感じました。
お父さんの50年変わらない昔ながらの一杯を
今風に、かつ東京風にアレンジしたのが
このかれー麺のように感じます。

茶褐色のカレースープの上に綺麗に並べられた
豚しゃぶ肉と青いネギの色のバランスも美しい。
ビジュアル的にもセンスの良さを感じます。
また「夢ごこち」を使ったご飯ももっちりして美味。
麺が終わった後のスープに入れるお楽しみ付きです。
今月いっぱいの出店予定です。

【ネオポンテ@蘇我レポ】

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2005/11/20

サワラーメン800杯完売!

原の食材を使ったオリジナルラーメンを作る
「佐原オリジナルラーメンプロジェクト〜サワラーメン」
天候にも恵まれて、大勢のお客様にお越しいただき
イベントは大盛況のもとに終了いたしました。
この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
参加されたすべての方に、ありがとうございました!

参加店主さんはイベント前々日の18日(金)より動き始めました。
13湯麺の製麺工場に集まり、オリジナル麺を打つグループと
好の厨房でチャーシューなどの具材を仕込むグループ。
今回の参加メンバーは自家製麺のお店が多いので
麺に関してはかなりの意見交換がされていました。
そして前日の19日(土)は厨房設備などの搬入と設営、
同時にスープなどの仕込みも始めました。
今回のスープは半日かけて作るスープなので
どうしても前日からの仕込みが必要になるのです。
そして隠し味の鰻。地元の名店「山田」さんが
使用する鰻の血抜きやローストといった下処理を
すべてお手伝いしてくださいました。感謝です!
前日からの泊まりチームは、佐原商工会議所青年部の皆さんの計らいで
「山田」さんで鰻とお酒を囲んでの楽しい宴をすることが出来ました。
皆、翌日のイベントを成功させるために
夜を徹して準備を行い、当日の朝を迎えました。

swrm今回のラーメンについてのコンセプトは
先の記事にも書いたように
「佐原の元気がいっぱい詰まったラーメン」です。
具体的なラーメンの内容としては、
まずスープから説明すると
佐原産の地鶏や豚を使って
半日以上じっくりと煮込んだ白濁スープ。
そこに佐原名物鰻の頭をローストしたものを投入し、鰻の旨味をプラス。
カエシには佐原産醤油と味噌、辣油を使用して、今までにない味わいに。
スープに浮かべる香り油は佐原産玉締め製法胡麻油をベースに、
鰻の頭と山椒で香り付けをした「特製鰻油」を浮かべました。
麺は国産高級小麦に佐原産小麦をブレンドしたオリジナル特製中細ストレート麺。
自家製麺の松井氏、長谷川氏、中村氏の技とアイディアが光る麺です。
具は佐原産豚肉に佐原名物最上白味醂を塗って照り焼きにした焼豚。
佐原産鶏卵の半熟玉子に、佐原産小松菜とネギを乗せました。
水郷佐原の食材、素材を駆使して作り上げた、
これぞ「MADE IN SAWARA」のオリジナルラーメン。
佐原の元気と千葉ラーメンの元気が一つになった、
究極のオリジナル佐原ラーメンがここに完成したのです。

イベント開始時間は午前11時を予定していましたが
「ふるさとフェスタ」自体の開場時間は午前9時。
当然11時より前に並ばれる方も出てくるのは想定していましたので
出来るだけ早いタイミングで作り始められるように
急ピッチで厨房では準備が行われていました。
しかし開場の9時と同時にお客さんが詰めかけて
あれよあれよという間に250名もの列が出来ました。
松井さんはじめ厨房のスタッフと打ち合わせをして
開始時刻を1時間前倒ししてスタートすることにしました。
スタート時には500人近い人が並ばれていたようです。

出来るだけ早く美味しいラーメンをお出ししよう。
元気に楽しくラーメンを作ろう。
この2つを合言葉に厨房ではラーメン作りが行われていきました。
全く別のラーメン店を営む店主たちが
同じ厨房に入ってラーメンを作る光景。
千葉拉麺四天王以来、見続けてきた光景ですが
やはりこれは希有なこと、他の県ではまずあり得ないこと。
千葉ならではのものすごい光景が展開されていきます。
そして皆プロフェッショナル中のプロフェッショナル。
息もピッタリと合って、完璧なオペレーションが展開されます。
声をかけながらの元気な厨房を見て、並んでいるお客さんも笑顔です。

次々と出されていく佐原オリジナルラーメン。
しかしお客さんは後を絶たず、ついに列の最後は
広い会場の端から端まで伸びていき
最後尾から先頭が全く見えなくなってしまうほどに。
ついに行列で予定杯数の700名を越えてしまい
予備の分ギリギリまではお出ししようと
行列780名程度のところで「完売」と打ったのが12時過ぎ。
並んだ全ての方にラーメンをお出ししたのが1時過ぎのことでした。
3時間で約800杯、1時間あたり250杯以上のハイペースでした。
このペースは千葉のイベント史上最速かも知れません。
(幕張メッセ1万人イベント並のスピードでした)
あまりにも早いスピードで、食べられなかったお客さんや
駆けつけたのだけど間に合わなかったお客さんも数多くいらっしゃいました。
あらためてこの場を借りてお詫び申し上げます。

しかし今回のラーメンは手前味噌ですが美味しかったです。
取材に来られたテレビ局の方にも絶賛して頂けましたし
食べに来て下さった多くの方にも概ね好評でした。
食べた地元のお客さんたちとお話する機会がありましたが
「初めてこんな美味しいラーメンを食べた」などの声と共に
「一日限りではもったいない」「またやってほしい」などの
言葉も本当に数多くいただくことが出来ました。
ありがたいことです。

今回のサワラーメンイベントが成功したのは
イベントに来て下さった多くの皆さんや
参加されたラーメン店主さんたちはもちろんのこと
地元佐原でご協力くださった多くの皆さん、
そして佐原商工会青年部の皆さんの努力があってのこと。
あらためて多くの皆さんに敬意を表し感謝します。
本当にありがとうございました。

そして何よりも私達を温かく迎えて下さった
地元佐原の皆さんにもあらためて感謝します。
美味しい焼き鳥を差し入れしてくれた方。
鰻を一つ一つ下処理して届けて下さった鰻屋さん。
夜中でもお風呂に入れるようにしてくれた旅館の方。
せっかく今回佐原の方たちと一体になって
佐原オリジナルのラーメンが作れたのですから
一回で終わらせない、続きがまた出来たらいいなと
また楽しいことが出来たらいいなと思っています。

【サワラーメンレポページ】

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2005/11/11

佐原オリジナルラーメン!

swrplogo月20日(日)に佐原市市民会館特設会場にて
「ふるさとフェスタさわら2005」が行われます。
そのイベント内で佐原オリジナルラーメン
「佐原麺」を販売することになりました。
県内の人気ラーメン店主さんが一堂に会して
可能な限り佐原市産の素材、食材を使って
この日だけ、一杯だけのオリジナルラーメンを
共同作業で作り上げていきます。

