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2005/09/18

680円の顔

やホント、他に行くとこないのかよ、千葉県民は。
とにかくあり得ないくらいに「ららぽーと」を中心とした
この南船橋界隈は、週末どうしようもないことになってます。

人、人、人。
車、車、車。
馬、馬、馬。

あ、最後のは競馬場にいるお馬さん達なんですけどもね(^^;
日曜日の昼過ぎ、ららぽーとは満員電車のようでした。
人をいっぱい見過ぎて気持ち悪くなってきたよ。

さて、今でこそ「TOKYO-BAYららぽーと」というこの場所も、
元をただせば「船橋ヘルスセンター」なわけで。
そして今やららぽーとにもスーパー銭湯が出来上がり
ららぽが船へル化していると言ってもいいわけで。
(船ヘルって風俗じゃありませんから(^^;)
これを歴史では南船橋の「逆コース」と呼びますが、
例えて言うならばフランス革命の時にパリ市民が
自由を獲得するためにバスチーユ監獄を目指したように
千葉県民はいつの時代もこの地を目指して来たわけです。

さて、この超大型ショッピングセンターららぽーと。
当然のことながら飲食関係の施設も充実しています。
ラーメンを食べられるお店をざざっと拾ってみても
「博多ラーメンふくちゃん」「紅虎餃子房」
「刀削麺大陸」「聘珍茶寮」などがあります。
まぁあまりこういう場で書くのもなんですけども
別に行かなくてもいいかな、的なお店が多いわけです(殴打)

typhoonそんな中で、ちょっと食指が動いたのが
8月にオープンした「ラーメンたいふう」でした。
お店にある能書きを読んでみますと
『東京・五反田の人気店 ラーメン「がん」
二代目安藤健二のもと修行後、
秘伝のタレ・スープを伝授してもらい、
独自に改良を重ね今、ここに完成。』
なのです。
なんだかちょっとそそられるでしょ?

東京のラーメンについてはよく分からないので
色々と調べてみたところ、どうやらこの「がん」という店は
現在西五反田に2軒あるようで、全く違う味を出している様子。
この「たいふう」はそのうちの豚骨醤油のお店の流れを汲んでいるとのこと。
こういう経歴というかバックストーリーを持った店が
こういうSCのような場所に入るのが面白いですね。
たいていこういう場所は権利金やらなんやらと
イニシャルコストがかかるのが通例で。
なおかつ売り上げの何%だなんだとランニングコストもかかる。
そういう場所にこういう店があるっていうのが面白いし
同時にどういう人がやっている店なのかなぁとも思います。

で、冒頭に戻るわけですけれども
とにかく人、車、馬なわけですよ。
さすがに馬は並んでませんでしたけれど
とにかく日曜のららぽーとは昼食難民キャンプ状態。
「めし〜めし〜」と唸っている人で溢れていました。
この「たいふう」の前にも「びすとろたける」の前にも
「東京パン屋すとりーと」の中にも腹減らし達が
行列を作っているわけです。
私はすでに一軒食べた後だったので腹減らしではないのですが、
腹減らしと共に列を構成しているわけです。

待っている間に携帯にダウンロードした中島美嘉の
「GLAMOROUS SKY」を何回聴いたことでしょう。
30分ほど待ってようやく入店することが出来ました。
外からは店内をうかがい知ることが出来ませんでしたが、
外観からイメージしていたよりも遙かに狭い店内です。
4名用の丸テーブルが4卓に、壁に面して設置されたカウンターが8席分。
そこがカウンターを除いてほぼ満卓になっています。
このフロアを基本的に1人ないし2人で回しているのですが、
回し切れていないのか厨房の生産能力が遅いのか、とにかく回転が悪いです。
日曜の昼過ぎだから仕方のないことかも知れませんが、
工夫一つでもう少し回転は上げられると思うのですが。

typhoonmメニューは「ラーメン」とそのバリエーションで構成。
当然注文したのは基本の「ラーメン」です。
出てきたラーメンは失礼な言い方を承知で言うならば
想像していたよりも意外に本格的な豚骨醤油スープ。
濃度もそれなりにあって、重みもあるスープでした。
ただ妙にカエシが甘いというか、スープが甘いというか、
甘さにクセがあって、ダメな人はダメかもしれません。
麺は浅草開化楼の平打ち麺を使っていますが、
硬めに茹で上げられていて食感も悪くないです。

ただ具があまりにも少なく寂しすぎるビジュアルです。
一杯680円のラーメンで、具がチャーシューとネギ、海苔だけ。
別に具を一杯乗せてなきゃダメとか、味玉くれとか、
そういうことを言っているわけではなく、
単純に「680円のラーメンの顔」ってモノがあるでしょうと。
これが500円だったら諸手を挙げて称賛するわけです。
600円でギリギリ許すか許さないかといったあたり。
しかし680円と言われると、をいちょっと待てと。
80円ってのがいやらしいじゃないですか。
スーパーじゃないんですから、要は700円でしょうと。

で、680円なら680円らしい顔をしてくださいよ。
せめてメンマが入るとか青菜入れるとかあるでしょう。
麺もスープも普通に喰えるレベルだけに、
このビジュアル、この具材で680円というのは
どう考えても割高に感じてしまいます。
さっきの話しに戻ってしまいますけれど
イニシャルコストがいくらかかっただとか
ランニングコストがいくらなんだとか
ロイヤリティがいくらなんだとか
そんなことはみんなお店の都合なわけですから。
それを商品の価格に乗せるのは商売だから仕方ないにしても
だったらそれなりの見せ方、価格のつけ方はあるだろうと。
そんな風に思うラーメンだったりしました。

しかしららぽの昼食難民たちは
列が動かなくても文句も言わずに長時間並んで
この680円のラーメンを食べるわけですよ。
30分なり1時間並ばせて、680円というお代を頂くならば
そういう人たちをがっかりさせないような
素敵な一杯をぜひ作って欲しいなと思うわけです。

【たいふう@南船橋レポ】

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