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2005/03/07

rp大滝店長の成長

鎌ヶ谷駅構内にある屋台風の店。
それがrp(ラープ)です。
前原の人気店「らーめん房やぶれかぶれ」の
2号店としての扱いにはなるのですが
本店とは全く別のラーメンを出しているお店です。

ここの大滝店長は、元々やぶれかぶれの常連さんでした。
和食など料理の世界にいる人ではありましたが
ひょんなことからラーメンの世界に入ってしまった。
しかも開店する直前に店長を務める予定だった方が
お辞めになってしまったこともあって
いきなり店長を任されてしまったのです。
もちろん料理の腕はある人ですし
オープン前にやぶれかぶれで修業もされています。
しかしいきなり店長というのは相当のプレッシャーだったでしょう。

オープン当初の彼を思い返すと、随分と悩んでいたように思います。
ラーメン作りそのものに自信も持てていなかったでしょうし
レシピは師匠でもあるやぶれかぶれの岡崎さんが考えたもので
彼自身のラーメンではなかったということもあって
自分の作っているラーメン自体にも自信がなかったのではないかと。

オープンしてしばらくして、
彼が始めて自分で考えたラーメンがメニューに並びました。
それは「まろ味豚麺」という白濁豚骨ラーメン。
そのスープの濃度は県内でも有数の重さです。
このラーメンを作るようになってから、彼は変わったように思います。

rpgomaそんなrpも開業して1年以上が経ち、
明日より新メニューがスタートします。
基本的にメニュー構成は全て大滝店長が考案したもの。
これは大滝君に責任ある仕事をさせようという
岡崎さんのいわば親心なのでしょう。
彼が考えた新作ラーメンの数々や、
レギュラーメニューの改良版を
岡崎さんや私、あるいは常連さんなどが試食を重ね
完成度を上げていきました。

新作は「塩野菜ラーメン」と「ゴマ肉ラーメン」。
「塩野菜」はいわゆるタンメンで
正直「爆菜麺」との差別化が難しいポジションではありますが
タンメンが大好きで作りたかった、という彼の気持ちが入った
しみじみとうまい、ほっとする味です。

色物好きの私としては「ごま肉」が面白かった。
濃いめの醤油スープの上にはゴマで和えられた豚肉が。
ゴマだれがかかっていて、それをスープと合わせながら食べます。
そのゴマが完全に味を支配しているわけでもなく
程良い酸味も加わっていて、他にはなかなかない味です。

1年前、自分は何をしたらよいのか、厨房を右往左往していた彼が
今は自分の味を求めて、更なる向上を目指して
日々自信を持った顔つきで厨房に立っています。
今年から月替わりで限定メニューも発表することになり
常に新しいラーメンを考える日々になりました。
明らかにオープン時よりもやることが多く、
責任も重くなっているはずなのですが
今の彼の方が活き活きと楽しそうに見えます。

一人の若い(といっても今年29歳)ラーメン職人が
今日もガード下の屋台で頑張っています。
これからももっと成長していくであろう大滝店長。
それは私たちがもっと美味しいラーメンを
食べられるようになるということでもあるのです。

頑張れ、大滝!(褒めて伸ばす)

【rp@新鎌ヶ谷レポ】

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