この企画が動き出したのはおよそ半年前のことでした。
6月のある日に一通のメールが私の元に届きました。
それは佐原商工会議所青年部の方からのメールでした。
そのメールには、町の活性化の為のイベントを企画中であること
そのイベントに県内の人気店を一日誘致が可能かということなど
町おこしに向けての熱い思いが語られていました。
まずは一度会ってお話しましょうということになり
千葉市内のホテルでお会いしたのが7月上旬のことでした。

その時にお会いした佐原商工会議所青年部の松川さんは
佐原で石材店を営まれている方です。
今回のイベントの実行委員長になっています。
松川さんが私にコンタクトを取ってきた理由は
地元には美味しい本格的なラーメン屋さんがないので
今回のイベントの目玉として、人気ラーメン店の
一日誘致を考えているからとのことでした。

もちろん人気ラーメン店の方にお願いをして
佐原で一日ラーメンを作っていただくことは可能です。
しかしそうすることに意味を見い出せないというか
私としてはどうもピンときませんでした。
例えばなぜ「松戸の13湯麺」が「佐原でラーメン」を作るのか。
その理由というかストーリーが見えなかったのですね。
もちろんそういうイベントを企画するのは構いませんが
それは果たして「佐原の町おこし」になっているのだろうかと。
そんな風に考えてしまったわけです。

そこで私が提案した企画はこうでした。
佐原で営業されているラーメン屋さんの手で
地元佐原の食材や素材を駆使して佐原オリジナルの
ラーメンを作り上げるというのはどうか、と。
それは地元佐原の方が地元を再発見出来るというか、
佐原にもこんなに誇れる食材、食文化があるのかと
元気になれるラーメンを作ろうというコンセプト。
例えば飲食業界では有名な鶏肉業者が佐原にあるのですが
地元の方は意外にその存在を知らなかったりします。
あるいは佐原市内で小麦の生産をしていることも
地元で知っている方は皆無に等しいでしょう。

そういう隠れた素材を地元の方に紹介するのと同時に
昔ながらの製法を頑なに守って作った油や味醂に
今村昌平監督の「うなぎ」でも紹介された鰻といった
佐原の方なら知っている素材を市外に発信する。
佐原を市内市外にアピール出来るラーメンを作りたい。
佐原のメーカー、業者さんの協力のもとで
佐原の全てがつまったラーメンを佐原の人が作る。
可能な限り佐原産のモノでラーメンを作る、
「MADE IN SAWARA」のオリジナルな一杯。
これはなかなか揺るぎないコンセプトで
パワフルな一杯になりそうに感じました。

では具体的にそれは可能なことなのか検討を重ねました。
食材、素材を考えていくとほとんど佐原産で賄えます。
今までもある町の地場産の食材を使ったラーメンというのは
何度か経験していますが、ここまで地元で賄えるのはなかなかないです。
何せ醤油、味噌などの調味料は老舗がありますし
豚、鶏などの精肉業者さんもいらっしゃる。
そして減反政策の関係で小麦まで生産しているのですから。
食材、素材については全くといっていい程問題なし。

しかし作り手のラーメン職人さんがいらっしゃらないのです。
無論、大手チェーンや中華店はあるにせよ、いわゆる個人店のラーメン専門店は
佐原では皆無に等しいということが分かりました。
確かに佐原のラーメン情報ってほとんど入って来ませんし、
そもそもそういうお店があれば、イベント要請の話は来ませんよね(^^;
そこで、県内の人気ラーメン店の方たちにご協力を仰ぎ
佐原のために人肌脱いでいただこう、ということになりました。
その主旨に賛同して下さったラーメン店主さんは10名を越えました。

営業が終わった後、毎週のように深夜に集まり
打ち合わせと試作を繰り返すこと2ヶ月余り。
時にはぶつかり合いながらも、最高の一杯を求めて
紆余曲折、試行錯誤の日々が続きましたが、
ようやく一杯のラーメンが形になりました。
前々日の金曜日から仕込みや麺打ちの準備を始めて
前日土曜日には現場に入って泊まり込みでスープを作ります。
3日間時間をかけて一杯のラーメンを作り上げていくわけです。
千葉のラーメン職人が損得勘定抜きで挑みます。
千葉拉麺四天王から始まった、ラーメン店主の合作イベント。
これはもう千葉のオリジナル、風物詩といってもいいでしょう。
他県ではまず真似の出来ない、千葉ならではのイベントです。

その名も「佐原麺(サワラーメン)」一杯600円。
お客さんの集まり具合や、厨房の状況によっては
早めに販売を開始するかも知れませんが
午前11時から700杯限定の販売になります。
ぜひ20日の日曜日は水郷、小江戸佐原へ遊びに来て下さい。
そして佐原の元気と、千葉ラーメンのパワーを感じる一杯を食べて下さい。

【サワラーメンイベントページ】
【佐原商工会議所青年部イベントページ】

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2005/10/31

十八番のパーコと自家製麺

賀に突如としてオープンした一軒の店。
「十八番」という名前のラーメン店です。
外観は正直なところそそる感じがしません。
そしてそれは中に入っても同じです。
パソコンの基本フォントそのままで打ち出された
無味乾燥的なメニューが寂しげに張られています。
美味しそうな雰囲気がしない店ってありますね。
この店はそういうオーラが出ておりました。

しかしそのメニューの中に、目を引くものがありました。

パーコメン 850円

パーコーではなくてパーコ。ぺーでもなくてパーコ。
パーコといったら林家と相場は決まっておるのです。
冗談はさておき、ご主人にパーコメンって?と聞いてみました。
すると「豚の唐揚げが入ってるよ」とのこと。
をを、やはりパーコー麺、漢字ならば排骨麺なのであります。
ここはやはりこのパーコさんを頂かねばなりますまい。
ちょっとここらへんで期待度が少し上がりました。

小さなカウンターのみの店内に客は私だけ。
あとは厨房の中にご主人、カウンターに奥様がいます。
厨房に面したカウンター越しにラーメンを作っているご主人。
目の前で自分のための料理が作られているのっていいですよね。
いわゆる中華鍋にはなみなみと油が注がれていて
その中で衣のついた豚肉が深い音を立てて揚がっていきます。
世の中には「美味しい音」というものがいくつもあると思いますが
この揚げ物を揚げている時の音ってかなり上位ですよねぇ。
この音を聞いてまた更に期待度が上がります。

ohakopほどなくして「パーコメン」が登場。
丼の上には大きな豚肉が4枚乗っています。
揚げたてで熱々ながらカリッとしたというより、
衣がゆるゆるでスープ染み込んで余計ゆるゆる、
なんとか必死に衣が豚肉にへばりついていて、
いやん、見ないでん♪みたいな(バカ)
セクシーさを持ったパーコでした。
このセクシーパーコの姿を見たことで
更に期待度がアップしていきます。

いわゆる中華のパーコーというよりはむしろ
食感的にはイタリア料理のピカタに近い仕上がり。
しかしそれなりに厚さを持った熱々の豚肉は
しっかり味がついて大変美味しいです。
ただ一枚が大きいのでちょっと食べづらく
出来れば包丁を入れていただけると
より食べやすかったかも知れません。

しかしこのパーコちゃんを味わったことで
あまり美味しそうに感じなかった最初のイメージが
どこかへ吹っ飛んでしまいました。
これはなかなか旨いんじゃないか?

