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2005/04/30

開の使い方

張駅からメッセへ向かう道沿いに
新しいラーメン店がオープンしました。
この通り沿いには「辰巳らーめん」「上海市場」など
深夜までやっているラーメン店がありますが
今度の「らーめん開」も正に同じ通り沿い。
住所としては「花見川区幕張町5-417」の一角に
3軒のラーメン屋さんが軒を連ねる状態になりました。
(余談ではありますが、この通りのある交差点では
 4つの角のうち3つがコンビニだったりもします)

幕張は今やメッセ、マリンスタジアムなどがあり
取り敢えず知られた名前ではありますが
一昔前は何もないところでした。
国道の海側はほとんどが埋め立てによる計画都市で
元々の計画としては早稲田大学のキャンパスを
誘致する予定だったのですが、所沢へ持って行かれて
やむなくコンベンション施設を作ったほど(それがメッセです)。

その幕張、名前の認知度の割にはラーメン事情に恵まれていません。
普通名前が知られている場所なら、そこそこ粒が揃っていそうなものですが
残念ながら幕張でラーメン、というイメージが沸かない。
唯一思い当たるのが、この「幕張町5-417」なのです。

さて、この「らーめん開」ですが、新店ではありますが
どうやら「麺屋翼」(西船橋)の系列店のようです。
つまりは「じゃんじゃん」(東船橋)と一緒ということですね。
これらの店に一貫しているコンセプトとしては
「ラーメン以外のメニューの充実」なのだと思います。
これはラーメンに手を抜いているという意味ではありません。
ラーメン以外のメニューも頑張っている、ということです。

中華の一品メニューや、ご飯モノも充実。
そしてお酒のメニューも豊富に揃えています。
メニューの中心はもちろんラーメンではありますが
居酒屋としても十分に機能できるメニュー構成なのです。

kaiもちろんラーメンも本格的。
すっきりした「中華そば」を始めとして
翼でも人気のある担担麺や味噌ラーメンもあります。
数人で行けば食べ較べも楽しめそうです。

ラーメン屋さんで長居をする気はありません。
長居をするならやはり居酒屋でしょう。
しかし居酒屋である一定のレベル以上のラーメンは望めない。
居酒屋で長居をして、そこでラーメンも食べたい。
この店はそんな贅沢を許してくれる店のような気がします。

【開@幕張レポ】

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2005/04/29

超激辛への長い道程

れって怖い。
辛いモノも慣れると甘くなるんです。
これ、ホントなんですから。

ひょんなことから迷い込んでしまった激辛の世界。
最初は超ニンニクラーメンGを担担麺風にアレンジして
超ニンニク超激辛ラーメン「GT」を作ろうと思ったわけです。
しかしそのGTを辛くないと言われてしまった瞬間から
長い激辛への道が始まったわけです。

メキシコで料理修業を重ねた経験を持つ
さすらいのラーメン職人、川崎君は
今や激辛ソースオタクと化してしまいました(^^;
なんだか毎週新しい激辛アイテムが
ra2の厨房に増えています。

357今回のソースはZというラベルと
357というラベルの2本。
前者は「nothing beyond Z」といい
フルーティな香りが一瞬だけしますが
あとは悶絶してしまいます。
後者は「MAD DOG」という名前のソースで
これはもう激痛に近いものがあります。
ラベルの357とは357,000スコビルのことです。
以前お話しした「AFTER DEATH」の10倍。
タバスコの180倍くらいの辛さということになります。

もうここまでくると、食品ではありませんね。
危険物、として扱わなければいけません。
何しろ瓶の裏には「WARNING」の文字が。
以下書かれている注意書きを列挙いたします。

EXTREMELY HOT!
まぁ、これはいいとしましょう。
AS A FOOD SUPPLEMENT ONLY,
ふむふむ…
ONE DROP AT A TIME
ここらへんから怪しくなって来ました(^^;
1回に1滴、ですから。

そしてこの後の文面はもはや食品の注意書きではありません。

AVOID CONTACT WITH EYES AND SENSITIVE AREAS
そりゃそうでしょうけども…。
わざわざ書かれると、妙に気を使ってしまいます。
しかしセンシティヴエリアってのがちょっとセクシィ(バカ)
USE RESPONSIBLY. KEEP AWAY FROM CHILDREN.
USE RESPONSIBLY…。正に自己責任の世界です…。

このZの方が先に届いたのですが
「こんなの喰えね〜よ!」と皆で騒いでいたのですが
その後に357が来て試してみたところ
私たちはZに甘みすら感じるようになっていました。
慣れってホント怖い。

ちなみにGTのF仕様というのは
あくまでもGTのレシピの配合を元に
唐辛子部分をより強くとったバランスであって
これらの激辛ソースを使っているわけではありません。
これらのソースはGTFでは物足りないという方のための
最終兵器だとお考えくださいませ。

GTFをもし食べて「あんま辛くないじゃん?」と
思った方は、ぜひ「Zを」とお申し出ください。
卓上にZの瓶を御用意いたします。
それでもまだ辛くないぞ、と思われた方は
勇気を持って「357」とつぶやいてください。
卓上に357の瓶をお持ちいたします。

あくまでもGTFをご注文された方のみの特権です。
ぜひ私たちも体験した未体験の刺激をどうぞ>Fさん、S@Kさん

【Z】
【357】
【関連記事】激辛への道程

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2005/04/28

ちゃぶとんの自家製麺

国寺の人気店「ちゃぶ屋」は
ラーメン食べ歩きを始めた頃から大好きなお店です。
当時は新三河島にあった「ちゃぶ屋」に
夜な夜な車を飛ばして友人と食べに出かけたものです。
もちろん護国寺に移転してからもよく足を運んでいます。

そのちゃぶ屋の新業態のお店が蘇我に出来ました。
「ちゃぶ屋とんこつらぁ麺-CHABUTON-」
ちゃぶ屋初の豚骨ラーメン専門のお店です。
あのちゃぶ屋が豚骨を出すというのも新しい挑戦ではありますが
豚骨自体はここ数年森住さんが護国寺で出したりしていたので
それだけなら、さほど驚きはなかったかも知れません。
むしろ驚いたのはその出店場所。
なんと、イトーヨーカドーのフードコート内に出来たのです。

しかし常日頃、フードコートにラーメン専門店の出店は
いつかはあるのだろうなとは思っていました。
それはテナントで入るよりもプラスファクターが多いからです。
一軒店として出店するよりも初期投資が少なく済みますし
おそらく維持費を含めたテナント料なども安いはずです。

そして最大のメリットは回転の良さ。
一軒店の場合は、店内定員のお客さんが食べ終わるまで
次のラーメンが出せません(売れません)が
フードコートは要は体のいい屋台のようなもの。
次々とラーメンを売っていけるのですから
一軒店よりも効率が非常にいいわけです。

しかしやはりマイナスファクターもあります。
スペースが狭いため、十分な厨房設備などが置けないでしょうし
その部分からスープや具、麺などの味の部分で
ある程度の妥協はせざるを得ないという点もあります。

そういう意味においては、ちゃぶ屋のラーメンを
しかも手間のかかる豚骨ラーメンを
フードコートで出せるのか?と思いましたが
そのラーメンの出来映えには正直脱帽しました。
これはフードコートで食べるラーメンではありません。
正に一軒店で出していてもおかしくない味になっていました。
それもそのはず、店主森住さんに聞いたところ
麺を含めて全てが本店仕込なのだそうです。

chabutonスープは白濁した豚骨醤油味で、
濃度は低めではありますが
ガーリックチップが香り立ち食欲をそそる、
全体的にバランスのいいスープです。
チャーシューはほろほろと崩れる柔らかいもので
しっかりと仕事がされていると感じられるチャーシュー。
フードコートで出すとなると、どうしても
画一的な単調なラーメンになりがちですが
少なくとも「ちゃぶとん」のラーメンは
マスプロ的な臭いを感じさせないのです。

スープやチャーシューなどの出来ももちろんですが
その最大の理由はやはり「麺」でしょう。
豚骨スープに合うように粉の配合から見直された麺は
極細の低加水麺で、ほのかな甘みと香りのある麺です。
常日頃、麺にとことんこだわる森住氏だからこそ、
フードコートの店舗でも手抜きをせずに
自ら毎日打っている麺を出しているのです。
しかもこの麺は本店の麺とは違う麺です。
千葉でしか食べられない麺なのです。

出来ればフードコートではなく一軒店で食べたいところですが
この麺を味わうだけでも、食べる価値のある一杯です。
隣りでポッポのお好み焼きを食べている人がいてもご愛敬。

【関連記事】ハーバーシティ蘇我

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2005/04/27

牙の汁そば

の空が千葉に出来る。
第一報を聞いたときは耳を疑いました。
しかし、蘇我に出来た「フェスティバルウォーク」内
2Fレストラン街の一角に、本当にオープンしました。
俺の空プロデュースの新店「牙(KIBA)」です。

店は大きな厨房を囲むようにL字カウンターが配され
黒を基調にしたモノトーンの空間になっています。
店の奥の壁面はガラス張りになっていて、
昼は明るい日差しが入り、夜は夜景が眺められます。
メニューは「汁そば」「つけ汁そば」が基本。
これに玉子入りのオプションがあります。
厨房の中には非常に大きなスープ釜があります。

kibaこの店の看板メニュー「汁そば」は
かなり濃度の高い動物系スープに
節系の効いたインパクトのある味わいです。
油分もかなり乳化して入っていますが
意外にもべたつかず、さらっと食べられます。
どっしりした食感の麺との絡みも非常にいいスープです。
千葉のラーメンにはなかった味、と言えるでしょう。

店主の嶋本さんは高田馬場をスタッフに任せ
オープン以来、牙でサポートしながらスタッフを指導しています。
今後は高田馬場のスタッフも勉強のため千葉に入れるようにするとか。
千葉で一人でも多くのお客さんに、このラーメンの良さ、
このラーメンの存在を知って欲しいと気合いも十分です。

そしてその気合いはラーメンを食べると感じます。
一口ごとにていねいな仕事振りがうかがえます。
この一杯にはかなりの手間がかかっているのも分かります。
しかし、正直なところ800円という価格が
どう一般の方に受け入れられるのかが気になります。
そこは嶋本さんも気にしている部分のようでした。

東京屈指の人気店が千葉へ出店してきました。
そして一切手を抜かず、気合い十分のラーメンを出してきました。
千葉の食べ手のレベルが問われるラーメンなのかも知れません。

