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2005/05/11

【割り箸】

ラーメンを食べるときに使う道具のこと。
杉や竹などを材料とし、半分ほどの所まで割れ目が入れてあり、
使用するときに割って二本にすることから「割り箸」という。

古くは江戸時代に鰻屋で出された「引裂箸」がルーツと言われ
明治時代には吉野杉で酒樽を作る際に生じる余材を使った「割り箸」が誕生した。
言うまでもなく、日本オリジナルの箸である。

この使用するときに割る、という割り箸特有の動作こそ
それまで誰も使っていない、未使用であることの証しであり
同時に今から食事を始める、という契機ともなる。

一言で割り箸、といってもその種類は様々で、
形状一つとってみても、多くの形状が存在する。
立ち食い蕎麦などで見られるただ割れ目を入れただけの「丁六」。
角の部分に削りを入れて、使いやすくした「小判」。
2本の箸の角に削りを入れて、より滑らかに仕上げた「元禄」。
持ち手側の頭に斜めの加工を施し、先端部に削りを入れた「天削」。
そして、持ち手中央部にエンタシスを思わせる膨らみを施した「利休」など
加工の仕方一つで使い勝手などもずいぶんと異なる。
ラーメンに主に使われるのは「丁六」「小判」「元禄」あたりだろうか。

割り箸が苦手な人、いませんか?
必ずといっていいほど、2つに均一に割れない。
呪われているかのごとく、均一にならない。
それだけならまだしも、箸の半分くらいから割れてしまい
明らかに長さの違う箸を使う羽目となる。
使いづらいのなら、新しい割り箸を使えばいいのだが
その形状に割ってしまったのが自分、という負い目があり
新しい箸を使うことが憚られる。

あるいは、たくさん箸差しに刺さっている割り箸を
スッと手に取ったら、既に割れていたりする。

もしくは箸を割ったら、棘が毛羽立ってしまって
それを取る為に箸と箸を使いシャシャッと削るのは
お里が知れる、などと妙なプライドが邪魔をして、
なるべくその部分を持たないように使っているのに
気がつけば指に箸の棘が刺さってしまう。

そんな人いませんか?


それは私です(^^;

かの林家木久蔵師匠は、ラーメン店を中国に出店する時に
故田中角栄氏に力添えを貰おうと、角さんを前にこう言った。

「ラーメンの割り箸は日中友好の架け橋です。
 割ると2本(日本)、折るとペキン(北京)」

山田君、もとい松崎真っ、座布団1枚っ!

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