スープはゲンコツに鶏ガラを使った清湯系のスープですが、
それだけでは物足りないからと豚足も寸胴に投入しているそう。
いわゆるあっさり味ではあるのですが、濃度や粘度もあり
さらにそこにパーコの油も溶けていくので、
結構どっしりとした味わいになっているスープです。
そして醤油の味わいは結構甘めのチューニング。
ついつい後をひくスープになっています。

そして麺を食べてみると、この麺の食感がすごくいいんです。
これは自家製?と思い尋ねたところやはり自家製麺なのだそう。
実はこのお店は隣りの日本蕎麦店「蕎麦処富士」のご主人が
蕎麦店を2代目に任せるようになったことで暇になり、
半分趣味感覚で始められたラーメン店なのだそうです。
なるほど、だからこそ醤油の味わいも甘めなのですね。
蕎麦職人が打った中華麺は、どことなく蕎麦を想起させますが
柔いようでいてしっかりと弾力を持った面白い食感の麺でした。
蕎麦のようでありながら蕎麦ではなく中華麺になってます。

「麺についてはね、悪いけど自信があるよ」と笑顔で語るご主人は
長年日本蕎麦を打ってきた経験と自信に溢れていました。
蕎麦の打ち方と中華麺の打ち方の違いなどについて
熱く語る昔気質のご主人のお話を聞きながら食べるラーメンは
価格に十分見合った美味しい、上質な一杯でした。

【十八番@都賀レポ】

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2005/10/13

満洲軒の味噌ラーメン

倉にある満洲軒というお店。
以前から情報はいただいていましたが
行けずにいたいわゆる宿題店でした。
味噌ラーメンが美味しいと評判のお店だそうで
何十年も前からあるお店だとのこと。

この昔からあるお店、ってのがくせ者でして
昔からあるなら、これからもあるだろうと(爆)
ついつい行くタイミングを逸してしまうのですね。
これが新しくできた店だ、と聞くと
なんかそれがタイミングになって行けるのですが
昔からあって、人気があって、などと聞くと
いつでも行けると思ってしまうのですね。
そんなこんなですっかり放置プレイしておりました。
今回はたまたま会議室で話題に上がったこともあって
そのタイミングが来た、といった感じなのでした。

manshu1久々にやって来た京成佐倉駅。
ガンジーラーメンは相変わらず元気そうです。
今回の満洲軒はガンジーと同じ南口にあります。
駅前のロータリーから脇道に入って、
どちらかといえば賑やかではない方向へ向かっていくと、
実にひっそりと、こっそりと建っていました。
店の前に立って、その風景が非常に懐かしく
小学校時代の友人の家がやっていた中華屋さんを思い出しました。
リアルラーメン博物館というか、そのまんまというか。
昭和そのものの姿が目の前にありました。

聞くところによれば、この満洲軒は
池袋の老舗「はせ川」出身のお店なのだそうです。
「はせ川」はかつて札幌で「満州軒」と名乗っていたそうで
その時の屋号を貰ったという歴史があるのだとか。
店内に掲げられた古びたメニュー札を眺めると
「醤油ラーメン」「塩ラーメン」
「味噌ラーメン」「特製つけめん」の他に
「はせ川」にもある「カレーラーメン」もありました。
もちろん最初なので「味噌ラーメン」を注文しました。
ライスが大変美味しいという情報も頂いていたのですが
それはカレーラーメンの時に取っておきましょう。

女性店主がラーメンを作っている様子を眺めます。
カウンターに一人座っていた先客と何やら話しています。
店舗はどうやら隣りの自宅と繋がっているようで、
厨房の奥には自宅の台所が見えます。
昔ながらのラーメン屋といった雰囲気の店内は、
細長い鰻の寝床のようなカウンター席のみ。
厨房を覗くと小さな釜で麺を茹で上げる
懐かしいスタイルの厨房になっています。
華麗な麺上げさばきに見入っているうちに
ラーメンが出来上がりました。

manshu2出てきた味噌ラーメンは見るからに美味しそうな、
シンプルなのだけれど凄みのある
存在感のあるビジュアルです。
薄っぺらではないスープの色というか
深みがありつつどことなく透明感もあり、
ラードが表面に厚く張られています。
このラードがスープを熱々に保っていて
厳寒の地で生まれた一杯という感じがします。
ほぼストレート中細麺との絡みもいいです。
具は小さい海苔、小さくて薄いチャーシュー、
ネギ、メンマと非常にシンプルな構成で、
具に関しては気にしてない、って感じの
「ほっとき感」が非常にいいです(笑)

味噌味はキリッとして輪郭がはっきりとしています。
それでいてどこか醤油的な味わいも感じさせます。
スープを木の匙で掬うとラードが一緒に入って来て
味わい的にはクセもあり、苦手な人も多いかも知れません。
しかし個人的にはオリジナリティのある味わいというか
あまり他では味わえないバランスで気に入りました。

こういうお店がずっとここにあって
毎日変わらずにラーメンを出し続けてくれている。
そのことだけでもまず嬉しくなります。
そしてこういうお店の存在を知ることが
ラーメン食べ歩きの楽しさだったりもします。
しかし、その後の情報で、この満洲軒は
12月頃に閉店されるとの話がありました。
残念で非常に寂しい思いがします。

【満洲軒@佐倉レポ】

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2005/09/23

5年振りの再会

れは今から5年も前のことでした。
千葉拉麺通信を立ち上げて間もない頃。
まだ一日のアクセスが数十といった頃。
掲示板に「小室交差点そばのサンクスがうまい」といった
情報が多く寄せられました。
それを元に食べに行ったのが2000年の4月のことでした。
ホントに立ち上げたばかりですね(^^;
HP立ち上げてわずか2ヶ月のことです。

「サンクス」という店名があるにもかかわらず
店の看板をはじめ、あちらこちらに書かれているのは
「健康一番」「ごまラーメン」の文字ばかり。
ごまラーメンって店名じゃないの?と思うくらいでした。
外から見るよりも随分と広い店内と
「電子水」についての能書きの数々、
湯切り器のウィーンという音(笑)
今こうして思い出しながら書いていても
ついこの間のことのように思い出せます。
そのサンクスが小室から八街へ移転したのは数年前のこと。

あれから5年。
ようやく八街の店に行くことが出来ました。
移転してすぐの時に行こうと思っていたのですが
スコーンと抜けてしまっていて、今日に至る(殴打)
そういう店ってよくあるんですよね。
常に宿題店リストに掲げてありながらも
新店だ新メニューだとそっちに行ってしまって
なかなか行けずにいる店っていうのが。
ここもそういう店の一つだったわけです。

goma1かつて店名と間違えた「ごまらーめん」が
今度は本当に店名になっていました(^^;
ファミレスのように大きな店舗にはカウンターの他
テーブル席が数多く配されています。
メニューに目をやると、ありました「ごまらーめん」が。
サンクス時代と変わらぬ一杯800円。
八街であっても結構な値段を取る一杯です。
しかし周りを見ると結構頼んでいるお客さんがいます。
やはりオリジナル、唯一無二のラーメンだからこそ
強気の価格設定でもいけちゃうんでしょうか。