【関連記事】ハーバーシティ蘇我

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2005/04/26

ハーバーシティ蘇我

hcsoga我に新しい「街」が生まれることになりました。
JFEスチール(旧川崎製鉄)千葉製鉄所東工場跡地の
再開発計画として「商業・エンターテイメント」
「スポーツパーク」「住居」「ウォーターフロント」
「新産業」「エコロジー」などのエリア別に
これから10年かけて約60万坪もの広大な敷地が再開発されていきます。

その第1弾となるのが、「商業・エンターテイメント」エリアと
「スポーツパークエリア」の一部のオープン。
SEGAのゲームセンターや、シネコン、スパなどがある
「フェスティバルウォーク」と
イトーヨーカドーが運営する「アリオモール」、
島忠の家具&ホームセンター「ホームズ」が27日にオープン。
また、JEFユナイテッド千葉の本拠地「蘇我スタジアム」も近日オープンします。
この日、一部施設の関係者向け内覧会があったので顔を出してきました。

個人的にはフェスティバルウォーク内の「とれとれ市場」が面白かったです。
簡単に言えば大きな魚屋さんなのですが、
ほとんどの魚が水槽の中で泳いでいて、好きな魚を選んで買えたり
マグロ解体ショーがあったり、釣り堀で鯛やヒラメを釣ったり
その場で食べられるバーベキューなどもあったり。
あとは映画好きなので「XYZシネマズ」に期待。
週末は0時過ぎでも映画が観られるナイトショーがあるのは嬉しいです。

ちなみにラーメン店の入店は全部で5店です。
■フェスティバルウォーク
 ・牙(俺の空@高田馬場プロデュース店)
 ・博多屋台らーめんバリうま(博多天馬系列)
■アリオモールフードコート
 ・ちゃぶ屋とんこつらぁ麺(ちゃぶ屋@護国寺新業態)
 ・ヌードルキッチン(イトーヨーカドー系)
■ホームズフードコート
 ・めん処めん蔵

【フェスティバルウォーク蘇我HP】
【アリオモールHP】

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2005/04/25

札幌家のレモン塩

網に出来た新店「札幌家」。
ここは、札幌市琴似にある「ラーメン吉龍」という店の暖簾分け。
この店の味に魅せられた店主が修業し、地元大網に店を開いたのだそう。
確かにご主人のお母様と思われる方が、古くからの知り合いと思しきお客さんと
親しげに話をされていました。

この店のメニューを眺めると「塩ラーメン」が最初に書かれています。
ご主人は修業先の塩ラーメンに惚れ込んだのだとか。
初めて行く店の場合、たいていはメニューの最初にある
基本のラーメンをいただくことが多いのですが
気になるラーメンが一つありました。

「レモン塩ラーメン」800円

およそラーメンに似つかわしくない文字、レモン。
カタカナでレモンと書かれると、どうもラーメンに合わない。
まだ「檸檬」と感じで書いて貰えればしっくり来るのですが
思わず快速電車の赤い色がそれとすれ違ってしまうわけで。

この「レモン塩」は修業先「吉龍」でも定番のメニュー。
ちなみに「吉龍」では他にも「牛乳ラーメン」などという
名前のラーメンもあったりします。

lemonそして出てきたラーメンがこれ。
すっきりした透明の塩スープのラーメンに
スライスしたレモンが数枚乗っているのです。
なかなか衝撃的なビジュアルです。
シンプルな見た目なのですが、インパクトは十分(^^;

そして問題の味の方ですが、
見た目の「えぇ?」というイメージを覆して
これがなかなかいけるんです。
まず見た目よりも油分の多いスープは
強烈なコクはないものの、鶏と昆布のうま味が
おだやかに感じられる、じわじわ系の味わい。
そこにこの「レモン」の酸味と香りが加わって
後口をさっぱりと仕上げてくれるのです。
西山の麺も想像以上にこのスープと合っています。

しかし正直、このラーメンが800円というのは高い。
あと100円安ければ申し分なしというところなのですが。

【札幌家@大網レポ】

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2005/04/24

昔ながらの中華そば

ながらの「中華そば」があります。
昔ラーメンが好きではなかった私的には
あまり好きなジャンルではありませんし、
ノスタルジックな気持ちも生まれません。
豚骨系でこの道に足を踏み入れた者としては
あの味には長いこと馴染めませんでした。
しかし、色々なラーメンを食べ続けていくうちに
これはこれでアリかなと思えるようになってきました。

くどいようですが、昔ながらのラーメンをその昔に食べていないので
何が基本なのか、は未だよく分かっていません。
ですから、私が美味しいと思う昔ながらの中華そばが
果たして昔のソレなのかは分かりません。
しかし、店の雰囲気も含めて、これはアリかなと思える
私的は基準はこんな感じです。

■動物のうま味よりも調味料の味
もちろん鶏ガラのうま味は感じさせなければいけません。
しかしそれを凌駕するかのごとく、調味料の味も欲しい。
化学調味料はもちろんですが、醤油感、胡椒やゴマ油。
そういう香りが欲しいです。

■具になるとが乗っている
基本的になるとを美味しいとは感じませんが
昔ながらのラーメンとなれば、やはりなるとは欠かせないでしょう。
あとは小さめのチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔。

■お洒落じゃない
店の雰囲気、店員さん、メニュー、丼、などです。
今流行のラーメン屋さんの対極にある雰囲気。
なんとなくニッポン放送が流れていて、フロアはおばちゃんで
そのおばちゃんは妙に化粧が濃くて、私服にエプロンっていう感じ。
厨房の親父さんは出来ればランニングを着ていて欲しい。
ちょっとくらい無愛想な感じがいい。
メニューにはレバニラ炒め、チャーハンなどがあって
丼には双喜文や雷文模様が欲しいです。

■一杯500円
くらいの価格がいいですよね。
ワンコインで楽しめる程度の価格で。

これらの要素を満たしている中で
私が好きなお店の一つは千葉市にある「進来軒」
ここはかの「来々軒」流れを持った唯一の店です。
ラーメンも480円。安い。
ラーメンフリークが押し掛ける店、というよりも
地元の人の食堂といった位置づけです。

kiwame昨日行った柏にある「極(きわめ)」も
比較的上記要素を満たしているお店でした。
店の外観と丼は妙にお洒落で、値段も600円でしたが
他の要素は全てクリアしています。
非常にオーソドックスな、誰もが知るラーメンの味。
子供にラーメンの絵を描かせるときっとこんなビジュアル。
どこかほっとする味わいでした。

さすが地元、レイソルファンに優しいお店で
店の前にはレイソルの旗が掲げられていて
レイソルが勝った日は値段が安くなります。
炒め物のメニューも豊富、ご飯物も充実しています。
フロアのおばちゃんの愛想もよく、雰囲気もいい。
地元のレイソルファンに愛される食堂といったところでしょう。

【極@柏レポ】

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2005/04/23

湯麺粥

がCWのラーメン連載を始めた時から
私をサポートしてくれるラーメンチームがあります。
CW編集部デスク高根澤氏とカメラマン山西氏。
この3人で何か悪巧みをする時は
五香にある某ラーメン店ですることが多いです。
ラーメンも食べずに酒飲みながらダラダラと。
まぁ、ここの店主も長い付き合いですので
こっちを客とも思っていないのですが(^^;

この日もダラダラと打ち合わせと称しては
くだらぬ話をしていたわけですが
店主が「お粥食べる?」と。
聞けばご飯と丸鶏スープで作るという。
そんなもんを隠してたのか!喰わせろ喰わせろと(笑)

tonminkayuラーメンの丼に入ったお粥。
丸鶏のスープのうま味をたっぷり吸い込んで
これはなかなか絶品の味わいでした。
箸休めには刻んだショウガに醤油のカエシをかけたものと
無農薬の野菜を使ったというキムチ。
その箸休めも忘れてしまう程にお粥が美味かった。

レギュラーメニューに、というのは無理でしょうから
せめて白飯持参の人には出してくれないかなぁ(笑)

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2005/04/22

GW限定第2弾「GW」5/1限定

休日替わりラーメン第2弾。
5/1限定のラーメンはその名も「GW」(爆)
超ニンニクラーメンGのWバージョンです。

gwG、GT、GTFと出していて
ゴールデンウィーク=GWとは正にうってつけ(笑)
しかもGのWですから、こじつける必要がない。
そのままWにすればいいわけですから(^^;

ただでさえニンニクが多くて、食べた人からは
翌日以降の仕事に差し支えると不評のラーメンだけに、
あれ以上のニンニクを加えることは難しかったのですが
幸いにして大型連休、どうせ1週間は休みでしょ、と。
だったらとことんニンニクでもいいんじゃん?みたいな。

しかし単純に麺の量や具を倍にしただけではありません。
通常のGはニンニクポタージュと仔牛スープのブレンドですが
このGWはニンニクポタージュのみを使用しています。
(当然若干飲みやすくするために希釈してはいますが)
スープには動物系素材ゼロ、ニンニクのみを使用しています。
試作段階でお蔵入りとなった、正に「幻のG」なのです。
当たり前のことですが、バランス等を含めて、遙かにGの方が美味いです。
このGWはあくまでもGを食べた方の次のステップなのです(笑)

5/1の1日限定。30杯限りのラーメンになります。
ぜひお越し下さいませm(_ _)m

【GW日替限定ラーメン@ra2】
【関連記事】G

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2005/04/21

GW限定第1弾「鮭拉」4/30限定

年の大型連休、ra2は平常営業です。
つまり連休中も土日は拉通、それ以外はむつみ屋です。
しかし、せっかくのゴールデンウィークです。
何かスペシャルなラーメンを作りたいじゃないですか。

というわけで、
4/30,5/1の2日間、拉通では日替わりで
2つの限定ラーメンをお出しすることになりました。
その第1弾、4/30限定のラーメンが「鮭拉(しゃけらぁ)」です。
これは先月から今月頭まで、竹麓輔商店@ラーメン劇場で出していた
ra2工藤が創作した「神春淡麗」を更にバージョンアップさせたモノです。

shinshunスープは茜鶏と日向地鶏、2種類の地鶏に
北海道産鮭冬葉のダシを加えたダブルスープ。
油には鮭身油と鮭冬葉油を使用。
具には鮭の身を使って作った特製「鮭チャーシュー」。
今回は炭火でこんがりと両面を焼き上げています。
麺は東京カネジン食品に特注した鮭拉専用麺。
添えられた刻み海苔とわさびが爽やかさを演出する
鮭を十分に感じさせるラーメンです。

