« ラーメンデータバンク | トップページ | 拉通プロジェクト終了 »

2005/05/18

奥村屋の復活

okumuraya村屋が復活します。
2000年6月、松戸にオープンしたあの奥村屋です。
昨年体調を崩し惜しまれつつも閉店したあの奥村屋です。

場所は東武野田線「新柏」と
常磐線「南柏」のほぼ中間地点。
もうそこは完璧な住宅街の中で、
店主奥村さんの自宅を店舗として使用します。
自宅のリビングを客席にしていますが、元々モダンな雰囲気で
フィフティーズのテイストが感じられるお洒落なお部屋を
そのままお客さんに開放することになりました。
また、これまで物置だった場所を厨房に改造。
以前よりも大きな厨房で設備も立派なモノが揃いました。

麺はかねてから念願の自家製麺になりました。
切り刃10番の太麺で、加水も高めの麺です。
お腹いっぱい食べて欲しいと、ラーメンで200g
つけ麺で300gのボリュームにするそうです。

昨年になってから体調を崩して休みがちだったお店を
完全に閉めたのが6月のこと。
不動産屋さんに鍵を返したのは、
奇しくも4年前にオープンした日だったのだそうです。

奥村屋といえば、その衝撃的な味もさることながら
他の部分においても話題を呼んだお店でした。
中でも以前のお店ではよく「小学生以下お断り」の話と
店主の接客の悪さが話題になりました。

「小学生以下お断り」に関しては、
厳密に言えば混雑時、午後2時まではお断り。
この理由はまず混雑した店内に幼児、児童がいると
物理的に危険だということと
駅近くの立地だったこともあって、お昼時は会社員や学生で
どうしても行列が出来ているので、食べるのが遅いことで
待っている人にも迷惑がかかることと、
親が急かしたりなどしてゆっくり食べられずに
子供が可哀想だということでした。
(無論、回転が悪くなるという経営面での判断も
 少なからずはあるかと思いますが)
だから混雑のしない午後2時以降に入店を御願いしていたのですね。

また接客の悪さに関しては、これはあくまでも私見ですが
そもそも接客、というものに向いていない人なのだと思っています。
これはコック上がりというか、職人さんにはよくあることですが
厨房、クローズドキッチンで仕事をして来た人の中には
ラーメン店のようなオープンキッチンが苦手な方がいる。
分かりやすくいえば、仕事中に愛想なんか振れない、ということです。
しかし、それをやらなければいけないのがラーメン屋さん。
奥村さんは本来はオープンキッチンスタイルのラーメン屋さんには
あまり向かない人なのかも知れません。

この2点について、新・奥村屋はどうなのか。
まず小学生以下お断りに関しては完全に無くなりました。
これは立地が変わり、客層も変わったわけですから
当然のことだろうと思いますし、
今回はリビングを使った客席になりますから
カウンターなどとは違って安全性も高いでしょう。

また奥村さんの接客については
ご自身も問題点があることは認めていらっしゃって
今回の店舗ではラーメン作りに集中出来るようにと
クローズドキッチンにしてあります。
接客は奥様が行うことになるのだろうと思います。

奥村屋が閉店して、体調なども気になって
何度となく連絡を取っていたのですが
いつの頃からか携帯も解約されていて
音信不通状態が続いていました。
他のラーメン店主さんも同様に連絡が取れなくなったと
心配していたところ、春先にようやく連絡が取れました。

それまでは「更年期なんですよ」と言っていた病気が
大病だったと知らされたのはその時のことでした。
先月から復活へ向けて準備を進めてきたのですが
病から奇跡的に快復した奥村氏の復活に懸ける思いはもの凄く
当初はもっと早い時期でのオープンを考えていたのを
ゆっくりと準備して万全の状態でやりましょうと抑えた程(^^;
そのくらい元気になっています。

と同時に大病したことで、物の見方や考え方も
随分変わったのだと話してくれました。
それまでは美味しいモノを提供することがサービスだと
公言して憚らなかった奥村さんが
美味しいラーメンをいい雰囲気の中で食べて欲しいと
感じるようになったのだといいます。
それもその変化の一つなのかも知れません。

何はともあれ、千葉を代表する名店の復活です。
美味しいラーメンの復活を、奥村さんの復活を
素直に喜びたいと思います。
そして、今度は無理のないように
長く美味しいラーメンを提供して貰えるよう
奥村さんには頑張っていただきたいと思っています。

あとは1年のブランクがどうなっているのか、
自家製麺の出来映えはどうなのか、
新しいお店の雰囲気はどうなのか、などなど
ラーメンフリークが注目するポイント目白押しの
新・奥村屋の開店を待ちましょう。
オープンは6月4日(土)を予定しているそうです。

あ、その前に…。
拉通でのイベントに奥村屋が登場です。
開店よりも一足早い、5月29日(日)午前11時。
復帰最初の一杯、渾身の一杯をぜひ稲毛海岸でご堪能ください。

BBS【復活】中華そば奥村屋@新柏
【奥村屋@松戸(閉店)レポ】

|

« ラーメンデータバンク | トップページ | 拉通プロジェクト終了 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 奥村屋の復活:

« ラーメンデータバンク | トップページ | 拉通プロジェクト終了 »