ラーメンが来るのを待っている間、店内を眺めます。
あった、ありました、「電子水」の能書きが(^^;
トリハロメタンがどうたら、活性酸素がどうたらと
健康機器やそういった類のところでよく見る文字が並びます。
そして厨房にふっと目をやれば、そこに
「エレクトロンチャージャー」と書かれた
怪しげな機械が鎮座しているではないですか。
出来ればラーメン店では見たくないような機械…。
見ただけでは何に使う機械かよく分かりませんが
名前から察するにエレクトロンをチャージするんでしょ。
ラーメン屋でエレクトロンをチャージしちゃいけません(爆)
(調べたところ、これこそ電子水を生み出す機械でした)
もちろん湯切り器の音も健在でした。ウィーンってヤツです。

カウンター前の壁には数々のメニューが並んでいます。
ごまらーめんは1杯800円も取っているのに
他のラーメンメニューを眺めてみると、普通のラーメンである
「しょうゆ」「とんこつ風しょうゆ」「味噌」「塩」は
どれも500円〜550円程度の価格設定になっています。
しかし「とんこつ風しょうゆ」の「風」って何でしょうね(^^;
どうやらとんこつではないらしい(爆)あくまでも「風」(笑)
また、ごまにこだわるお店らしく
卓上には黒白の胡麻が入った胡麻擦り器が置かれてます。
この胡麻擦り器はレジでも売っていて買えるようです。

goma2さて、5年振りに再会した「ごまらーめん」は
笑ってしまうくらい変わらぬ姿でした。
そして味も変わらぬ味でした。
練り胡麻が使われている醤油味のスープに
黒と白の胡麻が綺麗に振りかけられています。
しっとりとしてもっちりした食感の自家製麺もいいです。
メンマは一度炒められているようで、
メンマの端などには焦げ目がついています。
また温泉玉子が乗っているのもこのラーメンの特徴で
温泉玉子といっても最近誤解されているような
白身も黄身もぐずぐずのなんちゃって温玉ではなく
しっかりと黄身が固い、本物の温泉玉子です。
スイートコーンの黄色が、チープさを演出していますが
こういうラーメンもたまにはいいなと思わせる存在感があります。

どこかで売れたラーメンを真似して店をやる。
あるいはどこにでもあるラーメンを出す。
それはそれでニーズがあって、商売としては正しいのでしょうが
個人的にこの店のように唯我独尊、我が道を行くといった
オリジナリティを追求しているお店をみると
とても嬉しくなったりします。
そういう意味ではこれからも頑張って欲しいお店が
この「ごまらーめん」だったりするのです。

【ごまらーめん@八街レポ】
【サンクス@小室レポ(移転)】

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2005/09/21

きちえもんのルーズソックス

千代市って昔から苦手です。
どちらかといえば総武線、国道14号線、京葉道路や
京葉線、国道357号、湾岸線を軸に行動していたので
そこに引っかかってこないこのエリアが非常に苦手なのです。
どうも土地勘がいつまで経ってもつかめないというか
「え?こことここが繋がるの?」みたいなことが
今でも普通にあったりします(^^;
カーナビがなかった10年程前などは
地図積んでない時に八千代市文化会館に行かねばならず
武石から降りたはいいものの、迷ってしまい
八千代市内をぐるぐる回っては市からはみ出し
非常に困った記憶があったりします。
これはもうトラウマになってると言ってもいい。
さすがに今はカーナビがあるので迷わずに着けますが…。
まったくカーナビさまさま、です。

さて、この「きちえもん」という新店も
その問題の(笑)八千代市に出来たお店です。
国道296号、いわゆる成田街道に程近く
八千代市役所のすぐそばという立地です。
駅としては東葉高速線「八千代中央」か
京成線「大和田」駅が近くになります。
ラーメン好きの方なら、ヨシベー近くといえば
分かりやすいかも知れませんね。

会議室に投稿をいただいた時には
「飲み屋のような」というお話でした。
そんなところに一人で行くのは厳しいだろう、と
モリカツを道連れにして(^^; お店に向かってみました。
以前は中華屋さんだった場所に入ったお店のようで
看板替えなのか、別の方なのかは定かではありません。
手作り感の感じられる看板が期待させます。

店内は先客のグループがいて盛り上がっています。
ま、いわゆるヨッパーの皆さんでございました。
確かに飲み屋のような、というよりも飲み屋そのもの。
一人で来なくてよかった(^^;
そんな賑やかで活気のある店内を見渡してみると
壁に手描きの絵が描かれていて面白い雰囲気になってました。

島状の向かい合わせカウンターが片面5席で10席。
他にテーブル席と小上がり席が配されています。
敷地面積的には決して広くはないのですが
うまく席が配されていて、結構な人数が入れそう。
それでいて窮屈感をあまり感じません。

厨房では男性が二人キビキビと動いています。
そしてフロアには2人の女子高生と思しき女の子が。
パッと見た感じ、ここの娘さんとその友人、ってところでしょうか。
二人ともお店のTシャツを着てはいますが
スカートなんかは制服だったりしてます。
そして足下はなんとルーズソックス(^^;
仕事柄多くの女子高生と付き合っておりますが
今時ルーズソックス履いている女子高生なんていませんから(爆)
今やその地位は「紺ソク」に奪われてしまって、
すっかり姿を消したルーズにこんなところでお目にかかれるとは。

kichimenu話が逸れましたが、肝心のメニューの方はと言えば
ドリンクでビールにサワー類が充実しているものの
基本的にはラーメン店のメニューと大差ありません。
「きちえもんらーめん」というのが基本メニューで、
「しょうゆ」「とんこつしょうゆ」があります。
他にも「中華そば」「白味噌らーめん」などといった、
オーソドックスなラインアップから、
「かけらーめん」「刺激らーめん」
「自家製のりらーめん」「グリーンラーメン」などの
マニアックなモノまで並びます(笑)。
気になるメニューは「自家製のりらーめん」。
自家製の海苔?自分のところで天日干ししてるんでしょうか?
この「自家製のり」は通常のラーメンにも1枚乗ってくるようですので
とりあえず基本の「きちえもんらーめん」を頼んでみます。

kichim見た目にもクリアなスープの「しょうゆ」。
鶏ベースであっさり味のスープはまろやかな甘さがあり
表面には鶏油が浮いていて更なる甘みを加えています。
麺は細縮れ麺で、スープとの絡みも悪くありません。
強烈な印象を残すラーメンではありませんが
飲んだ締めに食べるには十分な味わいの一杯です。
ちなみに白濁豚骨醤油の「とんこつしょうゆ」は
それなりに濃度もあるスープではありましたが
良くも悪くもケミカルというか、ステレオタイプというか。
ニンニクチップが最初からかなり入っていて
味的にもニンニク比重が高く、残念な味でした。
現時点ではこの2つを比べてみれば
明らかに「しょうゆ」の方が美味しかったです。
これは同行してくれたモリカツも同意見でした。