4/30の1日限定。30杯限りのラーメンになります。
ぜひお越し下さいませm(_ _)m

【千葉拉麺倶楽部 拉通】
【関連記事】工藤の鮭チャーシュー

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2005/04/20

博多一風堂、東京進出10周年

多一風堂が恵比寿に店を構えたのが
今からちょうど10年前のこの日、4月20日のことでした。
その前年、新横浜ラーメン博物館に出店もしていましたし
当時ラーメンにさほど興味のなかった私であっても
それなりに店の名前や、ラーメンのことは知っていました。
その後私はラーメンにはまり、ラーメンを食べ歩く生活になる中で
一風堂のラーメンも食べるようになりました。
もちろん最初に食べたのはここ恵比寿店。
それから店主河原成美氏をはじめ、スタッフの皆さんとも
親しくさせていただくようになりました。
あれから10年。長いような短いような10年です。

その東京進出10周年を記念して、関東圏内の一風堂全店で
4/19〜21の3日間「上京10年ありがとうイベント」として
替え玉無料、餃子券配布などの催しが行われました。
そして恵比寿店では特別イベントとして
「Back to the 博多一風堂 恵比寿あの頃」と題し、
10年前の開店当時のレシピ、値段のままでラーメンを提供するという
ラーメンファンのみならずワクワクするようなイベントがありました。
しかも19,20日には店主河原氏自らが厨房に立ち
ラーメンを作ると聞いては、行かないわけにはいきません。
正に記念日であるこの20日に出かけようと、
なんとかスケジュールを調整して、恵比寿に行く時間を確保しました。

あらかじめこの日の夕刻には河原氏が
東京を離れるという予定を伺っていましたので
昼営業の時に顔を出そうと考えていました。
すると博多一風堂関東進出の功労者にして、
今は独立して「麺の坊 砦」店主の中坪氏から連絡が入り
営業時間内だとお客さんが集中してゆっくりと話しも出来ないから
営業前に顔を出しませんか?とのご提案。
そこでこの日の朝10時に伺う約束をして、
営業前の恵比寿店へ差し入れを持って遊びにいきました。

私が着いて程なくして河原氏もお店へ到着。
荷物を置くのもそこそこに再会を喜んで下さって
さっそく立ち話が始まりました。
相変わらず元気がみなぎっているパワフルな人です。
上海でのこと、博多のこと、そして今回の10周年のことなどを
熱く語ってくださいました。
やはり上海での反日運動や、博多の地震のことに関しては
かなり気にされているようでした。
逆に私自身の近況や千葉のラーメンに関しての近況も聞かれ、
あっという間に時間が過ぎていきました。

0420ippudo2河原氏はせっかく早く来たんだから、と
厨房の中に招き入れてくれて、
スープ釜などを見せて下さいました。
大釜で豚頭だけを使って炊きあげた濃厚な白濁スープは
全くといっていいほど臭みがありません。
「昨日のスープの方がワイルドでよかったけどな」と
釜を見つめている河原氏は先ほどまでの表情とは異なり
すでにラーメン職人の鋭い目つきになっていました。

「山ちゃん、今ラーメン作るからそこに座って」
そう言って河原氏は私をカウンターに座らせました。
当然開店前なので、他にお客さんはいません。
カウンターをはさみ、私と河原氏が対峙します。
営業中ではないのに、異様なまでの緊張感が走ります。
そして河原氏自らが麺上げして盛りつけた
「10年前」のラーメンが目の前に置かれました。

ippudoもちろんカリスマ店主自らが目の前で作る、という
この特異なシチュエーションも影響しているでしょう。
だとしても、このラーメンの旨さは文句なしでした。
臭みがまったく感じられない豚骨スープは
濃度もしっかりあって、それでいて口当たりはなめらか。
麺は超極細、切り刃28番の低加水ストレート麺で
もちろん固めに茹で上げられており、
まとめて口の中へと放り込むと
スープを程良くたくわえて、口まで運んでくれます。

0420ippudo3私が黙々と食べている様を、
目の前でじっと河原氏が見つめています。
やだなぁ、すごく食べ辛いなぁ(^^;
すると「替え玉行くか?」といって麺を投入。
替え玉のタイミングを見ていたのですね(笑)
カウンター越しに替え玉をいただきました。
博多ラーメンの場合、替え玉をすると
ぬるかったスープの温度が戻ります。
再び熱々になった丼と向き合って、あっという間に完食。
丼の底まで平らげたのは本当に久しぶりのことでした。
とにかくまったく雑味がないというか、欠点がないというか。
失礼な言い方をすれば、一風堂ってこんなに美味しかったんだと
再確認させる出来映えだったと思います。
現在の赤丸などよりも強烈な存在感を持った一杯でした。

しかしこういう状況下でラーメンを食べた時
食後の感想を問われるのが一番苦手です。
きっと今日も聞かれるんだろうなぁ、と思っていたら
厨房から河原氏が出てきてこう言いました。

「これ、旨いよね」

これはもうラーメンを作り続けてきた人でなければ言えない台詞。
自信がなければ言えない重みのある一言でした。

「久しぶりにこのラーメンを作ったんだけど
自分でも悔しいくらいに美味しかったんだよ。
色々と味を変えたり、見た目を変えたりしてきたけど
10年前の味も悪くなかったんだと確認が出来たよ。
この味を今もう一度出すのも悪くないかもね」と嬉しそうに語る河原氏。
いずれ恵比寿だけは他の店舗とは違って
この原点の味を出す日が来るのかも知れません。

【博多一風堂HP】
【上京10年ありがとうイベント】

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2005/04/19

にしかわの自家製麺

nishikawa取にこの日出来た新店です。
「らー麺にしかわ」という看板が掲げられた小さなお店。
県内では数少ない女性店主のラーメン店で
この女性が麺上げや盛りつけなど厨房で頑張っています。

ラーメンはあっさりした鶏ガラベースのラーメンと
豚骨ベースのラーメンの2種類がありました。
鶏ガラベースの方は和ダシも加えられていて
スープは半濁していますが、すっきりした後口。
一方の豚骨ベースは、白濁してマイルドな味わい。
どちらもこれといった強烈なインパクトはありませんが、
それなりにまとまっている、無難な味わいになっています。

この店で注目すべきは麺。自家製麺を使用しています。
新店ながら、スープに合わせ2種類の麺を打ち分けています。
鶏ガラベースには中細麺、豚骨ベースには中太麺。
切り刃だけではなく、粉の配合から変えています。
それもラーメン作りは修業経験のないという店主が
製麺機メーカーに足を運んで作り方を学んだのだそうです。
(ちなみに餃子の皮もやはり自家製なのだとか)

正直、中細麺の方はコシも弱く、スープとのバランスも今一つ。
まだまだ改良が必要と感じました。
中太麺の方もスープとの相性を考えると
現段階では麺の方が主張が強くなってしまっていますが
(平打ちなどだったらよりバランスはよくなるかと思いましたが)
それでもこの中太麺はなかなかいい食感を持っていて、
加水高めのモチモチ麺は新店とは思えない出来映えでした。
水で締めてつけ麺などにしても面白そうな麺でした。

この麺自体の進化はもちろんですが
スープとのバランスが改良されていけば
この店は結構面白いことになりそうです。
今後も定点観測したいお店の登場といえるでしょう。

【らー麺にしかわ@鎌取レポ】

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2005/04/18

千葉家系お薦めリスト

系ラーメンが千葉に進出して
5年ほどの月日が経とうとしていますが
この5年の間に様々な「家系」が増えました。
昔から家系が好きだった男としては
一番近くて「大黒家@東陽町」だった当時からすれば
今のこの環境は非常にありがたいというか、隔世の感があります。

何をもって家系と定義するか、という問題については
以前このブログ内でも触れましたので割愛するとして
千葉の家系を眺めてみると、今の千葉家系ラーメン店は
なかなか充実したラインアップになっているようにも感じます。
その中で私的に人に薦められる店を列挙します。

■末広家@本千葉■
いわずと知れた千葉を代表する家系ラーメンの人気店です。
中野家として開業し、その後現在の場所へ移転し改名しました。
店主中田氏と野中氏のコンビネーションは見事です。
本牧家(間門時代)で修業。麺はもちろん酒井製麺。

■千葉家@みつわ台■
中野家とほぼ同時期にオープンした、千葉のパイオニア的存在。
若い店主夫妻の元気ある接客も人気の要因でしょう。
オープン時に比べて鶏を使うようになり味もレベルアップしました。
本牧家(間門時代)で修業。麺は酒井製麺。

■柏王道家@柏■
家系総本山、吉村家@横浜直系のお店です。
吉村家独特のカエシが立ったバランスとスモーキーなチャーシューが
横浜まで行かずとも県内で味わえるのはありがたいです。
色々な意味において県内の他の家系とは一線を画する味わいです。
修業先はもちろん吉村家。麺も当然酒井製麺。

■六角家@船橋■
吉村家、本牧家と並ぶいわゆる「家系御三家」の一角。
以前に比べると大分スープベースが弱くなった感もありますが
やはり六角家が千葉県内で食べられるようになるとは。
船橋ラーメン横丁の中に出店しています。

■麺家市政@市川■
こちらも創業は県内では早い方ですが、市川駅南口再開発により
昨年夏に現在地へと移転しています。一時期休業していましたが
来週より営業が再開されるとのこと。
修業先は六角家、笑の家。麺は地元の麺屋さんとの共同開発とか。

■虎ノ穴@稲毛■
県内の家系のみならず、ラーメン店としても屈指の濃度を持つスープ。
店主自身、家系という枠にとらわれずに作りたいと
敢えて店名に「家」をつけていません。
修業先は武蔵家。麺は酒井製麺を使用しています。

■増田家@千葉中央■
元々は旭川ラーメン「ますや」というお店でしたが
店主が豚骨醤油ラーメンに傾倒して、家系店数店で修業後
オリジナルの家系ラーメンとしてスタートしました。
純粋な家系とは呼べませんが、濃度の高いスープは面白いです。

家系のお薦め、として私がよく人に紹介するのはこのあたりでしょうか。
しかし、家系というカテゴリにさほどこだわらない、あるいは
ラーメン食べに車で1時間も移動しないような
いわゆる一般の方には以下の店もお薦めすることが多いです。

