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2005/07/09

まついの冷魂

麺まついの山西さんに
今回のCW限定をお願いする時に
自家製麺が自慢のこの店だからこそ
私としては当然「激辛つけ麺」部門でお願いしました。
しかし山西さんは「個人的には冷やしラーメンでやりたい」と
私に訴えかけてきました。
「かなりの自信作が出来そうなんですよ」ともおっしゃってました。
ほほぉ〜、それならばお願いしましょうかぁ。
と、「冷やしラーメン」部門でのエントリーになったまつい。
そこまでの自信作、とくと拝見致しましょう、と
ちょっと意地悪いスタンスで試作に立ち会いました。

スープは湯麺の丸鶏スープを冷やしたモノ。
麺は湯麺の通常の麺、細麺。
基本的な構成はこの2つです。
つまり、単純に言えば「湯麺」を冷やしただけのモノ。
それが今回の冷やしラーメンの正体でした。

matsuinatsuしかし、この単純な一杯が
面白いくらいに美味しいのです。
丸鶏スープは冷やしても旨味をたくわえ
何よりも驚いたのが水で締めた麺の味わい。
通常の温かい麺よりも美味しいのではないか?
そう思ってしまうほどの食感と味わいなのです。

もちろん単純に冷やしただけ、と言いながらも
スープの油分は極力抜いているでしょうし
カエシのバランスにも気を使っているでしょう。
抜いた油分は植物性の綿実油で補っていますし
具として煮こごりなども載せています。
手間暇かけて、このシンプルさを表現しているのです。

また具として使われている様々な生野菜もいい。
トマトやズッキーニも程良い大きさにカットされていて
スープを飲む時に一緒にレンゲですくえます。
あくまでもスープと麺に専念出来るのは
「湯麺」のコンセプトそのままです。

敢えてあら探しをして、意地悪なコメントをするならば
香り油にタマネギを使ったのはずるいかなと。
タマネギだと冷やした鶏スープに生じるであろう臭みが隠され
味がまとまりやすいので、逃げたなぁとは思いました。
しかしそれは一つのテクニック、全体の完成度を考えれば
全く問題ない話です。

これまで何度か彼には限定をお願いして来ましたが
現段階での最高傑作がこの「冷魂」だと思います。
必食です。

【関連記事】まついの太魂
【魂麺まつい@本八幡レポ】

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