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2005/04/05

ラーメン屋さんによる料理教室

周年記念企画の一環として
「拉麺レシピ」という新コーナーを始めようと思います。
これは昨年来温めていた企画の一つで
本当は雑誌媒体などと連動でやろうと思っていたのですが
とりあえずウェブ上で先行してスタートします。

例によって私が企画を立てる場合、
いくつかのアイディアが悶々と頭にあって
ある時にそれが一つになることが多いのですが
今回もまず最初にあったのは雑誌連載のリニューアルでした。

CWは毎年6月に様々なコーナーが新しくなります。
私の担当するラーメン連載はお陰様で何年も続いていますが
「探偵団」「文庫」「研究所」「スタイル」と
その見せ方というかアプローチは変化をつけています。
今年の6月で現連載「千葉ラーメンスタイル」も1年経つので
リニューアルをするかしないか、という話になりました。

基本的にラーメン関係のページは企画からすべて一任されていますので
極論を言えば変えるも変えないも私次第、みたいなところがあります。
しかし私的には関係するスタッフの意向も気になるところ。
特にCWのラーメン連載はスタート以来不動のチームで動いていますので
CW編集部の高根澤氏とフリーカメラマンの山西氏と
顔を合わせた時は常に、次はどうするのか、新連載にするのか、
それとも現連載の見せ方を少し変えるのか、などを議論しています。
というよりも、基本的に私たちの会議は「新連載ありき」というスタンスで
ミーティングを重ねて、現連載よりも面白くなりそうならば
新しい連載に変えよう、という感じでいつも進んでいきます。

私個人のラーメン連載に対しての考え方として
他の雑誌やラーメン連載とは違ったものに、という気持ちがあります。
人の真似をせずに、新しいアプローチに挑戦したい。
そしてそれは今私たちがやっているラーメン連載そのものも
同じような比較対象であったりするわけです。
つまり私たちがやっている連載はもうすでに目の前にあるわけで
そうではない、新しい情報の見せ方はないか、ということです。

そして今まで何年もやって来た中で、常に考えていたアイディアとして
ラーメン屋さんの工程、一日の仕事を徹底的に取材して
一杯のラーメンが出来るまで、というのをやってみたい。
というものがありました。
私たちが思っている以上に、ラーメン屋さんは色々な苦労や努力をして
一杯のラーメンを生み出しているという現状は、
情報誌における情報として、あるいはラーメン連載としては、
切り口も含めて新しいだろうという視点でした。
しかし誌面には当然ですが限りがあるのと、
そうそうノウハウを全て取材出来るわけでもない。
だいたいこんな感じで頭の中で漂っていたわけです。

そしてもう一つのアイディアが浮かんだ瞬間、
それはカルチャーセンターでのラーメン講座の講師を担当した時のことでした。
そこで出会った受講生、いわゆる一般の方たちは
ラーメン作りのノウハウに飢えていました。
そして寺子屋を使って行った実習はたいへん盛り上がりました。

私などはラーメンは食べるモノ、と決めちゃっていますが
意外にラーメンを自分で作る、あるいは作ってみたいと
考えている人が非常に多いということを実感しました。
一般の人にラーメン作りのヒントを与える場は作れないかな。
そのうちの一つが「大人の家庭科調理実習」でもあるのですが
先の連載のリニューアルの時にこれが一つになったわけです。

それならばラーメン屋さんがラーメンの作り方を
素人にアドバイスする、という企画はどうだろう。
しかしそれを1Pの連載で追うことは困難なので
具やスープ、あるいはサイドメニューなど
一つのテーマに絞って誌面で紹介をして
講師は毎回違うラーメン職人さんに登場いただいて
半年なり1年のシリーズで一通りが学べる
誌上ラーメン自作講座、ラーメン店による料理教室。
そして誌面で紹介しきれなかったヒントを
ウェブ上で細かくフォローしていく。
そんな新連載企画「千葉ラーメンレシピ」が生まれました。

しかし、諸々の事情によって(これは長くなるので後日)
6月連載リニューアルは出来なくなりました。
そこでウェブ上で先にスタートするのが
今回の新企画「拉麺レシピ」なのです。

本格的な自作ラーメン派の方だけではなく
インスタントラーメンにちょっと手を加える程度の方、
あるいは料理を作る上で使えるプロの技。
いわゆる「ラーメン作り」だけにこだわらない
幅の広いアプローチをしていけたらと考えています。

例によって忙しいラーメン店主さんにご協力いただきますので
そうそう頻繁に更新出来る企画ではないと思います。
しかし見てタメになる、そんな企画になればと思っていますので
新企画「拉麺レシピ」どうぞご期待くださいm(_ _)m

【拉麺レシピ】

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