翌朝3時までの営業時間というのは、
夜行性の私にとって大変ありがたいお店です。
この日は0時近くに行ったのですが、活気があってよかったです。
そんな時間でもこれだけのラーメンを出してくれるなら
それだけで十分存在価値があろうというモノです。
しかし、こんな時間に女子高生が働いてていいのかしら(^^;

【きちえもん@大和田レポ】

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2005/09/07

田能久のらぁ麺

ヶ谷のラーメン屋さんと言えば
「博士」「黒門」「味の一番」っていうのが定番。
最近はここに「寺子屋久我」だったり「rp」だったりの
名前が挙がってくるのかもしれませんが
そのラインナップに十分食い込んでくる
ラーメン屋さんに行ってきました。
その名も「田能久(たのきゅう)」です。

このお店を最初に紹介していただいたのは
もうかれこれ1年も前のことになります。
会議室に投稿をいただいたのと同じ頃に、別の方からメールも頂きました。
いつものように携帯のメモに、宿題店としてリストアップして放り込みました。

で、放り込んだままで現在に至る、と(爆)

い、いや、一応2ヶ月前にも確認はしてるんですよ。
ほら、ここ見て下さいよ、ね?あるでしょ?
tanokyuまぁいずれにしても約1年放置してしまったというのは
過去にもあまり例をみないケースですね(^^;
ただそういう場合は他の方が先に行かれて
追加情報を頂く場合が多いのですが
これがまたこの店に関しては追加情報が皆無。
ネット上でも殆どといっていい程情報がありません。
(そんな中でnyaさんのブログにはかなり情報があります)
だからすっかり忘れちゃってました、スマヌ。

9月に入ったとはいえ、まだ残暑厳しい折、
この店の入口は全面開放状態になってました。
うぅむ、これは冷房とかないのだろうか。
店に入ってみたら扇風機が回っておりました。
やっぱり冷房はないのかぁ。
しかし風の抜けがいいのか、思ったほど暑くなく
抜けていく風が心地よいような気がしないでもありません。
厨房のご主人さんはかなり暑そうに見えましたけれど(^^;

メニューはラーメンとつけ麺、醤油と味噌があります。
細かいバリエーションも数えると各10種ずつくらいの
メニューラインナップになってはいますが
トッピングなどの違いの問題であって
基本的には醤油か味噌のラーメンかつけ麺と。
もちろんまずは醤油のラーメンを試さねばなりません。

tanokyum出てきたラーメンはこんな感じ。
どうです、結構そそるビジュアルですよね。
まずチャーシューに炙りの焦げ目がついてて
ここで心の琴線に触れられちゃう人も多いでしょうね。
結構厚みもあって、柔らかくて美味しいです。
また半熟味玉の黄身の色味というか粘度がいいですね。
私の場合はここでくらっときてしまうわけですけども(^^;

まぁいくらビジュアルがよくても問題は中身ですから。
スープと麺はいかがなモノかと味わってみます。
まずスープは結構油分を多く含んでいて
スープ自体の濃度もあるにもかかわらず
それほどしつこさは感じさせません。
スープの野菜の甘さやカエシ自体の甘さでしょうか
オリジナリティあるスープの味わいになっています。
麺は菅野製麺の平打ち麺を使用しているようで、
食感もよくスープとの絡みも非常に良かったです。

冒頭にも書きましたように、鎌ヶ谷ラーメンリストに
しっかりと食い込んで来る一軒であることは間違いないです。
未食ですがつけ麺メニューにも期待が持てます。
また近いうちに再訪したいお店です。

【田能久@鎌ヶ谷レポ】

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2005/09/04

rpの唐辛子麺

鎌ヶ谷のrp(ラープ)では
7/19より夏モードとして、つけ麺メニューが充実しています。
夏は忙しくてなかなか足を運べず
時間がようやく出来たのが9月でした(^^;
店長の大滝さんには申し訳ないことをしました。

6月あたりにやぶれかぶれの岡崎さんから伺った話では
つけ麺の専門店にしようかというお話でした。
夏だけつけ麺の専門になる、というのも面白い。
しかし最終的には通常のメニューも一部残して
つけ麺を充実させたメニューになりました。
通常のお客さんからすれば、その方がいいでしょうね。
確かに普段食べ慣れているメニューが
全くなくなってしまうのは不安かも。

rp_menuその充実のrpつけ麺オールスターズは
以下の通りになっています。
つけ麺
こく辛つけ麺
鶏香味つけ麺
カレーつけ麺
ざるつけ麺
枝豆とじゃがいもの冷製つけ麺

個人的に新作5つのつけダレに順位をつけるならば
こく辛>鶏香味>枝豆>カレー>ざる
といったところでしょうか。
こく辛と鶏香味は僅差なのですが、
こく辛の辛さと酸味、甘みのバランスはなかなかのモノ。
一方の鶏香味の方は無難なありがちな味、ということで。
枝豆じゃがいもは別の味というか雑味が感じられました。
大滝さんに伺ったところその雑味の正体は分かりましたが
素材の組み合わせって本当に難しいですよね。
もっと枝豆とじゃがいもの素材本来の味を
信頼してもよかったんじゃないかなぁ。

そして麺は太麺、ライス麺、唐辛子麺と3種類から選べ、
割るスープも豚骨や魚ダシ、鶏など4種から選べるのが
今回のメニューの面白いところではないかと思います。
その組み合わせとしては実に72通り。
夏の間毎日来ても食べ切れません(^^;
そこで数名でつけ麺を除く全てのつけダレと
3種の麺を一気に食べ比べてみました。
ズラズラっと並べてつけ麺バイキング状態(^^;

私的に一番気に入った組み合わせは
非常に保守的な結果になってしまいますが
「鶏香味つけ麺」(太麺)でしょうか。
大滝さんはライス麺との組み合わせを推していましたが
味わいが強く、油の多いつけダレなので
ライス麺では今ひとつ存在感が弱い。
太麺の方が全体的にまとまっているように思います。
ライス麺はむしろざるつけ麺か
逆に麺の存在感もくそもないカレーつけ麺の方が
合っているように感じました。

rp_togarashiしかし何よりも存在感があった麺が
唐辛子を練り込んだ平打ち麺。
ハバネロと韓国唐辛子が入っているとのことですが
この麺が想像していた以上にいいです。
こく辛つけ麺と合わせるというのも一興ですが
意外に合ったのが枝豆とじゃがいもの冷製つけ麺でした。

しかし、落ち着いて考えてみたら
この麺と勝負出来るつけダレは無かったかも(^^;
それほどまでに存在感のある麺でした。
大滝さんにはぜひまたこの麺を使った
新しいメニュー開発に挑戦して頂きたいですね。
いずれにしても、rpのつけ麺メニューは
今月10日までと残りわずかになってしまいましたが
未体験の方は一度足を運んでみてもいいかもです。

【関連記事】rpの夏野菜カリー麺
【rp@新鎌ヶ谷レポ】

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2005/08/29

酒処ふくいちの塩

田の「麺や福一」のご主人石曽根さんは
昭和43年友の会、私と同い歳の方です。
そんな石曽根さんが体調を崩されてお店に立てなくなって
しばらくお休みされていて、留守は奥様が任されていたのですが
最近ようやくお店にまた復帰されることになりました。

