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2005/01/30

1年半

通という土日限定営業の
ラーメン店を立ち上げて早いもので1年半が経ちました。
開業してからこれまで何十種類ものラーメンを作り
お店のメニューとして並べてきました。

その中でも思い入れが深いラーメンが
やはり開業当初の看板メニューであった「黒拉」
ra2_kuro豚骨醤油ラーメンの新しいスタイルを作りたいと
今までのラーメンにはない方法論を使った一杯でした。
ガーリッククルトンやレタスといった斬新な具は
賛否両論が多々ありました。
しかしリピーターが多かったメニューでもありました。

常に新しい味を求め、挑戦し続けることが
拉通というお店に課せられたテーマだと
開店当初から決めていましたので
レギュラーメニューは定期的に総入れ替えするつもりでいました。
その結果、開業当初のメニューは4ヶ月程で全て姿を消したのでした。

その「黒拉」をいつか再びメニューに出したい。
それは初代黒拉をメニューから下ろした時から思っていたことでした。
ある程度経った時に作ったら、きっと味が進化するに違いない。
それは私を含め、川崎君や工藤君といったスタッフが
必ずスキルアップしているはずと思ったからでした。
今の私たちでは届かないところに、必ずいつか届くはず。
黒拉復活はそう思って温めていた企画でした。

そして1年半が経って、久々に黒拉を作ってみました。
懐かしさでいっぱいの試作作業でしたが、
当時はこのレベルで満足していたのかと驚きもあった試作でした。
そして今の価値観で再検証して、リメイクした「新黒拉」は
新作ラーメンとも呼べる一杯になったかと自負しています。

スープの濃度も増し、カエシのうま味の層も厚くなり
マッシュルームのバターソテーや、一味マヨネーズなど
あの時思いつかなかったアイディアが次々と沸いてきました。
これも1年半様々なラーメンを作り続けた経験があったからこそ。

復活の日は、開店からお客さんが多数詰めかけて下さって
閉店時間よりも随分早く予定杯数に達してしまいました。
中には1年近くご無沙汰だった常連さんも多く
いかに開業当時のメニューが愛されていたのかをあらためて感じました。

また皆さんに愛される味を求めて、
拉通では新しい味に挑戦していければと思っています。

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