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2005/04/15

山勝角ふじの麺

城で名を馳せる田代浩二という人の存在は
もちろん知っていましたが、千葉のラーメンを見続けている私としては
ある種他人事というか、別の世界の人というイメージがありました。
しかしその田代さんが茨城の勢いそのままに千葉へ進出。
柏に自らの名前を冠した店「麺屋こうじ」を立ち上げたのは
今からわずか2年前、2003年の初頭のことでした。

その時田代さんは「これから千葉へも店を出していきますよ」と
私に語っていましたが、まさかその2年後、千葉県内だけで
6軒も店を出しているとは誰が想像したでしょうか。
「麺屋こうじ」(柏→成田へ移転)「匠神角ふじ」(柏)
「田代笑店」(柏)「大黒屋本舗」(松戸)「柏大勝軒おか」(北柏)
そしてこの日、6軒目の店「山勝角ふじ」が新松戸にオープン。
いわゆるラーメン街道と呼ばれる、ゆりの木通りへの出店です。
もの凄い勢い、というのはこういうことを言うのでしょう。

今回の店はその名の通り「角ふじ」です。
筑波で人気を博した、田代浩二グループ第2のブランド。
県内では柏に出店以来、圧倒的な人気を獲得しています。
赤羽二郎に影響を受けて作ったラーメンは
ゴワゴワした麺とニンニクの効いたスープが特徴。
麺は高級ではない粉を敢えて混ぜることで、無骨な印象を与えます。
本来の店である大勝軒が非常に滑らかな食感を持っている麺だけに
この振り幅は非常にユニークだと思います。

kadofujiそしてその豪快さは麺の食感だけでなく
盛りつけや量にも現れています。
麺の量は200〜250gが普通盛り。
バカ豚と言われるいわゆるチャーシュー増しになると
野菜とチャーシューが塔のようにそびえ立ちます。
このラーメンを見てひるまない人はいないでしょう。

そしてもう一つの看板メニューが「つけめん」。
本来ならばつけめんの麺もらーめんと同じく
ごわっとした独特の麺を使うところを
ここ「山勝」のみ他の角ふじとは異なり、大勝軒タイプの麺を使っています。
だからこそこれまで「天神」「匠神」などと
全ての店の名前に「神」という文字を使っていた角ふじが
この店だけは「山勝」という屋号を使ったのです。
この2文字には、山=山岸一雄氏 勝=大勝軒という意味が込められています。

系列の大黒屋本舗でもこの2種類の麺を出していますが
昼と夜、出している時間帯が異なります。
特徴のある、しかも相反する食感と方向性を持った2つの麺。
今回の「山勝角ふじ」ではその両方が同時に楽しめるのです。
ただしどちらも量がすごいので、同時は楽しめないかも知れませんが…。

【山勝角ふじ@新松戸レポ】

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