もうこれは他人様の病気のことなので、
こういう場で事細かにいうつもりはありませんが
つくづくラーメン屋さんというのは過酷な稼業なのだと感じます。
私と同い歳の人が病に倒れると、己の行動を見つめ直しますね。
自分を大切にしなければいけないな、と感じます。
石曽根さんが倒れた知らせを最初に聞いた時、そう感じました。
そして彼が現場に戻って来るのをただ待とうと。
ようやっとその機会がやってきたわけです。

fkic石曽根さんがお店に出なくなってからは
ラーメン屋とレストランを一時休業して
レストランの店舗で居酒屋スタイルで
営業を続けられていました。
いわゆる「縄のれん」をくぐって入ると
やはりレストラン的な雰囲気でありながらも
メニューは至って居酒屋チックになっています。
そしてそのメニューの一番最初には
「麺や福一塩ラーメン」の文字が誇らしげに掲げられています。
現在は塩と醤油があり、どちらもお薦めですが
やはりご主人の自慢は塩なので塩を食べて下さい。
麺屋青山の青山店主も一押しの塩ラーメンです(^^;

fkicm久々に味わった福一の塩ラーメン。
いや、もう、しみじみと旨い一杯でした。
麺がどうこう、スープがどうこうと言う前に
目の前に少し痩せたものの元気に笑う石曽根さんがいる。
そしてラーメンについて熱く語っている。
それだけで十分ではないかと思えるのです。
あまり無理をなさらずに、マイペースを守って
まずはご自分の健康をしっかり取り戻すことを
最優先にして頂きたいなと思います。

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2005/08/15

こうじから青山へ

aoの「麺屋こうじ」が
成田(富里)に移転してきて早1年。
移転1周年の8月15日に、店名を
「麺屋青山」に変えることになりました。

「こうじ」という店名は、以前のオーナーである
田代浩二さんの名前を取っているわけですから
田代さんのところから独立したという意味合いも
この名前には込められていると思います。
「麺屋青山」シンプルで凄みのある、いい名前だと思います。

やはり人の名前、人の看板で勝負するのと
自分の名前、自分の看板で勝負するのでは
気合いの入り方も随分と違うことでしょう。
田代さんのところからスタッフごと預かっての独立。
スタッフを路頭に迷わせるわけにはいかない。
独立してからの青山さんは、今まで以上に気合いが入っているように感じます。
ラーメンにも鋭さや凄さを感じさせることが多いです。
名前が変わることでますます気合いが入った一杯を
私たちは楽しめることでしょう。

移転1周年おめでとうございます!

【関連記事】こうじの塩
【麺屋青山@成田レポ】

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2005/07/18

こうじの塩

日に続いてこうじ@成田ネタです。
新しく始まっている「塩らーめん」を食べました。
これがかなり完成度の高い一杯でした。

koujishioスープは鶏+ゲンコツのいわゆるあっさり。
表面からは帆立の香りが漂います。
第一印象は5月に出した限定ラーメンのそれ。
しかしここからがそれとは異なります。
「左側は帆立味、右側は鰹味になっていますので
まずはスープからどうぞ」と
店員さんから説明があります。
確かに真ん中の具が間仕切りになっていて
左と右でスープの香りが違います。

まず左側にレンゲを入れてみます。
帆立のちょっと焦げたような香りと味わい。
帆立貝柱で取った香り油のようです。
塩が立ったスープとの相性がいいです。
そして右側の方は、鰹粉を加えているようで
鰹の風味がダイレクトに入ってきます。
ベースのスープが同じでも、油などで印象は随分変わります。
そんなことは百も承知のことでしたが、
コロンブスの卵ではありませんが
なかなかこれは気づかないアイディアです。

しかし実に見事なまでに丼の両端で味が違います。
このオペレーションに興味を持ったので
具を乗せてから油を浮かせるのか青山さんに尋ねたところ
先に油を半分に浮かせてから具を乗せるのだそう。
それでも全然問題ないんだぁ。

そして食べ進めていくにつれて、当然左と右は混ざります。
帆立油と鰹節、2つの味が合わさっていき
徐々に味わいが変わっていくのが楽しい。
こういうギミックがある一杯というのは
いわゆるフリークさんのツボを刺激するでしょう。

ただ、フリークさんの琴線に触れるテクニックは
一般の人から見れば、どうでもいいことだったり
そこまでの違いが分からなかったり、という部分が多かったりします。
逆に一般の人が面白い、と感じるラーメンは
たいていフリークからすれば興ざめだったりします。

しかしこの塩ラーメンの凄いところは、フリークのツボを押さえつつも
一般のお客さんからしても、非常に分かりやすいということ。
丼の両側で味が違う、これは非常に分かりやすい。
しかも食べていくうちに味が変わる。これも分からない人はいません。
そしてこの両者を納得させる一杯、というのは
なかなかお目にかかれないのも事実です。
こうじの塩らーめんは、そんな凄さを持った一杯なのです。
とりあえず千葉の人は必食、です。

【関連記事】こうじの塩そば
【麺屋こうじ@成田レポ】

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2005/07/17

こうじの冷しそば

月独創性の高い限定ラーメンを
創作し続けている、成田の「麺屋こうじ」。
中華出身の店主青山さんの引き出しの多さは
毎月の限定や、イベントなどで証明済みですので
今回の「冷やしラーメン」も即お願いしました。

「今回はいつになく気合いが入っちゃいましたよ」と笑う青山さん。
完成した冷やしラーメン「冷しそば(うに塩)」は
そのシンプルな名前とは裏腹に、実に手間とコストのかかった
正に採算度外視、お値打ち品、利益還元、そんな言葉が
ピッタリ来る、お祭りラーメンになっていました。

koujinスープのベースは塩ラーメンで使う
鶏が主体のさっぱりスープ。
透明のはずのスープが若干白濁しているのは
麺に事前に絡めてあったウニペーストのせい。
ウニと生クリーム、鶏スープをミキシングして
水で締めた麺に一度絡めてあるのだそう。
そこに冷やしたスープを注いで完成です。
このウニペーストが結構濃厚な味わいで
甘さもあってこってりしたタイプのモノ。
これとサッパリ鶏スープが混ざることで
独特のこってりしつつも後味サッパリといった
オリジナルの味わいを生み出しています。

具はウニの身をそのまま入れたオムレツ?に
大葉で炒めたエビやタコなどの魚介類。
この炒めた魚介は敢えて温製にしてあって
冷たいだけでない感触を楽しませてくれます。
刻んだトマトの酸味も程良く、大葉の香りも程々。
非常にバランスの良さを感じる冷やしラーメンになっています。

最初ウニを使う必然性がよく分からなかったのですが
食べてみて、これはウニでなければ出せない味だと納得。
適度な濃度、適度なクセ(引っかかり感)は
ウニならではのモノだと思います。

青山さんの非凡さをまた感じさせる一杯。
次はどんなモノを見せてくれるのだろう。
これからも毎月の創作がまた楽しみになりました。

【関連記事】こうじの冷製トロトロつけそば
【麺屋こうじ@成田レポ】

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2005/07/13

はっ!これはっ!!冷し!!

