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2005/03/25

どうたぬきの担担麺

総中山にある「どうたぬき」。
九州豚骨と店名に掲げてあるように
白濁した濃厚な豚骨スープのお店です。
2003年にオープンしたこのお店では
無化調の白濁豚骨ラーメンを提供しています。
今や化学調味料不使用を謳っているラーメン店は珍しくありませんが
白濁豚骨で、と条件がつくと見つけることがなかなか難しい。

何度かご主人とお話しさせていただいた中で
実に研究熱心で、味に対しての向上心が強い方だと感じていました。
そして新しいことに挑戦することにも興味をお持ちでした。
ですから、CWの限定ラーメン企画に関しては
いいテーマといいタイミングがあれば
絶対にお願いしようと思っていたお店でした。
そして絶対チャレンジしてくれるお店だとも確信していました。
やはり限定企画はそういう心意気のあるお店というか
一緒に楽しんでもらえる感覚を持っているお店がいるからこそ
これまでずっと続いてきたのだと思っています。
そういう意味ではこのお店に限らずですが
参加して下さるお店の方にはいつも感謝感謝です。

今回の限定ラーメン春味では、白濁豚骨のお店を4軒選んで
「雪解け」をテーマに創作競演していただきました。
doutanuki_haru「担担たぬき」と名付けられた作品。
店名とメニュー名の両方を上手にもじった
なかなか秀逸なネーミングだと思います。
そしてそのラーメンの出来映えも名前に負けず劣らず
秀逸な出来映えになりました。

麺もスープも通常のラーメンと同じものを使用しています。
限定ラーメンというと、別寸胴でスープを取ったり
麺を特製麺にしたり、というのも一つの楽しさですが
このお店のように通常のラーメンをいかに活かすか、という
テーマで作られているのもなかなか楽しいものです。

一見、別寸胴や特製麺の方が凝っているようにも映りますし
もちろんそれはそれで一手間二手間余計にかかっているわけですから
ラーメン屋さんに取っては大変な作業であることは間違いありません。
しかし、自分の中で最高のバランスと考えているレギュラーメニューに
敢えて違うモノを加えて味を変え、完成させるという作業も
別の意味で難しい作業でもあろうと思います。
音楽に例えて言うならば誰もが知っているヒット曲の歌詞に
全く別のメロディをつける難しさとでもいいましょうか。
そしてこのお店はその難しいラーメンを創作して下さいました。

どうたぬき自慢の白濁スープをしっかり活かしつつ
2種類のチーズと大根おろしで溶けていく雪を見事に再現。
手間のかかったあっさり味の鶏団子も非常に美味しいです。
このラーメンがこの店最初の一杯だという人ならば
間違いなく次は基本のラーメンを食べたくなる味。
逆にこの店の美味しさを知っている人ならば
違うラーメンであるにも関わらず失望しない味。
ぜひ見せ方を変えてでもレギュラー化して欲しいラーメンです。

【どうたぬき@下総中山レポ】

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