■武蔵家@道場■
ここは虎ノ穴の修業先でもあるお店の支店。
近隣にお住まいの方には迷わず薦めています。

■千種家@千種町■ ■佐倉家@佐倉■
ここは岩槻の石川家出身のお店。千種家の支店が佐倉家です。
石川家同様、すっきりした比内地鶏スープの支那そばがあります。

■成田家@富里■
ここは本牧家で修業した店主が営むお店です。
柔らかい口当たりの豚骨醤油スープが楽しめます。

shisuiya■酒々井家@酒々井、千葉中央■
ここは壱六家のFC、サミットジャパン系のお店です。
夜遅くまで営業しているのが嬉しいです。
久々に訪ねてみましたが、580円で味玉もついていて
CP的にも満足出来る味になっていました。

■林家@生実町■
千葉でも初期から家系ラーメンを名乗っているお店。
麺も酒井製麺に替わり、バランスがよくなりました。

■山岡家@県内各所■
茨城発祥、現在は札幌に本拠を持つ一大家系チェーン。
24時間営業という最高のアドバンテージを持っています。

ホント一昔前は、末広家、千葉家、林家くらいしかなかった家系ラーメン。
それが今ではここに挙げた以外にもたくさんのお店が増えました。
豚骨醤油スープに鶏油、太い麺にチャーシュー、ホウレンソウ、海苔3枚。
同じ構成要素でもここまで味が違うのか、と驚かされます。
今回挙げたお店はあくまでも私のお薦めです。
人によって好みは違います。ぜひ後はご自分の舌で、
ベストオブ千葉の家系を探してみてください。

【関連記事】保守的家系論
【酒々井家@酒々井レポ】

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2005/04/17

4周目

生日を迎えました。
昭和43年4月17日。井の頭公園が程近い病院で生誕した私。
昨年3度目の年男を迎え、今年から4周目に突入です。
還暦まであと2周、あと2周かぁ…。

しかしあっという間の37歳。
おっかしいなぁ、こないだまで大学生だったのに(笑)
てか、ホントそんな感じなんですよね。実感として。
何しろ今の生活スタイルは大学時代からまるで変わってませんので
この20年近くほとんど同じような生活を送っています。
夜遅くまで起きてて、昼前に目覚める、みたいな(爆)

変わったことといえば、ラーメンと出会ったことでしょうか。
それまではラーメンを食べたことは皆無、と言ってもいいくらい。
友人と連れだって中華屋さんなどに入ったとしても
チャーハンだとか中華丼を選んで食べていましたから。
もちろん袋麺やカップ麺はそれなりに食べましたが
外食としてのラーメンというものはホント印象がない。

幼い頃の記憶を辿ってみたとしても
生涯で食べたラーメンは10杯に満たないはずです。
小学生〜中学生の頃は「寿がきや」に数回。
熱海の街中にあった「どさん子」1回。
高校生の頃に横浜ポルタにあった「なかよし」に数回。
大学生の頃に新馬場近くにあった「ラーメンショップ」に数回。
あとは「あかさたな」とかにも1回くらい行ったかなぁ。
30年のラーメン遍歴を思い出せる、ってのが凄い。
それくらい食べてないんです。

それが今じゃこんなだよ(笑)
10杯なんて、下手したら3日でいくぜ(爆)
人間って、いや趣味嗜好って変わるもんですねぇ。
10年後には「ウドのぬた」を喜んで食べてるんでしょうか、私。
「奈良漬け」とかニコニコして食べてるんでしょうか、私。
10年後には年増好みになってるんでしょうか、私。
そんなんいやどすぅ。

てか、こんな文章打ってる37歳もどうかと思うぞ(自爆)

ちなみに千葉拉麺通信を始めてからというもの、
意識をしていたわけでは全くないのですが
毎年誕生日にはラーメンを食べていました。

じゃんとん@行徳(00)必勝軒@津田沼(01,02)
ひがし@馬橋(03)鳳@品川駅前(04)

今年は初めてラーメンを食べませんでした。
ま、これも意識をしていたわけではないのですが。
来年の誕生日はどんなラーメンを食べているのでしょうか。

とにもかくにも
数々のお祝いメール&電話など、ありがとうございました。
そして数々のプレゼントも重ねてありがとうございました。
そして37年前に腹を痛めてくれた母親にも感謝。

ラーメンに出逢えたことも、感謝です。

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2005/04/16

GTF

氏の挑発的な一言により
GのTにFが出来てしまいました(なんのこっちゃ)

ことの次第はHPのサブ会議室のこのやりとり
読んでいただければ分かると思いますが
これから書くことは川崎君にはまだ話していません。
彼はここでFの真実を知るのです(爆)。

F氏がGTを食べた翌日、私は彼と会いました。
その時に、F氏は私にこう言ったのです。
「いやぁ、ああやって言えば川崎君が悔しがるかなと思って(笑)」

ちなみに川崎君のF氏への感想は
「今日のコメントちょっと悔しかったです」

完全に読み切られております、川崎。
完全に手玉に取られております、川崎。
完全に敗北です、川崎。
負け犬川崎。

さぁ、どうする川崎?
 
 
 
 
 

こうやって、日に日にGTFは辛くなっていくのです(爆)

【G&GT@ra2】
【関連記事】GT

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2005/04/15

山勝角ふじの麺

城で名を馳せる田代浩二という人の存在は
もちろん知っていましたが、千葉のラーメンを見続けている私としては
ある種他人事というか、別の世界の人というイメージがありました。
しかしその田代さんが茨城の勢いそのままに千葉へ進出。
柏に自らの名前を冠した店「麺屋こうじ」を立ち上げたのは
今からわずか2年前、2003年の初頭のことでした。

その時田代さんは「これから千葉へも店を出していきますよ」と
私に語っていましたが、まさかその2年後、千葉県内だけで
6軒も店を出しているとは誰が想像したでしょうか。
「麺屋こうじ」(柏→成田へ移転)「匠神角ふじ」(柏)
「田代笑店」(柏)「大黒屋本舗」(松戸)「柏大勝軒おか」(北柏)
そしてこの日、6軒目の店「山勝角ふじ」が新松戸にオープン。
いわゆるラーメン街道と呼ばれる、ゆりの木通りへの出店です。
もの凄い勢い、というのはこういうことを言うのでしょう。

今回の店はその名の通り「角ふじ」です。
筑波で人気を博した、田代浩二グループ第2のブランド。
県内では柏に出店以来、圧倒的な人気を獲得しています。
赤羽二郎に影響を受けて作ったラーメンは
ゴワゴワした麺とニンニクの効いたスープが特徴。
麺は高級ではない粉を敢えて混ぜることで、無骨な印象を与えます。
本来の店である大勝軒が非常に滑らかな食感を持っている麺だけに
この振り幅は非常にユニークだと思います。

kadofujiそしてその豪快さは麺の食感だけでなく
盛りつけや量にも現れています。
麺の量は200〜250gが普通盛り。
バカ豚と言われるいわゆるチャーシュー増しになると
野菜とチャーシューが塔のようにそびえ立ちます。
このラーメンを見てひるまない人はいないでしょう。

そしてもう一つの看板メニューが「つけめん」。
本来ならばつけめんの麺もらーめんと同じく
ごわっとした独特の麺を使うところを
ここ「山勝」のみ他の角ふじとは異なり、大勝軒タイプの麺を使っています。
だからこそこれまで「天神」「匠神」などと
全ての店の名前に「神」という文字を使っていた角ふじが
この店だけは「山勝」という屋号を使ったのです。
この2文字には、山=山岸一雄氏 勝=大勝軒という意味が込められています。

系列の大黒屋本舗でもこの2種類の麺を出していますが
昼と夜、出している時間帯が異なります。
特徴のある、しかも相反する食感と方向性を持った2つの麺。
今回の「山勝角ふじ」ではその両方が同時に楽しめるのです。
ただしどちらも量がすごいので、同時は楽しめないかも知れませんが…。

【山勝角ふじ@新松戸レポ】

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2005/04/14

激辛への道程

辛の食べ物ってありますよね。
私は激辛に関して得意か苦手かと聞かれれば、
どちらかといえば得意な方と答えるようになりました。
というのも、最近になってその自覚が芽生えたというか(^^;

私がプロデュースしている拉通では「辛拉」という名前で
これまでに数々の辛いラーメンを創作してきました。
そして今は「GT」という究極の激辛ラーメンを出しています。
それらの試作段階で感じたのは、割と私は人よりも辛いものが平気ということ。
スタッフが辛い辛い、といっているモノでも案外いけてしまう。
もちろん辛いことは辛いですし、頭から汗もかきます。
でも耐えられないほどではない、というか結構後を引く。
思い起こせば小さい時に熱海駅前にあった「アラスカ」というカレー屋さんで
水を飲まずに辛いカレーを食べておじちゃんに褒められたことも。
(このお店では積極的に水を出さないお店でした)
もちろん今でもサンライン@高輪で抹茶アイスをゲットしています(笑)
(このカレー店は水が一切出ない店で、完食するとアイスがもらえます)

そんなことを知ってか知らずか、
以前あるラーメン屋さんから凄い激辛ソースがあるという話を聞き
過日実際にその問題のソースを体験させて下さいました。
目の前に置かれたソース瓶にはドクロの絵が描かれ
そこには「AFTER DEATH」の文字がありました。
その絵も面白いですが、ネーミングも秀逸じゃないですか。
遊び心満載の商品といえるでしょう。

唐辛子などの辛さは「スコビル」という単位で表すのだそうですが、
この「AFTER DEATH」はおよそ35,000スコビル。
タバスコが約2,000スコビルですからその18倍の辛さということになります。
言い方を変えれば、タバスコを普段18滴垂らして食べている人は
1滴で十分だということになるのでしょうか。
たとえ1滴であっても、食べた瞬間から汗をかきます。
しかししばらくしてくるとその辛さに慣れてくる。
そして慣れてくると「結構うまいじゃん」ってことになります。

一度こういうモノの存在を知ってしまうと気になるのが悪い癖。
後からネットを使って色々と調べたところ、
世の中にはこのような激辛ソースが腐るほど存在し
またそれを喜んで買っている人たちも多いようなのです。
どんな世界にもサブカルチャーはあるものです(^^;

mdそしてこの「AFTER DEATH」ソースは、
その世界では有名な「ブレア社」の
デスシリーズの入門編のようで。
DEATH→AFTER DEATH→SUDDEN DEATH→MEGA DEATHと
その辛さはどんどん凄みを増して続いていきます。
シリーズ最高峰「MEGA DEATH」ともなると、
その辛さ何と550,000スコビル。
これはタバスコのおよそ275倍(^^;
つまりタバスコを普段275滴垂らしている人は…もういい?

