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2005/06/29

海空土のらー麺

葉市はラーメン店こそ多いですが
私たちラーメン好きが注目する、いわゆる実力店と呼ばれる店の
大半は豚骨系のラーメンを出しています。
松戸や柏などの東葛エリアのバランスの良さに較べると
千葉市は豚骨、千葉市はこってり、という偏ったバランス。
ここ数年でようやく色々なラーメンが揃いつつありますが
少なくとも今から3年前は魚介系、煮干し系は皆無と言っていい。
そんな状況にありました。

総武本線「都賀」にある「海空土(かいくうど)」は
そんな2002年の秋にオープンした「煮干し系」のお店です。
当時は千葉市民が本当に「煮干し系」を食べたければ、
一番近くて船橋の「赤坂味一」という状況でしたから
都賀に出来たということはセンセーショナルな出来事でした。
店主の楠田さんは、柏の人気店「大勝」の味に惚れ込み
厨房での修業を直訴したのだといいます。
松戸の「まるき」店主、高橋さんの弟弟子にあたりますね。
(その頃高橋さんは厨房を任されていましたから「直弟子」なのかも?)

オープンから1年くらいは、日によってのブレのみならず
店主自身の迷いもあったのでしょうが、味が随分と異なり
同じ味に当たることが少ない印象がありました。
ただ、そのどの味も大勝やまるきといった
いわゆる「永福系」の人気店と比較してしまうと
雑味が多くえぐみが目立つ、粗野な印象を受けました。

kkdしかし久しぶりにこの店の
「らー麺」を食べてみると
その味に随分と変化が見られ、
レベルが格段に上がっていました。
まずスープにはイヤなえぐさは感じられず、
キレのあるスッキリとした味わいになっています。
おそらく煮干しの出し方や、
処理方法を変えたのだと思いますが
うま味の粒が揃ったというか、滑らかなうま味になっていました。
動物系のうま味も十二分に出ていて、煮干しのダシと一体となって
その美味しさをお互いに引き立てているように感じました。
またカエシも程良い主張加減で、それでいて醤油らしさも感じさせる。
少なくとも今回食べたラーメンが、今までの中で一番の出来でした。

海空土がオープンした後、千葉市内にも煮干しを使った
ラーメン店や、あっさり和風のラーメン店が
それなりに増えてはきています。
しかしこの店には先駆者、パイオニアとして
これからも千葉市の煮干し系を引っ張っていって欲しいなぁ、
そんな風に思ったりするのです。

【海空土@都賀レポ】

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