せずして、と言ったらいいのでしょうか。
棚からぼた餅、瓢箪から駒とでも言うのかな。
う〜ん、身から出た錆とも言うのか(爆)

…そもそも今回私がこの店に足を運んだのは
CW限定夏野菜ラーメンを食べようという趣旨からでした。
普段から野菜を使ったスープを出しているお店ですし
店名からはじまって、想像を超えたネーミングを持つ
やはりその飛び道具的な存在感は捨てがたい。
この店はどういう夏野菜ラーメンを作ってくれるのだろう。
どんな創作ラーメンが出来るのか、非常に楽しみなお店でした。
そして完成したラーメン、その名も…

「夏野菜ラーメン」

し、シンプル過ぎて逆にびっくりだよ(^^;

………

そしてこの日の夜遅く、モリカツらを引き連れて
セントマーガレット病院裏手のこの店へやってきたわけです。
若きチャレンジャーにして、手に汗をかきすぎる男
「はっ!これはっ!!スタンプカード」常時携帯のモリカツは例によって
「俺、エビ好きなんスよねー」などと言っています。
「やっぱここはエビスパ行くしかないッスよねー」などと言っています。
任せた、モリカツ。頑張れ、モリカツと。
私はもちろん「夏野菜ラーメン」を注文しました。

すると…。

「すみません、今日は夏野菜終わっちゃったんですよぉ」

え…。
そんな…。
限定杯数「なし」って書いてあったのに…。
はっ!これはっ!!ならぬ、「えっ…それはっ…」状態の私。

しかし捨てる神あれば拾う神あり。
私の目に飛び込んできた、一つの新作メニュー。
その名も…

「はっ!これはっ!!冷し!!」780円

ただの冷しじゃありません。「冷し!!」ですよ!ヒ・ヤ・シ!
ヒヤシイクスクラメーションマーク。ひやしツーチョンですよ。
この情報は入っていなかっただけに、はっ!これはっ!頼まなくてはっ!

korehahiそして出てきた「冷し!!」
麺の上にヌルヌルネバネバ系のなにかと
細い刻み海苔が乗っています。
このヌルネバの正体は「イカオクラ」。
オクラを細かく刻んで、イカそうめんと和えたモノ。
麺の周りには生レタスが散りばめられています。
そのレタスの上には何やら見慣れぬ物体が3個。
なんだこりゃ…。

ハッシュドポテトだ(^^;

気を取り直して食べてみます。
このヌルネバイカオクラがなかなかいい感じです。
なんでもこのヌルネバイカオクラは函館名産?なのだとか。
あまり聞いたことがないのは私が無知だからかしら。
しかし、このヌルネバイカオクラと海苔がマッチしていて
海苔の風味も加わって、麺ともよく絡んでいて美味しい。
ここだけ食べれば和風のテイストになっています。

しかし、麺の底にあるタレの味は普通に冷やし中華のそれ。
そして周囲を包囲しているレタス&ハッシュドポテト。
その横にさりげなく佇んでいる練り和辛子。
洋風なのか、和風なのか、はたまた中華なのか。
その謎を探るべく、かき混ぜて食べてみました…。

「…はっ!これはっ!!」

続きはどうぞ皆さん一人一人がお店でお確かめください(またかよ)

………

あ、エビスパモリカツのことも書いておかねば。

「いやこれ、フツーにパスタっす」

そ、そうッスか(^^;

【関連記事】はっ!これはっ!!
【はっ!これはっ!!@村上レポ】

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2005/07/10

rpの夏野菜カリー麺

W恒例の限定夏ラーメン。
毎回色々なテーマで創作ラーメンをお願いしていますが、
やはり千葉ならではの創作ラーメンも作りたい、と考え
野菜生産高全国一位という野菜王国・千葉をフィーチャーし
今回「夏野菜ラーメン」をテーマに据えました。

このテーマを考えた時、真っ先に浮かんだのが
新鎌ヶ谷のrp(ラープ)でした。
普段から地場産の野菜を積極的に使っていて
生産者から直接仕入れたりしているお店なので
きっと面白い夏野菜ラーメンを作ってくれるに違いない。
そう思ってここのところ創作意欲旺盛な
店長の大滝さんにオーダーしたわけです。

rpcurry大滝さんが創作した夏野菜ラーメンは、
夏らしくカレー味に仕上げたラーメン、
その名も「夏野菜カリー麺」です。
オクラやパプリカ、ナスなどの夏野菜が
あんかけ状になったカレールーと絡みます。
なぜか異様なまでなナス好きな私にとっては
このナスを食べているだけでも幸せでした(笑)

ただ個人的にはこのカレーの味に物足りなさも。
よくも悪くもありがちなカレー味になっていました。
普通に美味しいカレー味になっていますので、
もちろん一般受けはするでしょうが、
もうちょっと頑張ってもよかったかなと。
例えば仕上げにスパイスをもう一振りするとか
ルーの香りとはまた違った香りが一つ入っているだけでも
かなり立体的なカレー味になったのではないかと思います。

あとはジャガイモを使ったムースですが
正直、このムースはなくてもよかったかなぁ。
いや、ムースというかマッシュポテト的な要素は
あってもよかったと思うのですが、ここに
「インカのめざめ」を使う必要があったのかなと。
この「インカのめざめ」という品種は独特な食感と
味わいにこそ存在価値のあるジャガイモなんですね。
色も黄色がかって、どことなく栗のような甘さと食感がある
ジャガイモの中でも結構個性の強い品種なのです。
これをすりつぶすことで食感が失われ
生クリームを加えたことで甘さが減ってしまった。
この品種を使う意味がないのではないか、と思いました。

とはいえ、完成度自体は高く、夏らしく仕上がっていて
一般の方にとっては非常に満足のいくラーメンだと思います。
ラーメンフリークの戯れ言ということで(^^;

【関連記事】rpのトマト豚麺
【rp@新鎌ヶ谷レポ】

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2005/07/08

はじめの辛いつけ麺

田の「らーめんはじめ」に行きました。
狙いはもちろんCW限定夏ラーメン。
このお店には「激辛つけ麺」をオーダーしました。
お昼時が終わった頃にお店の方へ。
先客は3組ほどでした。

開店当初にあった大きな看板は壊れてしまいましたが
ココス側から見ると目立つ赤い看板が新設されてました。
駐車場も3台分追加で店の並びに確保されていて
以前よりも分かりやすく、行きやすくなりました。

ご主人の板橋さんに御挨拶して「辛いつけ麺」をオーダー。
これまたシンプルなネーミングです(^^;
待っている間に作っている様子を拝見。
奥様と二人三脚で段取りよく作っていきます。
相変わらず店内&厨房は清潔に保たれています。
ここで特につけ麺を食べていると、
なんだか跳ねらかしちゃいけないような気になります(^^;

hajimetさて、肝心の「辛いつけ麺」の出来映え。
結論から言えば、非常に完成度の高い一杯でした。
つけダレはトウバンジャン、唐辛子で辛さをつけてあって
ニンニクで炒めた豚の挽肉がたっぷりと入っています。
この挽肉が非常に有効な使われ方をしていて
つけダレに適度な油分、甘さ、肉の旨味を加えています。
この挽肉が入ることで単調な味ではない
複合的な旨味を感じさせるつけダレになりました。

