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2005/11/08

千葉ラーメングランプリBEST130

0524cw日発売の千葉ウォーカー24号は
今年最後のラーメン特集号になっています。
「千葉ラーメングランプリBEST130」というタイトルで
ベストが130もあるのかよ!みたいな(^^;
まぁ「最強の222軒」に通じるネーミングですね。
どちらも私のアイディアじゃありませんから(笑)

今回の特集に関して、編集部から出たアイディアは
「全県区のラーメンランキングをやろう」というモノでした。
以前からお伝えしているように、私はそういうランキングが嫌いです。
だからその企画に関してはまずノーだという話から始まりました。

ランキングモノがなぜ嫌いかというと、いくつか理由があるのですが
読者が選んだ、というのがまず非常に胡散臭いというか
データに信憑性がないというか、公平性に欠けるというか
どうにもすっきりせず、納得がいかず、受け付けないのです。
それでいて、それが客観的に見えてしまう理不尽さ。
これが例えば、他誌になりますが、「東京1週間」のTRYのように
選んだ人がはっきりと分かっていて、その人たちの意見も載って
どういう視点で選んだかが分かる誌面構成ならいいのです。
例えば大崎さんと石神さんの視点が違ったりすることで
立体的な誌面構成が出来るわけで、結果それがフォローにもなりますし
あくまでも誌面に載っているのはあのメンバーの好みの店であって
「私たちの視点で、私たちが選んだランキングですよ」というスタンスは
載らなかった店に対して、あるいは読者に対しても
一種のエクスキュースにもなっているわけです。

しかし読者ランキングだとそういう誌面にはなりづらいですし
妙にその「読者が選ぶ」という言葉に客観性的な意味合いが生まれ
載った店が人気があり、美味しくて、載らなかった店が不味いといったような
妙な見え方がしてしまう可能性が非常に高いわけです。
でありながら、そういうデータの場合はデータ採取場所によって
結果はまちまちになるわけで、客観的な公平性もない。
全県区ランキングに無理があると私が感じるのは
この客観的な公平性という部分においてであって、
例えばデータ採取場所を柏駅前で行った場合
果たして千葉駅周辺の店がどのくらいカウントされるのかと。
また千葉駅前で行った時に東葛エリアはどうなのか。
もっといえば内房、外房のお店はランキングされるのか。
館山とか銚子の店って話題に上るのかと。
地元で人気の店がランクに入ってくるのかと。
そういうデータ的に偏りがあるモノを使って
「これが千葉のラーメンランキング」と言うには
無理があると同時に、県内のラーメン屋さんに失礼ではないか。
そんな風に感じているわけです。

なので、もしも全県区ランキングを本当にやりたいのなら
CW読者アンケートやネットユーザアンケートはもちろんですが
例えばコンビニやJR、TSUTAYAやシダックス、ビッグエコーなどに
協力をして貰って全県エリアで一大アンケート回収を実施するとか
そういうデータに対しての信憑性を高める努力をして欲しいと
そんな風に編集部に申し出たわけです。
まぁ仮にそうやったところで、どういう年齢層に聞くのかとか
公平性を保つためには考え出したらキリがありませんが
少なくとも任意のエリアでサンプルを回収するよりは
客観的に公平さを求めようとする姿勢が見られるでしょう。
しかしそういう大がかりな仕掛けをするには
準備期間というか時間がかかる部分もあり
なかなか簡単にはいかないわけですね。

実は過去にも二度程、編集部とはこういうやりとりをしました。
それは「最強の222軒」と「千葉拉麺案内」というムックの時。
この時もやはり編集部はランキングをやりたいと主張し
私は公平なモノにならないからやりたくないと主張。
結果お互いが妥協した案として生まれたのが、
千葉拉麺通信上でのランキングをベースに
CW読者へのアンケートを加味したモノ(222軒)と
千葉拉麺通信ユーザによるランキング(拉麺案内)という
自分なりにひねり出した2つの企画でした。

今回、編集部としても一度は本誌でランキングをやりたいと。
それをただ出来ませんと、原則原理論で突っぱねるのも大人げないと。
そういう中で出したアイディアが今回の「激戦区ランキング」でした。
これならば、まずエリアを限定してしまうことで
データ母体とランキング結果とがストレートというか
少なくともサンプルを採取する場所によって
不公平が生まれるということは極力避けることが出来ます。
つまり、館山の店が載らない根拠が明確になるわけです。
あとは各エリア100人の方にご協力をいただいて
3軒のお薦め店を挙げていただく方式を採りました。

この激戦区を10エリア扱うことによって
都合100軒のラーメン店データを扱えます。
こうすれば当初の編集部の方針である全県区ランキングと
近いボリュームは生み出すことが出来ます。
と同時にエリア別に食べ歩ける誌面構成にもなって
非常にすっきりと見やすくなっているのではと思います。
本当は10軒すべてを取材して画像も紹介したいところですが
誌面の関係上各エリア3位まで、という形になってしまいました。

そしてそのエリアで扱えなかった地域の
ラーメン店をピックアップする意味合いで
私のお薦めラーメン店のページが出来ました。
そうすることで激戦区以外の情報も扱えますから。
過日のブログにも書きましたように、今回の10軒は
千葉ラーメン入門編というか、最初の10杯というか
色々とバランスを考えて選んだ10軒です。

今回の10軒の中で、私的にスタンダードなのは
「蓬来軒」「13湯麺」「美春」「一丁」の4軒。
このお店たちに関しては、流行り廃りがないというか
昔も今も変わらぬ味を出し続けている店ですね。
そして「樹幸」「青山」「いなば」あたりは
中堅どころといいますか、技巧派揃いというか
マニアックな方でも納得の店というポジション。
で、「奥村屋」「丸長」「八幡屋」の3軒は
正に今の旬というか、話題性が高い店を選びました。
当然この10軒に私の中での優劣はありませんので
敢えて順位はつけてありません。

あとはアップトゥデイトな話題を提供するという意味で
新店紹介ページとニュースネタのページを用意しました。
これは別にランキングにする必要はないのでしょうが
原理主義者の私としては(笑)やるならきっちりと揃えたいと。
ベストテンならベストテンですべてのコーナーを踏襲しようと。
新店もニュースも10店(10ネタ)集めることにしました。
新店紹介の部分には拉麺通信ユーザの皆さんにご協力を頂きました。
お忙しい中、皆さんに集まっていただいて本当に感謝です。
この場を借りて改めて、ありがとうございました。

また逆にベスト10、10という数にこだわった特集ですので
冬恒例、特集恒例の限定ラーメン企画はお休みになっています。
これに関してはまた別の機会があれば、と思っていますが
まだどうなるか確定した企画でもありませんので
期待せずにお待ちいただければと思います(^^;

ではぜひコンビニで立ち読みをして頂いて
お気に召されましたらご購入下さいませ。
角川的によろしくお願い致しますm(_ _)m(笑)

【web KADOKAWA 千葉ウォーカー】

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