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2005/04/28

ちゃぶとんの自家製麺

国寺の人気店「ちゃぶ屋」は
ラーメン食べ歩きを始めた頃から大好きなお店です。
当時は新三河島にあった「ちゃぶ屋」に
夜な夜な車を飛ばして友人と食べに出かけたものです。
もちろん護国寺に移転してからもよく足を運んでいます。

そのちゃぶ屋の新業態のお店が蘇我に出来ました。
「ちゃぶ屋とんこつらぁ麺-CHABUTON-」
ちゃぶ屋初の豚骨ラーメン専門のお店です。
あのちゃぶ屋が豚骨を出すというのも新しい挑戦ではありますが
豚骨自体はここ数年森住さんが護国寺で出したりしていたので
それだけなら、さほど驚きはなかったかも知れません。
むしろ驚いたのはその出店場所。
なんと、イトーヨーカドーのフードコート内に出来たのです。

しかし常日頃、フードコートにラーメン専門店の出店は
いつかはあるのだろうなとは思っていました。
それはテナントで入るよりもプラスファクターが多いからです。
一軒店として出店するよりも初期投資が少なく済みますし
おそらく維持費を含めたテナント料なども安いはずです。

そして最大のメリットは回転の良さ。
一軒店の場合は、店内定員のお客さんが食べ終わるまで
次のラーメンが出せません(売れません)が
フードコートは要は体のいい屋台のようなもの。
次々とラーメンを売っていけるのですから
一軒店よりも効率が非常にいいわけです。

しかしやはりマイナスファクターもあります。
スペースが狭いため、十分な厨房設備などが置けないでしょうし
その部分からスープや具、麺などの味の部分で
ある程度の妥協はせざるを得ないという点もあります。

そういう意味においては、ちゃぶ屋のラーメンを
しかも手間のかかる豚骨ラーメンを
フードコートで出せるのか?と思いましたが
そのラーメンの出来映えには正直脱帽しました。
これはフードコートで食べるラーメンではありません。
正に一軒店で出していてもおかしくない味になっていました。
それもそのはず、店主森住さんに聞いたところ
麺を含めて全てが本店仕込なのだそうです。

chabutonスープは白濁した豚骨醤油味で、
濃度は低めではありますが
ガーリックチップが香り立ち食欲をそそる、
全体的にバランスのいいスープです。
チャーシューはほろほろと崩れる柔らかいもので
しっかりと仕事がされていると感じられるチャーシュー。
フードコートで出すとなると、どうしても
画一的な単調なラーメンになりがちですが
少なくとも「ちゃぶとん」のラーメンは
マスプロ的な臭いを感じさせないのです。

スープやチャーシューなどの出来ももちろんですが
その最大の理由はやはり「麺」でしょう。
豚骨スープに合うように粉の配合から見直された麺は
極細の低加水麺で、ほのかな甘みと香りのある麺です。
常日頃、麺にとことんこだわる森住氏だからこそ、
フードコートの店舗でも手抜きをせずに
自ら毎日打っている麺を出しているのです。
しかもこの麺は本店の麺とは違う麺です。
千葉でしか食べられない麺なのです。

出来ればフードコートではなく一軒店で食べたいところですが
この麺を味わうだけでも、食べる価値のある一杯です。
隣りでポッポのお好み焼きを食べている人がいてもご愛敬。

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