しかしMEGA DEATHって聞いて、それが調味料と誰が思うのでしょう?
私が真っ先に浮かんだのはもちろんコレね。

もちろん他にも色々なメーカーが激辛ソースを作って
激辛マニアを喜ばせているようです。
そしてそのネーミングがDEATHシリーズに負けず劣らず
楽しいネーミングが揃っています。

例えば…

「SATAN'S BLOOD〜悪魔の血」
「MAD DOG'S REVENGE〜狂犬の復習」
「ROAD TO HELL〜地獄への道」

なんだかB級ホラー映画みたいです(^^;

で、

川崎君にこれらの激辛ソースの話をしたら、
メキシコ出身の血が騒いだようで(出身じゃなかった)
現在着々と色々なソースを取り寄せているそうです。
GTFでは物足りない貴方のために…(ニヤリ)。

いや、もちろん貴方のことですから…(ニヤリ)。

【ホットソースワールド】

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2005/04/13

和之介の鶏白湯

kazunosuke橋に先月オープンした新店「らーめん和之介」は
千葉中央の人気店「増田家」のセカンドブランド。
豚骨醤油、家系の本店とは全く違って
鶏ベースの白濁スープを提供しています。
いわゆる「鶏白湯」のラーメン店です。

店主増田さんは19歳で背脂ラーメン店を浦安に開業し
その後千葉で旭川ラーメン店を立ち上げて人気となり
そのお店を家系ラーメン店に衣替えするなど
数々のスタイルのラーメンを作ってきた人です。
またここ最近は他の外食にも力を入れて
地鶏炭焼きの店「和坊」や、魚居酒屋「和ひろ」など
千葉中央を中心に店舗を広げています。

この「和坊」にある「鶏麺」というラーメンが
和坊の常連さんにも好評のようで
飲んだ締めに鶏麺を食べるというのが
和坊での定番コースになっているようです。
もちろん千葉のラーメン好きの中でも評判がよく
これで単体の店を立ち上げて欲しい、というような
ラーメン好きならではの要望も多かったようです。

それが後押しになったかどうかは分かりませんが
和坊の鶏麺をメインに据えたラーメン店を作りたい。
昨年あたりから増田さんは考えていたようです。
当初は千葉中央近辺での物件も考えていたようですが
最終的に船橋への進出となりました。

和坊の鶏麺は茜鶏を使った濃厚な鶏白濁スープに
醤油の効いたカエシが特徴的で
ある意味ヘビーで、非常に濃厚なうま味を持った
およそ飲み屋では出てこないような本格的なラーメンでした。

しかしその反面、それは飲み屋だからこそ出せる
飲んだ後の締めだからこそ味わえるバランスで
丼も小さく、量も当然少なめになっていました。
さすがにそれを400ccのスープ、150gの麺で食するのは
途中で飽きも来ますし、しつこさも出てきてしまう。

そこで一杯のラーメンとして食べさせるために
濃度も落とし、バランスも変えたようです。
鶏も昨年末のイベントで使った房総赤鶏にチェンジ。
麺もこれまでの麺屋さんからカネジン食品の麺へ変更。
鶏麺のイメージを継承した、新しいラーメンといっていいでしょう。
名前も「和風らーめん」となりました。
濃度を落としたとはいえ、鶏麺を知らない方からすれば
しっかりとした濃厚なボディを感じるでしょうし
節系の和ダシもスープの底を支えています。

新しいラーメン、といえば
この店の看板メニューとして登場したのは
実はこの「和風」ではなく「鶏白湯」。
スープベースは和風と全く同じ、鶏の白濁スープ。
それを塩味のカエシでまとめていますので
当然醤油味よりもスープの素性がストレートに感じます。
そうすると分かるのが、口当たりのさらり感と相反する
どっしりとした重みのあるスープだということ。
どことなく和坊の「水炊き」を連想させる味です。

この新しい鶏白湯ラーメン、決して悪くはないのですが
現段階の完成度ではどうしても「和風」に分があります。
というのも、この鶏白湯の方は油が加えられていないのです。
私は個人的に「油」もラーメンがラーメンたる上で
不可欠な要素の一つだと考えていますので
油がないラーメンはラーメンのように感じないのです。
それはまるで薬膳スープを口にしているような
そんな錯覚にとらわれてしまうのです。

そしてスープの素性をストレートに感じさせる味だからこそ
具材にも気をつかって欲しかったと思います。
チャーシューやメンマなどは醤油で味付けされていて
簡単にいえば、和風と同じ具材を流用しています。
せっかくの新しいラーメンなのにそこがもったいない。
具の存在意義、必然性が皆無なのです。
ラーメンとして、あるいは一つの料理としてのアンバランスさ。
現段階で私が鶏白湯よりも和風を薦めるのはこの点です。

しかし油を使わないというアプローチ自体はやりがいもあり
非常に可能性を感じるテーマであることは確かです。
仮にその食べ物がこれまでのラーメンの概念内に収まらなくてもいい。
今までにない新しいラーメンを作るんだ、という気概が強く感じられます。
おそらくこれからこの鶏白湯は更に変化、進化していくでしょう。
その変化と、増田さんの今後の取り組みを見守りたいと思います。

【らーめん和之介@船橋レポ】

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2005/04/12

2つの「花○」

○という屋号のラーメン店が
昨年暮れより相次いで県内に登場しています。
一つは千葉市千城台、もう一つは松戸市五香。
正確には「花○らーめん」と「麺屋花○」ですが
同じ時期に同じ名前のラーメン店というのも
偶然の一致とはいえ面白いものです。

hanamaru千城台の「花○らーめん」は
あっさり醤油とこってり醤油をはじめ
塩や味噌、担担麺などのメニューを揃える店。
以前寿司屋だった場所を使っているようで
ラーメン屋らしくない重厚なカウンターで
窯元特注の特製丼でラーメンをいただきます。

あっさりとこってりの両方を試してみましたが
動物系のうま味がより感じられるこってりの方が
個人的には好みの味でした。
芽ネギや山くらげ、湯葉など一風変わった具材が乗り
チャーシューも薩摩産黒豚を使用していると謳っています。
それが650円〜という強気の価格設定になっているのでしょうが、
正直なところこのラーメンでは割高感を覚えます。
カエシの強いバランス自体は好みの問題でしょうが
全体的に「うま味」という部分が弱いのです。
スープにうま味の層が感じられない。
麺も凡庸な中華麺で、茹で加減も甘めなのが残念。
一律50円ダウンくらいで丁度いい印象です。

一方の五香に出来た「麺屋花○」は
「らーめん寺子屋」1期生のお店です。
焼き鳥店の店主が店の空いている昼間を使って
いわゆる「二毛作」営業をしています。
スープは濃厚な鶏ベースの白濁したスープで
寸胴には丸鶏や豚骨の他に、鶏の様々な部位が入れられています。
これは普通のラーメン店ではぜいたくな話しで、
焼き鳥店ならではのアドバンテージでしょう。

その濃度の高いスープに甘めのカエシと魚ダシが合わされています。
どことなく日本そばを連想させる香りと甘さで
ここは好みが分かれるところだと思います。
しかしそのスープがもちっとした麺とよく絡み、
麺の旨さを引き立てているのも事実。

本来は麺打ちも出来る店主なのですが、
毎日スープの仕込みと焼き鳥店の仕込みが重なり
師匠の13湯麺松井さんに麺は発注しているそうです。
結果として麺に定評がある13湯麺の麺を
違ったアプローチで味わえる存在になっています。
私が寺子屋に関わっているから、という部分は抜きにしても
なかなか面白いラーメンを出していると思います。

2つの花○。2つの味わい。
同じ名前で違う味の2軒を食べ比べてみるのも楽しいでしょう。
ただし千葉市と松戸市なので、1日でハシゴは大変ですが(^^;

【花○らーめん@千城台レポ】
【麺屋花○@五香レポ】

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2005/04/11

行徳がんこのしおそ場

W限定ラーメン春味。
2002年、2004年に続いて今年が3回目。
春に発売される「千葉のめちゃめちゃうまい店」という
グルメムックの企画で毎回組まれているものです。
(2003年は同時期にラーメンムックを出した関係で
 めちゃうまではラーメンを扱いませんでした)

毎回春に関しては「桜ラーメン」と題して
限定ラーメンを創作していただいていますが
この3回すべて参加して下さったお店が
ラーメンみたけ(大網)と、がんこ十一代目(行徳)です。
2002年の春は行徳がんこの限定デビューでもありました。
以来3年以上にわたって、店主の三田さんには
ラーメンのみならず、そのネーミングや
パフォーマンス?で盛り上げていただいています。

2002年は「悪魔〜行徳バージョン」。
2004年は「卒業制作〜普通のラーメン屋さんに戻ります」
そして今年は「真剣11代しおそ場〜あとのせサクサクじゃ」です。
ganko11shioこのラーメンは今年1月に限定販売した
「真剣11代とりそ場〜行徳魂」の別バージョン。
前作のすっきりした味わいはそのままに
今回は具材なども乗せてちょっと豪華になりました。

桜=サクサクという音から食感のある具材
揚げ玉と春キャベツが乗っていますが
単なる語呂合わせで終わらないところが三田さんです。
揚げ玉には桜エビを使い、香ばしい香りを演出し
春キャベツはまさに春のラーメンにふさわしい食材。
他にもチャーシューや海苔などがしっかりと乗っていて
レギュラーラーメンとしてもおかしくないパッケージです。

前作はほとんど具材が乗っておらず
スープと麺をじっくり食べさせる趣向でしたが、
今回はこの春素材が実にうまく活きています。
繊細だったスープに厚みが加わった印象で
油分も前回より多く乗っているように感じます。
揚げ玉の海老の香りが途中からスープに移り
それまでのスープとは違った美味しさになります。
春キャベツの甘さもスープとよく合っていました。

オーソドックスなのだけど新しい味わいで、
さすが行徳がんこ、と唸らせる一杯です。
この時期だけなのがもったいない、と思わせる実力派。
28日(木)まで、1日39(サク)杯の限定メニューです。

