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2005/07/07

みたけの涼夏辛麺

Wの限定ラーメン企画は
2001年のラーメン特集で行った「冬の陣」から始まりました。
雑誌の限定ラーメン企画というのは以前からありましたが
そこに「統一テーマ」を掲げたのが千葉のオリジナルでした。

同じテーマで県内のラーメン店が味の競演をする。
このアイディアはHP開設当初に、浦安マルバの小松さんと
くだらない話をしている中で盛り上がった企画でした。
その当時はまだ千葉拉麺通信自体の認知度も低かったですし
もちろんCWではラーメン連載などもありませんでした。
当初から中途半端な企画ならやめようと思っていましたので
「期間統一」「テーマ統一」という2点にはこだわっていました。

これは簡単なようでいて、それぞれのお店の都合などもあって
味の方向性や販売期間などの足並みを揃えることが難しいのです。
そもそもなんで商売敵と同じことをやらねばならぬのか?
そこを理解して貰おうと、県内のみならず都内のお店などにも協力を仰ぎ
実施寸前まではいったのですが、やはり横の繋がりの薄い時代でしたので
結局お蔵入りの企画となってしまいました。

それから1年後、千葉ウォーカーの特集を任されることになって
ようやく形になったのが「CW限定ラーメン冬の陣」でした。
県内15軒のラーメン店による味の競演。
お陰様でその企画は大好評で、以降ラーメン特集の欠かせない企画となりました。
2002年は「春の陣」「夏の陣」「冬の陣」
2003年は「夏の陣」「冬の陣」
2004年は「春の陣」「秋の陣」「冬の陣」
そして今年はめちゃうまの「春の陣」と今回の「夏の陣」。
気が付けば今回の夏で11回を数えるまでになりました。
これも企画の趣旨に賛同して下さるラーメン店の皆さんのご協力があってのこと。
そして毎回その限定ラーメン企画を支持して下さる
読者の皆さんあってのことだと思っています。

大網の「ラーメンみたけ」は、この企画の常連店。
常連どころか、2001年の冬からの皆勤賞のお店です。
毎回の参加店はエリアや過去の参加などを考慮に入れて
私が選んでお願いするようにしています。
毎回同じ顔ぶれにならないように、とか
その回のテーマに合ったお店にしよう、とか
実は結構頭を悩ませるのがこの参加店選びです。

しかし、みたけに関してはそのテーマ云々、エリア云々を無視して
毎回お願いすることに決めています。
もちろん創作意欲にあふれ、毎回レベルの高いメニューを作って下さるので
安心してお任せ出来る、ということが第一にあるわけですが、
まだ企画が熟していない時から、私のわがままを聞いてくれて
全面的にご協力をいただいた、という私の思いもあります。
さらに数年前にとある酒の席で、ご主人の池田さんが
「限定企画は声が掛かる限りどこまでもやりますよぉ(酔)」と
私に熱く語って下さったことがあって、その時に私が
「じゃあどんなテーマでもイヤだって言わないで下さいね(素面)」と
返したという男同士の約束もあったりするからなんです(笑)。

さて、そんなわけでレギュラー参加のみたけ。
夏野菜、激辛つけ麺、冷やしラーメンとあれば
当然お願いするのは「冷やしラーメン」でしょう。
冷たいスープを張った、冷たいラーメンというテーマは
作るのに手間がかかり、仕上がりも難しい
簡単なようでいてなかなか難しいお題です。
そしてそういうテーマはお店に頼むのも頼みづらい。
しかし上述したような経緯があるので、みたけには頼みやすい(爆)

池田さんは冷やしラーメンを食べたことがない、とおっしゃってました。
そんな池田さんがどんな冷やしラーメンを作るのか、とても興味がありました。
mitakenatsu「涼夏辛麺」と名付けられた一杯が
今回のみたけの作品でした。
トマトやナス、パプリカなどの夏野菜を
一旦素揚げして、バルサミコでマリネ。
この夏野菜が大きく切られてたっぷりと入っていて
非常に食べ応えある素材感を感じるようになっています。
スープは塩ラーメンのスープをベースに
トマトやバルサミコの酸味にニンニクが加わり
味わい的にはイタリアン感覚の冷やしラーメンでした。

独学なので引き出しが少ないと謙遜される池田さん。
だからこそ、毎回の限定に全力投球を感じます。
企画する側とすればまたお願いしたい、
食べる側からすればまた限定を食べてみたい、
そう思える一杯が「涼夏辛麺」なのです。

【みたけ@大網レポ】

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