具は夏野菜のナスとオクラに、海苔と味玉(半個)。
ナスなどはしっかりと温めてあります。
別皿で供されているので、そのまま箸休め的にもいけますし
もちろんつけダレに沈めても美味しいです。

食べている途中で板橋さんが厨房から出てきました。
「他のお店の皆さん、気合い入ってますよねぇ。
 成田だったら青山さんのとこ(こうじ)に行っちゃいますよねぇ」
などとなかなか自虐的な発言をしてきます(^^;
そうは言いながら、この日も仕込んだ分がかなりはけたので
追加の仕込をしなければ、などとおっしゃってましたが。

正直、今回のはじめのつけ麺は
限定ラーメンらしい「華やかさ」はあまりありません。
しかし、逆の言い方をすれば、夏野菜を別の具に変えれば
即レギュラーメニューになれるような
完成度の高さを感じる一杯になっています。
季節を問わず満足出来るつけ麺ではないかと思います。
期間終了後もぜひ続けて欲しいメニューでした。

【はじめ@成田レポ】

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2005/06/25

恒麺の辛すじ冷し麺

千代台にある「拉麺屋恒麺」。
昨年夏にオープンしたお店ですが
牛スジを使った塩スープのラーメンと、
レアな焼酎などをつまみと一緒に楽しめるお店として
開店以来、地元のファンを掴んでいます。

開店して1年の新店とはいえ、店主の荒川さんは
元々稲毛で友人と共に無国籍料理店を営んでいた方。
その後同じく稲毛で軽トラック屋台のラーメン店
「屋台拉麺一’s(いちず)」をオープンさせて
その厨房に立ってラーメンを作っていた方です。
ですからラーメンや料理経験は豊富なのですね。
その引き出しからこれまでにも多くの限定ラーメンを作って
ファンの方に好評を博してきました。

この店のそんなポテンシャルに注目して
千葉ウォーカーの限定ラーメンをお願いしました。
「冷恒麺」という名の冷やしラーメンは
恒麺自慢の牛スジスープを冷やしたさっぱり味で
さすが完成度の高いメニューになっていました。

koomenhしかし、それよりも今回私が注目したのは
もう一つの冷やしメニュー「辛すじ冷し麺」。
ラーメンというカテゴリには属さないのかも知れませんが
これがなかなか面白いメニューでした。
元々この店では、スープに使っている牛スジ肉に
コチュジャンなどで味をつけて炒めたモノを
ご飯に乗せたりするメニューが人気なのですが
その辛スジを水で締めた麺の上に乗せて
和えそば感覚でかき混ぜて食べる一品です。

単純といえば単純なのですが、これが旨い。
韓国風の味わいがする牛スジ肉ももちろんですが
冷たく締めた麺の食感が独特で、食べていて楽しさがあります。
添えられたキュウリの食感も心地よく
夏らしくサッパリと食べられる仕上がりでした。
食欲がない夏にワシワシと食べられるどころか
普通のラーメンなどを食べた後でも食べられてしまうほど。
ですから、まずは「冷恒麺」で冷やし塩スープを堪能して
締めに「辛すじ冷し麺」なんて流れもいけちゃいます。

ちなみにこの店では今年の夏は、この「辛すじ冷し麺」「冷恒麺」の他
「冷しぶっかけラーメン」と合計3種の冷やし夏メニューが登場するようです。

【恒麺@八千代台レポ】

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2005/06/17

こうじの冷製トロトロつけそば

月になって、夏メニューを登場させる
ラーメン店が増えてきました。
町の中華屋さんで言うところの
「冷やし中華はじめました」的なモノでしょうか。
個人的に冷やし中華があまり好きではないのですが、
色々なアイディアを駆使した夏の限定ラーメンは
結構好きで、この時期が楽しみだったりもします。

koujihiyatoro毎月限定メニューを出している
麺屋こうじでも冷やしメニューが
今月からスタートしていました。
「冷製トロトロつけそば」という名前。
やはり気になるのは「トロトロ」の部分。
「とろろ芋」と「(まぐろの)トロ」かなぁ、とか
色々と想像していたのですが
いい意味で期待を裏切る「トロトロ」でした。

冷やしラーメンの難しいところは、動物系スープを冷やすこと。
油分は白く凝固しますし、ゼラチン質も固まってしまいます。
そこを青山さんは逆手に取った、のかどうかは分かりませんが
鶏ガラで取ったスープを一旦冷やし、ゼラチン質をプルプルに固めて
それを魚介スープでのばして粘度のあるトロトロ状にしたものを
つけダレに使用していました。

ただでさえ、つけダレに粘度があってトロトロなのに
そこにガツンと魚粉も入ってきますので
とにかく麺との絡みが抜群にいいです。
魚粉が口の中でちょっとざらつく食感になって
より美味しく味わえる感じがします。
味もかなり濃い目に味つけされていて、魚粉の味わいと
ベースの鶏スープの旨味もしっかり感じられます。

冷やしメニューというと、ついついサッパリ系に行きがちですが
しっかり濃厚で食べ応えのある冷やしメニューに大満足。
暑い夏にしっかり食べたい人にお薦めです。

【こうじ@成田レポ】

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2005/06/06

rpのトマト豚麺

月限定ラーメンを発表している
新鎌ヶ谷駅ガード下の「rp(ラープ)」。
今月は「トマト豚麺」というラーメンでした。

rptomato大滝さん渾身の豚骨スープをベースに使い
新鮮なトマトを具として使っています。
豚骨+トマトといえば、最近では「猪太」のイブトマトが
高いオリジナリティと完成度を持っていましたが、
今回rpが始めたトマト豚麺も、
程良い酸味と適度な濃度の豚骨スープがバランスよく
夏らしく爽やかに食することが出来る一杯でした。

欲を言えば、あまりにもまとまりすぎていて
面白みに欠けてしまうことでしょうか。
確かに豚骨ラーメンにトマト、という組み合わせは珍しい。
しかしジェノバソースがいけなかった。
オリーブオイル独特の香りとジェノバソースが
トマトに合うのは非常によく分かるのですが
このパッケージにしてしまった途端に
珍しくない組み合わせになってしまうのです。
せっかく豚骨にトマトを合わせたのにも関わらず
「あ、パスタみたいだね」という一言で片づけられてしまう。
これはあまりにも惜しい。

発想のきっかけが他の料理であることはいいと思いますが
いかにそれをラーメンのカテゴリで演出するか。
そう考えると今回のラーメンはその部分の工夫不足というか
ちょっと安易だったかなと思います。

とはいえ、上手に美味しくまとめあげている一杯で
夏に向けた今の時期にはピッタリの味だと思います。
7月3日までの限定メニューです。

【関連記事】rpの辛味噌
【rp@新鎌ヶ谷レポ】

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2005/05/28

拉通ファイナル!1日目

年間の活動に終止符を打つ
千葉拉麺倶楽部「拉通」。
その2周年にしてファイナルイベント2DAYSの
初日イベントが本日行われました。

まず昼