【関連記事:行徳がんこの底力】
【元祖一条流がんこ十一代目@行徳レポ】

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2005/04/10

さくら

gokosakura見の季節ともなると
酒も飲めない私ではありますが
なんとなく週末はウキウキして
天気予報や桜の開花状況が気になります。
今年は昨年よりも遅い開花となりましたが
これはむしろ昨年が早かった、ということのようです。

私の花見の場合は極少人数での催行となり
大勢で宴会騒ぎをする花見ではありませんので
早くから場所取りをする必要がないのがいいところ。
ぱっと思い立ったらさっと出かけて花を見て
あとはどこか別の場所へ移動して食事したりします。

学生の頃から毎年欠かさず行っているのは
千鳥が渕、皇居のお堀端の桜です。
今年も9日夜に車を飛ばして夜桜見物。
皇居側の桜を遠くから見るのはなかなかのものです。
あそこは色々な屋台も出ていますし
北の丸や靖國神社も近いので、色々な桜の姿も楽しめます。
ちなみに私はあそこに毎年来る焼き芋屋さんの永久会員です(笑)
(焼き芋屋さんの出すクイズに全問正解すると
 会員名簿に名前を書いて貰えて、永久タダになるのです)

千葉に越して来てからは、県内の桜の名所を見て回りました。
清水公園@野田、茂原公園@茂原、平和公園@千葉なども行きましたが
ちょっと私的には広すぎて、もう少しコンパクトな方がいい。
そうすると里見公園@市川、亥鼻公園@千葉あたりが手頃です。
亥鼻公園は夜に行くと千葉城のライトアップと合わせて
幻想的な世界が目の前に広がります。

あとはやはり五香〜八柱のさくら通り。
ここに初めて来たのは21歳の時でした。
免許を取った最初の春、シトロエン2CVの幌を全開にして
桜吹雪の中をゆっくり走ったのを思い出します。
それから毎年、千鳥が渕とここだけは桜を観に行きます。

30になって、なぜかラーメンにはまってしまって
ますますさくら通りの花見は楽しみになりました。
桜の花を楽しんだ後で、13湯麺に行って食べるラーメン。
いつもと変わらぬ湯麺の味なのですが
私にとっては春の味。まさに桜ラーメンだったりするのです。
この日も美味しく桜も湯麺も堪能させていただきました。

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2005/04/09

GT

想外の大反響を呼んでいる
超ニンニクラーメン「G」。
ラーメン好きの方のみならず、県内のラーメン屋さんも
足を運んで下さってくれているそうです。

当初は4月いっぱいの販売を考えておりましたが、好評につき
とりあえず5月いっぱいくらいまで延期しようかと考えています。
そこでよりパワーアップしたGを登場させようと思い
「GT」(Gターボ)を本日より販売開始いたします。

gtGのニンニクスープはそのままに
芝麻醤、辣油、カイエンペッパーなどを加えて
「担担麺」風に仕上げた一品です。
GTのTはターボの頭文字であると同時に
担担麺、唐辛子の頭文字でもあるのです。

ベースのスープはGと同じモノを使用していますが
そこに芝麻醤などの調味料が加わりますから
ニンニク度合は若干ですが薄まることになります。
それを補って余りあるだけの唐辛子系の辛さを加え
火の噴く、まさにターボのラーメンにしようという試みです。

辛さに関しては何度と無く調整が行われて
私と川崎君的にはもうちょっと辛くてもいいのかな、というレベルにしました。
というのも、他のスタッフはそれでも辛くて食べられない、とのことでしたので。
(しかし女性スタッフ1名は「程良い辛さ」と評していました)

でもやはり辛さを求めてくるお客さんには
それでも物足りない、という方がいるんですよね。
某F氏はやはり物足りないとおっしゃいました。
そこで、GTを召し上がってみて、辛さが物足りないという方には
「F仕様」というものを御用意いたしました(笑)
これは半端なく辛いです。

慣れというのは恐ろしいもので
GTを食べ慣れてくると、Gのインパクトが薄れてきます(^^;
しかしあくまでもGTはGのバリエーション。
真髄はGですので、ぜひGを未食の方はこちらからお試しください。

【G&GT@ra2】
【関連記事】G

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2005/04/08

はっ!これはっ!!

年秋の会議室へのら〜めん信者さんからの
投稿が全ての始まりでありました。
何の先入観もなく、この投稿をまずは読んでください。
【新店・えっ!これはっ!!@上高野】

おそらく読まれた方は同じ感覚を持たれたかと思いますが
正直、私もこの投稿をいただいた時にあまりピンとは来なかったのです。
店が広い、広東麺がある、ソース焼きそばがある、
飲み屋としても使えそう、味についての言及が少ない…。
どうにも期待値が上がって来ない言葉の数々。
引っかかってくるポイントが私の中にはなかったので
「機会があれば行ってみようかなぁ」という程度でした。

しかし、私もあなたも重要な一文を見落としていたのです。
それはこの投稿の1行目にありました。

表題のらーめん屋がオープンしました。

表題=えっ!これはっ!!
店名が「えっ!これはっ!!」?

この店が「えっ!これはっ!!」って店名だということに
昨年の時点で気づいていたらもっと早く足を運んだものの(爆)
この店名の衝撃は、千葉のラーメンでいうならば
2001年の「横向ショック」以来のことでした(笑)

しかもその後の続報によれば
トマトラーメンを出しているというではありませんか。
「これは千葉のトレンドなのかっ!?」とは
まったく思いませんでしたが(笑)
ますます足を運ぶ理由が出来たという感じで
夜の国道16号を八千代まで車で走りました。
しかしいくらなんでも「えっ!これはっ!!」って店名はないだろう。
あの「ガンジーラーメン」ですらホントの名前は「みちのく飯店」なんだぞ。
そんな半信半疑な気持ちでいたのも事実です。

目印となるのはセントマーガレット病院。
カーナビでその病院をロックオンして走ります。
国道16号を走っていると、何度となく目にした病院名ですので
だいたいの場所は分かっていました。
しかし英和高校や八千代松陰にあんなに近いとは思わなかった。
ホント場所的にはこれらの高校の裏手、って感じです。

koreha夜は周りに病院以外何もお店がないので
いやでも目に入ってくるはずです。
そしてその店は簡単に見つかりました。
やはり店名は「えっ!これはっ!!」ではなかった。
正しい店名は「はっ!これはっ!!」(爆)

真っ暗な八千代の闇に浮かぶ黄色い看板。
そこには手書きの文字で「はっ!これはっ!!」
そして横に小さく「ラーメン屋です」と断り書きが。
断らないと確かに何屋さんだか分かりません(^^;
文字の下には怪しいキャラクターが描かれています。

そして店の裏手に駐車場があるという案内に従い
車を店の脇から裏手へと回していきます。
すると真っ暗だった駐車場に「はっ!」と明かりが。
どうやら人や車の動きを感知する電球があるようです。

車を駐車場へ停めて、店の中へと入ります。
お店の方は入って来た客をみて「はっ!」と気づき
席へと案内してくださいます。
そして水を「さっ!」と出してくれました。

メニューに目をやると、いきなりこんな文章がありました。
「私達は北海道の函館から来ました」
そしてその上にはやはり怪しげなキャラクターが描かれています。
名前は「ジョッキー・チェン」(^^;
ビールジョッキのオバケみたいなキャラクターです。
な○たけのキノコオバケよりも変です(殴打)

これはいったいどうなっちゃうのだろう、と
メニューを恐る恐るめくってみました。

麺類
あっさり醤油ラーメン・・・500円
こってり醤油ラーメン・・・600円
しおラーメン・・・・・・・600円

至って普通です。
安心して他のページを見てしまいました。
するとそこには「はっ!」とする文字が!

追加メニュー

ん?追加ってなんだろう?

エビスパ 780円
ラーメン屋なのにパスタが人気ナンバー1!
経営者も、はっ!これはっ!

予想外なのかよ(^^;

そしてもう一つ、いよいよ真打ち登場です。

はっ!これはっ!!ラーメン 700円
え〜?ラーメンが洋風?トマトソース〜?って思うけど、
食べてみたら、はっ!これはっ!!

これが店名を冠する看板メニューなのですね。
しかもそれが追加メニューに書かれている謎。
もちろん頼むのはこれしかないでしょう。
というわけで店員さんの方をチラッと見たら
店員さんは「はっ!」としてやってきました。

「これ、ください」
「えっ!これは洋風なんですけれどいいですか?」
「はい、これで」
「洋風ですよ」
「これください」
「かしこまりました」

かなり念を押されてしまいました(^^;

とりあえずこんなやりとりの後、店員さんは厨房に向かって
「洋風1つ〜」と声をかけています。
どうやらこの店ではこのラーメンは「洋風」で通っているようです。

そして程なくして「洋風お待たせしました」(あくまでも洋風)との声とともに
問題の「はっ!これはっ!!ラーメン」が目の前にやってきました。
心静かに蓮華を手にし、呼吸を落ち着かせてスープを一啜り。

「…はっ!これはっ!!」

続きはどうぞ皆さん一人一人がお店でお確かめください(どんな煽りだよ>自分)

【はっ!これはっ!!@上高野レポ】

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2005/04/07

幸福軒の雪解け幸福

限定のラーメン競演。
今回は「桜」「新緑」「雛祭」「雪解」と
4つのテーマで創作ラーメンの競演をお願いしています。
以前も書いたように、豚骨ラーメン店は「雪解」がテーマ。
福福@松戸、猪太@柏、どうたぬき@下総中山と
幸福軒@千葉中央の4軒が参加してくださいました。
幸福軒はこれまでも何度か限定ラーメンなどで
いろいろとご協力いただいているお店です。

幸福軒は千葉拉麺通信が開設された2000年に開業。
この年は必勝軒や奥村屋、イレブンフーズたなかなど
実力のあるラーメン店が次々と開業した年で
いわば「千葉ラーメン元年」「千葉ラーメン当たり年」です。
幸福軒もこの5年間、変わらぬ人気を保っています。

kofuku今回の「雪解ラーメン」で、幸福軒の小黒さんは
「魚介ダシのジュレ」をラーメンに乗せてきました。
節系などの素材と豆乳を合わせて作ったジュレが
豚骨スープの熱によって少しずつ溶けていきます。
最初は幸福軒の白濁豚骨スープの味わいを楽しめて
途中から徐々に魚介ダシが効いてきて
最終的に豚骨魚介ラーメンになる、という仕掛けです。

