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2005/03/05

gという名前のラーメンが
本日よりra2で販売開始されました。
お陰様で初日は多めに仕込んだにも関わらず
午後1時前には完売となったようです。

仕事柄?というのでしょうか、立場上色々なお店で
メニュー開発などのお手伝いをすることがあります。
とはいえそれはあくまでもアドバイスのスタンスですので
お店の方から聞かれたことに対して答えるというか
あくまでもその主体はお店の方の考えに基づいています。
私としてはお店の方が私に求めている「客の視点」で
好き勝手なことを言わせていただいています。
しかしra2ではまったくそのスタンスや方法論が異なり
私が基本的にメニュー構成やアイディアを投げて
川崎、工藤がそれを形にしていくといった感じです。

私はニンニクが大好きです。
無論ラーメンにニンニクを絞るのも好きですし
ガーリックチップなどの薬味を浮かべるのも好き。
そしてラーメンとニンニクが合うということも知っています。
しかしニンニクを強調したラーメンってあまりないのではないか、
そんなことをふと思ってしまったからもう止まりません。

と、いうのも
以前から醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンとは異質の
トンコツラーメンという「ジャンル」に興味がありました。
醤油、塩、味噌はもちろん調味料のことで
その調味料が味としてジャンルとして認知されています。
下手物とも言われるソースラーメンや
一時期流行したカレーラーメンもやはり調味料。
しかしトンコツだけは調味料ではなくて素材です。

調味料ではなく素材が主役のラーメン、という孤高の存在。
これを別の素材で表現したかったんですね。
そんな時に今回ニンニクに気付いてしまった。
「何味のラーメン?」と聞かれた時に
迷うことなく「ニンニク味」と言える一杯。
それを目指しました。

スープのベースはもちろんニンニク。
ニンニクポタージュともいえる濃度の高いスープです。
スープの底や中には砕けたニンニクが浮いています。
しかしこれだけではうま味も足りず、飲みづらいこともあって
仔牛の骨で取った白濁スープと割りました。
当初は国産牛骨を考えていましたが、味がよく出てくる
オーストラリア産の仔牛骨を使用しました。
(こちらの方がコストはかかるのですが)

ラーメンにニンニクという当たり前の組み合わせを
あえて色々なアプローチで表現することで
ニンニクが持つ様々な食感や味わいを楽しんで貰おうと思いました。
フライドガーリックのチップや、マー油、
生ニンニククラッシャーなど(もちろんzyliss社製です)
ラーメンにはよくある定番はもちろん
その他考え得るニンニクの調理法はほとんど採用しました。

ニンニクを薄く切って油と醤油でソテーするのは
私が小さい時から自宅で鉄板焼の締めにやっていた定番。
バターで煮るのは焼肉店などではお馴染みのメニューですが
川崎が魂麺まついの山西氏と飲んだ時に感動したのだとか。
ネギの替わりにニンニクの葉をカツオ節と和えて乗せ
ニンニクと相性のいい牛肉を使いローストビーフを作りました。

G販売期間中には「ニン玉」という味玉や
「ニンニク焼豚飯」というご飯も御用意。
はっきり言ってこのラーメンを食べた上に
ニンニクのご飯食べる人はいないと思ったのですが(笑)
どうせやるならとことんやろうぜ、と。
あ、ニンニクを消す必殺技として牛乳も御用意してます。
もちろん地元フルヤ乳業のビン牛乳、ミルメーク付き。
(元祖?浦安マルバにも事前にお断りしてあります(^^;)

ニンニク嫌いの人は近づくことも出来ない。
ニンニク好きの人でもひるんでしまう。
10人中1人が最高!と思ってくれればいい。
そんなチューニングで作ってみたのですが、
初日は半分以上の方が飲み干して下さったのだとか。
それを受けたその日の夜の会議では
「半分以上の人が飲み干しちゃったんですよね」
「どこがいけなかったんだろう」
「もっと飲めないチューニングにしないと」
と、あり得ない会話が交わされました(爆)

「なんだよ、大したことないじゃん」と言われることが
私をはじめ、ra2スタッフの一番嫌うところです。
「やりすぎだよ、ばぁか」と言われたい(笑)
そんな拉通イズムがバリバリの一杯です。
ぜひ一度話のタネにお試しください。
2度食べてくれとは言いませんので(殴打)

【G@ra2】

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