よくも悪くも幸福軒のスープが熱々なので
こちらが考えている以上に魚介ダシの溶出が速い。
もう少しこの速度がコントロール出来れば
もっと楽しいラーメンになるかとは思いましたが
それでもこの変化は大変面白かったです。
最終的な魚と豚とのバランスも悪くない。
新しい幸福軒のラーメン、といった味になっていました。
パプリカなどを使って色合いも明るく
見た目にもスペシャル感があります。

平日夜の部のみ、1日10食限定。
28日(木)までの限定メニューです。

【幸福軒@千葉中央レポ】

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2005/04/06

「正しい」竹岡式ラーメン論

当地ラーメンというものがあります。
札幌の味噌ラーメンや、九州の豚骨ラーメンなどのメジャー級から
山形の冷やしラーメンのようなマニアックなものまで。
そしてラーメン好きな方なら当然ご存じのように
千葉のご当地ラーメンといえば、「竹岡式」ということになります。

当然ラーメン好き同士の会話などでも話題になったり
ラーメンムックなどでも紹介されることがあります。
しかし、意外にも正しい竹岡式を知っている方や
正しい竹岡式の情報が記されているモノは少ないです。
あくまでも竹岡式ラーメンの発祥とされる店、
竹岡漁港の「梅乃家」を基準として考えた場合ですが
間違いやすい竹岡式の知識を今一度整理してみたいと思います。
ニュースソースはもちろん梅乃家ご主人の坂口さんです。

竹岡式の麺は乾麺?
麺は乾麺を使うのが基本ですが、それには理由があるのです。
通常ラーメン店では、修業した技術のある方など
決まった人が必ず麺上げをしています。
それはその日の麺の状態などを見切って作るなど
経験や技術が必要な作業だからです。
しかし梅乃家ではパートのおばちゃんなど、
作り手が素人であるばかりか、日によって違う人になります。
そこで、どんな人でも同じように作れる麺ということで
乾麺を使用することになったのだそうです。
無論、麺の在庫管理がしやすいということもあると思います。

また乾麺でなければ竹岡式ではない、という指摘は
心情的には非常に同意出来る部分ではありますが
梅乃家でも乾麺以外に生麺を用意している事実からも
決して正しいとは言い切れないと思います。

ちなみにトリビア的なネタとしては
梅乃家で使用している乾麺は千葉市の「都一製麺」製で
一杯のラーメンに約1玉半を使って作ります。
作る時に乾麺をパキッと2つに割って合計1個半を投入するのです。

麺の茹で湯がスープ?
よく雑誌などでも記されていますが
「チャーシューの煮汁を乾麺の茹で湯で割る」というのは
実は間違いである可能性が強いです。
もしかしたら昔はそうだったのかも知れませんが、
少なくともここ数年梅乃家において私が見た限り、
あるいは坂口さんから話を聞いた限りにおいては
茹で湯は捨てて、新しいお湯を注ぐことになっています。
理由は簡単で、茹で湯だと味がぼやけてしまうから。
まっさらなお湯の方がスープが美味しくなるからだそうです。

チャーシューは炭火で仕込む?
これは似たような味を持つラーメン店で
炭火で仕込んだチャーシューを売りにしている店があって
そのように思われている部分も多いと思います。
梅乃家でも最初は大きなボールを七輪に乗せて
チャーシューを仕込んでいたそうです。
しかし小さな七輪の上に大量のチャーシューの乗ると
非常にバランス、安定性が悪くなり
ひっくり返したり火傷したりといったことが何度かあったのだそう。
その時以来、梅乃家のチャーシューは「ガス」で煮込まれています。

しかし七輪は今でも梅乃家の厨房で活躍しています。
それは麺を茹でる時に使われているのです。
チャーシューは「ガス」ですが、麺茹では「炭火」が梅乃家の流儀。
理由は炭火の方が麺がふっくらといい食感になるからだそうですが
ホントにそうかは比較したことがないので私には分かりません(^^;

---
とここまではいわゆる「梅乃家」のラーメンの話です。
しかし、ご当地ラーメンとはフランチャイズのラーメンではないわけで
梅乃家のラーメンと全く同じである必要はないと思いますし
自然伝播的に広がっていくのがご当地ラーメンであるならば
この派生形を見ていくのもまた楽しみ方かなと思います。

そうすると緩やかな基準にはなるかと思いますが
私が個人的に考える竹岡式と成りうる要素を列挙すると
およそ次のような感じになるでしょうか。

・醤油が立ったスープバランス
 (出来ればチャーシューの煮汁をタレに使用して欲しい)
・あまりダシの出ていない醤油色の黒いスープ
 (お湯もしくはさらっと取った軽いスープ。色は醤油の真っ黒で)
・食感、味にあまり感動しない麺
 (出来れば乾麺が望ましい。自家製麺などもっての他)
・ごろっとした大降りのチャーシュー
 (色々な調味料の味よりは醤油直球勝負の味)
・薬味は刻みタマネギ
 (刻み方はほどよい大きさで。もちろん増量可能)
・価格が安い
 (デフォルトで上限ワンコインが理想でしょうか)

以上の条件をある程度満たしていれば
私の中では「竹岡式」になっています。

murasaki佐倉にオープンした新店「紫」は
そういう意味で「竹岡式」といっていいでしょう。
醤油臭いというよりは甘めのカエシの味で、
色も真っ黒スープ!とはいきませんが
あとの要素はほぼクリアしていると思われます。
若いご主人が一生懸命頑張っている様は好感が持てますし
デフォルトのラーメンが450円というのも嬉しい。
また小さな漁港で生まれた千葉のご当地ラーメンが
佐倉といった千葉の内陸部で食べられるというのも嬉しいですね。

【紫@佐倉レポ】


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2005/04/05

ラーメン屋さんによる料理教室

周年記念企画の一環として
「拉麺レシピ」という新コーナーを始めようと思います。
これは昨年来温めていた企画の一つで
本当は雑誌媒体などと連動でやろうと思っていたのですが
とりあえずウェブ上で先行してスタートします。

例によって私が企画を立てる場合、
いくつかのアイディアが悶々と頭にあって
ある時にそれが一つになることが多いのですが
今回もまず最初にあったのは雑誌連載のリニューアルでした。

CWは毎年6月に様々なコーナーが新しくなります。
私の担当するラーメン連載はお陰様で何年も続いていますが
「探偵団」「文庫」「研究所」「スタイル」と
その見せ方というかアプローチは変化をつけています。
今年の6月で現連載「千葉ラーメンスタイル」も1年経つので
リニューアルをするかしないか、という話になりました。

基本的にラーメン関係のページは企画からすべて一任されていますので
極論を言えば変えるも変えないも私次第、みたいなところがあります。
しかし私的には関係するスタッフの意向も気になるところ。
特にCWのラーメン連載はスタート以来不動のチームで動いていますので
CW編集部の高根澤氏とフリーカメラマンの山西氏と
顔を合わせた時は常に、次はどうするのか、新連載にするのか、
それとも現連載の見せ方を少し変えるのか、などを議論しています。
というよりも、基本的に私たちの会議は「新連載ありき」というスタンスで
ミーティングを重ねて、現連載よりも面白くなりそうならば
新しい連載に変えよう、という感じでいつも進んでいきます。

私個人のラーメン連載に対しての考え方として
他の雑誌やラーメン連載とは違ったものに、という気持ちがあります。
人の真似をせずに、新しいアプローチに挑戦したい。
そしてそれは今私たちがやっているラーメン連載そのものも
同じような比較対象であったりするわけです。
つまり私たちがやっている連載はもうすでに目の前にあるわけで
そうではない、新しい情報の見せ方はないか、ということです。

そして今まで何年もやって来た中で、常に考えていたアイディアとして
ラーメン屋さんの工程、一日の仕事を徹底的に取材して
一杯のラーメンが出来るまで、というのをやってみたい。
というものがありました。
私たちが思っている以上に、ラーメン屋さんは色々な苦労や努力をして
一杯のラーメンを生み出しているという現状は、
情報誌における情報として、あるいはラーメン連載としては、
切り口も含めて新しいだろうという視点でした。
しかし誌面には当然ですが限りがあるのと、
そうそうノウハウを全て取材出来るわけでもない。
だいたいこんな感じで頭の中で漂っていたわけです。

そしてもう一つのアイディアが浮かんだ瞬間、
それはカルチャーセンターでのラーメン講座の講師を担当した時のことでした。
そこで出会った受講生、いわゆる一般の方たちは
ラーメン作りのノウハウに飢えていました。
そして寺子屋を使って行った実習はたいへん盛り上がりました。

私などはラーメンは食べるモノ、と決めちゃっていますが
意外にラーメンを自分で作る、あるいは作ってみたいと
考えている人が非常に多いということを実感しました。
一般の人にラーメン作りのヒントを与える場は作れないかな。
そのうちの一つが「大人の家庭科調理実習」でもあるのですが
先の連載のリニューアルの時にこれが一つになったわけです。

それならばラーメン屋さんがラーメンの作り方を
素人にアドバイスする、という企画はどうだろう。
しかしそれを1Pの連載で追うことは困難なので
具やスープ、あるいはサイドメニューなど
一つのテーマに絞って誌面で紹介をして
講師は毎回違うラーメン職人さんに登場いただいて
半年なり1年のシリーズで一通りが学べる
誌上ラーメン自作講座、ラーメン店による料理教室。
そして誌面で紹介しきれなかったヒントを
ウェブ上で細かくフォローしていく。
そんな新連載企画「千葉ラーメンレシピ」が生まれました。

しかし、諸々の事情によって(これは長くなるので後日)
6月連載リニューアルは出来なくなりました。
そこでウェブ上で先にスタートするのが
今回の新企画「拉麺レシピ」なのです。

本格的な自作ラーメン派の方だけではなく
インスタントラーメンにちょっと手を加える程度の方、
あるいは料理を作る上で使えるプロの技。
いわゆる「ラーメン作り」だけにこだわらない
幅の広いアプローチをしていけたらと考えています。

例によって忙しいラーメン店主さんにご協力いただきますので
そうそう頻繁に更新出来る企画ではないと思います。
しかし見てタメになる、そんな企画になればと思っていますので
新企画「拉麺レシピ」どうぞご期待くださいm(_ _)m

【拉麺レシピ】

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2005/04/04

第4話「葛藤との対峙」

は言いようのない焦燥感に襲われていた。
これまでラーメンなどという下司な食べ物を
美味しいと思ったことは一度もなかった。
三十路になって初めて知った人生の真実。
それを十九歳の小娘に知らされた屈辱。
そう簡単に自分の価値観を変えるわけにはいかない。
今さらながらに美味しいと口に出したことを後悔しつつ
しかし目の前にいる女に対して誠実でありたい自分もいた。

dogenzaka「ね〜、やっぱ美味しかったよね?」
店を出て道玄坂を上り円山町までの道すがら
女は男の腕に自分の腕を絡めながら
満足げにそう問いかけてきた。
男は自問自答した。
ここで美味しいと言ってしまうことは
自分のこれまでを全否定することにはならないか。
あるいはこの目の前の女の軍門に下ることにはならないか。
しかしここで不味いと言ってしまうことは
自分の素直な気持ちに嘘をつくと同時に
愛する女に対しても嘘をつくことにはならないか。

「この値段ならまぁアリなんじゃないの?」

男は非常に屈折した答えを口にした。
女はそんな男の反応を楽しむかのように
「またそんな風に言う」と軽く口を尖らせている。
「だってお前ラーメンとフレンチは比べられないだろ」
「美味しかったなら素直にそう言えばいいのに」
女は男とのやりとりを楽しんでいるかにも見える。

「俺はラーメンなんて食べたことないから
 あのラーメンが旨いかそうじゃないか比較できないよ」

その一言がいけなかった。

「じゃあさ、他にも行きたいラーメン屋さんあるから
 今度また一緒に行ってみようよ!ね?」

この一言から男の人生が劇的に変わっていこうとは
男も女もまだ知る由もなかった。

(第5話に続く)

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2005/04/03

丸長のこいくちつけそば

maruchou長@勝田台のつけそばが凄いです。
昨年いっぱいで長年厨房に立たれていたご主人が
今年から息子さんに厨房を任せるようになりました。
メニューはつけそばメインに一新され、
そのつけそばも「こいくち」「普通」「B」と
スパイスの強弱により3種のつけだれになりました。
この「こいくち」がとんでもなく凄いのです。

先に食べたラーメン仲間などからの情報によると
非常にスパイシーな味わいで辛いとのことでしたが
正直インパクトなどという言葉では片づかないほどの
鮮烈な刺激が突き刺さってくる味わいでした。
辛いといっても唐辛子的な辛さではなく黒胡椒的な辛さで
胡椒もある一定量を超えると「辛さ」が前面に出てくることを再確認。
少なくともつけ麺のつけダレであれほどスパイシーな味は
これまでにはあまり体験したことのない味でした。
食べ始めてすぐに頭から汗をかいたほどです。

しかしこの息子さんがただ者ではないのは
ただ辛いだけではなくこの店の持つ特徴でもある
魚系の味わいがしっかりと感じられていること。
相当量の節系が寸胴に入っていることは想像に難くありません。
3種のつけダレの中では一番スパイスが少ない「B」は
おそらく親父さんの味に一番近いモノになると思いますが
それよりも遙かに重い動物系のボディを持ち
スパイス的辛さが抑えられてその分酸味が際だっています。
今までの勝田台丸長の味を進化させた味といったところでしょうか。

麺も2種類の小麦粉をアルカリイオン水で混ぜたものだそうで
さすが2代目(本店から数えて3代目)という出来映えの麺でした。
水でしっかりと締められていて、麺の持つコシと食感が活かされていて
つけそばでこそこの麺の真価が味わえると感じました。
食べながら「グルテン」という言葉が頭をよぎる麺です(笑)。

同じ場所で同じ屋号で、要するに店を「継いだ」わけですから
味を変える、メニューを変えるということは
相当に勇気が要ることだと思います。
私自身も正直親父さんの味が懐かしく思うし
つけそばやラーメン以外のメニューも食べたいと思います。
同じ場所で、しかも親父さんとお母さんもお店に立っているだけに
余計そう思うのかも知れません。

しかし親父さんはフロアで注文を聞くのも楽しそうですし
息子の成長を見守りつつもサポート役を楽しんでいるように見えます。
「体楽になったんじゃないですか?」とたずねたら
にこにこして頷いてらっしゃいました。
会計の際もお母さんとお話させていただきましたが
「今日のスープはこうでね…」と、楽しそうです。
息子夫婦を核にして、先代夫婦がサポートに回る。
理想的なお店の姿のようにも思えます。

残念ながら親父さんの「丸長」は閉店したわけです。
これからは息子さんの「丸長」の歴史が始まります。
しかし冷静に考えれば、東京のラーメンフリークに支持を受けた
幻の店「八王子丸長」が千葉に出来たわけです。
千葉の拉麺好きとしては、名店の味が無くなったことを惜しむと同時に
名店の血を受け継いだ新しい店が千葉に出来たことを単純に喜びたいと思います。

【丸長@勝田台レポ】

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2005/04/02

湯麺と書いて何と読む?

麺と書いて何と読むか。
「とんみん」と読んだ人は関東のラーメン通です(^^;
「たんめん」と読んだ人はタンメン好きです。
(余談ですが、「家系」と書いてあって「いえけい」と読んだ人は
 自分はラーメンフリークだと認識しましょう。
 普通の人は「かけい」と読みますから)

さて、今日は「タンメン」のお話です。
私自身タンメンに関してのスキルもほとんどなく
ましてや思い入れもそれほど強くありません。
(私が今までに食べたタンメンで一番美味しいと思ったのは
 珍來@新小岩商店街のタンメンです)
したがってタンメン専門店と言われてもあまり感動がなく
期待値もそれほどは高くなかったりします。

しかしタンメン好きな方というのは非常に多く
そういう人からすると、やはりタンメンの王道というか
タンメンの基本というものがあるようです。
野菜は炒めずに茹でるとか、肉は豚バラ細切れだとか。
しかし【大辞林】によりますと、タンメンの定義としては
「いためた肉や野菜の具をのせた塩味の中華そば。また、汁めんの総称」とあります。
おっと、いきなり「いためた」と来たぞ。どうする兄貴。
また【新明解国語辞典】によりますと、タンメンの定義としては
「塩味のスープに、油でいためた野菜を入れた中華そば」とあります。
またもや「油でいためた」と来たぞ。さぁどうするとりがみ。
ただ、どちらの説明にも「塩味」とありますね。
しかし蒙古タンメンは味噌だしなぁ。。。
いったいタンメン業界はどうなってるんだ。

冗談はさておき、ラーメンを食べ歩くようになって
割合としては少ない割合ではありますが
タンメンと呼ばれる類のモノも以前よりは食べるようになりました。
そんな程度の私が考えるタンメンというものは
野菜がたっぷりと乗っている塩ラーメンで、
スープ自体の濃度はそれほど高くなくて
化調と野菜の甘さが程良く融合しているスープに
割と食感のいい太めの麺をイメージします。
(多分に珍來のイメージを引きずっていますが)

shouですから、生粋のタンメン好きからすれば邪道なのかも知れませんが
過日柏にオープンした「らーめん○将」はタンメン専門店。
小金原にある「らーめん将」の支店的なお店のようですが
この店の看板メニューでもある「塩タンメン」は
私的には十分タンメンの資格を持った一品でした。

中華鍋で豪快に炒められた野菜は熱々で
スープにその旨さをうつしています。
中華鍋を振る音というのは、「美味しい音」の中でも
かなり上位を占める音なのではないかと
常々思っているわけですけれども
チャーハンなどと同様に、野菜ラーメン的なモノの音は
非常に「美味しい音」がして、それだけで食欲をそそります。

たっぷりの野菜に多めの自家製太麺。
二郎的にも映る(味は全く違いますが)豪快なビジュアル。
690円という価格的にも納得が出来る一杯でした。
もしかしたら塩よりも味噌の方が美味しいかも、と思わせる
野菜の炒め具合と麺の太さではありましたが、
タンメンの定義はさておき、野菜塩ラーメンという位置づけで考えて
私的には満足出来るラーメンでした。

【らーめん○将@柏レポ】

補足ですが、新鎌ヶ谷にあるrpの大滝さんもタンメンが好きなようで
この春から「塩野菜ラーメン」(600円)がメニューに加わっています。
こちらのタンメンも私的には満足出来る味わいでした。

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2005/04/01

ra2世界進出!の嘘

年4月1日は嘘をつきます。
2001年は「千葉拉麺通信閉鎖」というネタで
ネタばらし後は各方面から相当な顰蹙を買いました(^^;
その後も毎年なんらかのネタを仕込んでます。
毎年やっているので、ネタと分かった方も
わざと乗って煽ってくださいます。
2年前の「幻の店発見」ネタでは
「私も行ってきました!」という書き込みで
後方支援して下さったり(笑)

ra2russiaで、今年のネタはこれ。
「ra2ロシア進出!」(爆)
信じて下さった方もかなりいらっしゃって
激励のメールなどをいただいて申し訳ない限りです。
と、同時になんでロシアなんだよ、という突っ込みメールも多数。
幻の店以来の反響でニコニコしとります(殴打)

しかしこれにはちょっとした裏話があって
実はハバロフスクでラーメン店、という話は本当なんです。
ただしロシアの方がオープンさせるんですね。
話すと長くなりますので、簡潔に経緯を話しますと
現在10期生を募集中の「らーめん寺子屋」に
ロシアの方が相談にやって来たんです。
その方はハバロフスクでホテルを経営されていて
日本のラーメンを現地でも出したいとの相談でした。

色々と現地の事情を聞いている中で
かなり採算が見込めそうな状況で、
それこそ酒の席の与太話ですけれど
「俺たちも日本でやるよりロシアの方が儲かるぞ!」
「ロシアに寺子屋の店を出すぞ!」
みたいな話で寺子屋9期生の方たちと盛り上がったことがあって
それが今回のネタの背景にはあったんですね。

しかし今回のネタ仕込みのために
(もとい、相談してきた方のために)
ハバロフスクについて色々調べてみましたが
知識が増えると感情移入するというか
なんだか親しみが涌いてきてしまって(^^;
一度遊びに行ってみたいなぁと思ったりして。

もし川崎君が独立を考えるようなことがあったら
まっさきにロシアを薦めたいと思っています(爆)

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